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え、ええーと?
またもや、短し
「え、ええーと?
き、君は誰?」
勇気を出して話しかけてみた
「あ、う
わ、わた、私は」
目の前の女の子が何かを言おうとした、瞬間
ガチャ
「おおーい!
まだ目覚めて、って目覚めてんじゃねーか!
よろしくな、人間!
ウチらについては、大精霊様が、話してくれっから!
ウルミ!そいつ、連れて来いよ!
じゃ、先いってから!」
バタン
いきなり入って来たのは、赤い髪の女の子
とはいえ、入った瞬間言うことを言うと、直ぐ様出ていってしまった
「「・・・」」
呆然
私もウルミと呼ばれたうるうるしていた女の子を呆れていた
とりあえず、その大精霊様って人の所に行った方が良さそうなので、
「え、と
ウルミ、さん?
その、大精霊様って人の所に連れて行ってもらってもいいかな?」
「は、はい!
こ、こちらです」
そういうと、ウルミさんは手を引いて大きな広間?の様なところへ連れて行ってくれた
あと、ウルミじゃなく、ルミが名前だそうだ
いつも、うるうるしているから、ウルミと呼ばれているらしい
そして、そこにいたのは森の中で最後にみた、女の子だった