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ドリームズ ~夢を叶える者達~  作者: HAKU
No.01 希望の『パンドラ』
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最終章 願い

『少女は、自分の世界とケーちんの世界の狭間の穴から、箱を落とす。』


「『今度は、誰が拾ってくれるかな。』」


『少女は、新しいご主人様を想像し笑う。笑っているはず。笑えてるのかな。』


「『壊れた笑顔が崩れてますね『パンドラ』さん。』」


「『『ガナ』ちゃん!? なんで、『ガナ』ちゃんがここにいるの!? ここは『パン』ちゃんの世界。『パン』ちゃんだけの世界だよ!?』」


「『てめぇの力が弱まってたんだろ。ケーちんだっけ?あいつのことでも考えて、世界を維持する力を疎かにしてたんじゃねぇの?』」


「『『パン』ちゃんがケーちんの事を考えてる?ありえないよ。『パン』ちゃんはもう捨てられたんだよ。ご主人様じゃない人のことを考えるなんて。『パン』ちゃんにそんな自由。無いよ。』」


「『アハ!バッカみたい。誰のことを考えるのもアンタの勝手じゃない。』」


「『ねぇ。『ガナ』ちゃん。』」


「『なによ。』」


「『『ガナ』ちゃんは、価値が無くなって、どう感じてるの。『パン』ちゃんは、怖いよ。無価値になるの。皆から迫害されて、命も狙われて。価値をそこなうのが怖いから。『パン』ちゃんは永遠に奴隷なの。』」


「『価値とかそういうのどうでもいいけど。僕は。』」


『後ろを向いていた『ガナ』ちゃんが、顔だけで『パン』ちゃんの方を見る。』


「『楽しんでますよ。誰にも頼られないのは『自由』が得られますから。』」


『空間に消える『ガナ』ちゃん。彼女に向けて、小さな自身の『願い』を呟く。』


「『()も、自由になれるかな?なりたいな。』」

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