頼み事
「む?
お主ら、遅いぞ」
発言した、女の子
さっき部屋に来た女の子の話的には、
「えっ!
君が、大精霊様?」
私が驚いていると、大精霊様は
「ふむ
…やはり主は、珍しいな」
と、言っていた
?どういう事、だろうか
私が少し頭を傾けていると
「お主、転生者じゃな?」
「!!
なぜ、それを?」
いきなり、転生者と当てられて思わず聞いてしまう
「分かりやすい
転生者と、普通の者は魂の色が違う
と言うよりも、その世界によって、色が違うのじゃ
お主がいた世界は恐らく青、そして、ここの世界は白だな」
思わず少し警戒してしまい
「止めとけ
それに、我がお主を連れてきたのは転生者だからではない」
「では、なぜ?
私の事など放っておけば、この森で私は死んでいたはずだ」
「ほう
さすがに分かるか
この森が、お主が最初に入って来た森ではない(・・・・)と」
「ああ、さすがに私があまり戦闘経験がないとは言え、強すぎる
あそこは、基本的に弱い魔物しか出ないはずだ」
「正解だ
ここは精霊の森
精霊がかなりの数いるから、その魔力のおこぼれを貰っている魔物は、まぁ人間など簡単に食べられるだろう」
おう、マジか
って、まさか…
「私を追いかけていた、あの狼は…」
「かなり、下の方だ」
えー、この森出れっかな?
途中で死ぬかも…
「ただ、あれは変異種だが
まあ、我がお主を気に入ったのは、お主最初に我に会ったとき、逃げろと言ったな」
あ、そういえば、言ったな
まあ逆に助けられたけど…
「それが珍しくての。大抵の人間は助けろだの、何だの喚いて、最悪我を囮に使おうとするからな」
うわ、最低
思わず眉を潜める
「ふむ」
すると、それ見ていた大精霊様が何かを考える様なしぐさをした
「お主、このままではこの森から出れんだろう」
「う」
確かにそうだが、真っ正面から言われるとキツイ
「案内をつける代わりに、ルミとヒノをお主の旅に連れて行ってくれんか?」
ありがたい
だが、ルミはわかるが、
「ヒノって、誰だ?」
「まあ、後で言う
で、どうする?」
ンー、まいいか
困ることも無いだろうし
そして、私はそれを承諾し、その日は泊めて貰った
あ、因みに、ヒノってのはさっき部屋に来た女の子の事らしい




