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魔血吸の在り方  作者: スクロー
黄昏の出会いと結束の章
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紹介の在り方

最近アクセス数が順調に増えてます、総合のユニークアクセスが2500人を突破しました!

これが、毎日更新の力か・・・!

「それじゃあ他の隊員を紹介しよう!」


そう言うと、ゴウ隊長が訓練場にいる人たちに声を掛けた

全員が集まって来た所で、ゴウ隊長が僕たちに話しかけた


「まずは新人から紹介するぞ!」


そう言って僕たちの紹介を始めた


「こいつらが、遠征部隊の隊員として新しく配属された二人だ」


隊長が、スーハの横に立つ


「こいつはスーハという、これまで南門で討伐部隊の兵士をしていたやつだ、剣はあまり得意ではないようだが根性はあるぞ!」


「よろしくでやんす、あんまり戦闘では役に立たないかもしれないでやんすが、がんばるでやんす」


次に、僕の横に立って、紹介を始める


「こいつはニノマエ ミコトという、ああ、今噂になっている奴だ、皆も知っているだろうが人を襲ったことはないし、魔物を討伐した経験もある、戦闘では頼りになるぞ!」


「はじめまして、ミコトです、よろしくお願いします!」


そういって、僕たちの紹介を終えると、ゴウ隊長は他の隊員を僕たちに紹介してくれた


「まあ私とレフィは知っているだろうから省くとして、まずはこいつからだ」


そういって目つきの悪い少年の横に立つ


「こいつはトダという、昔はライドに住んでいた奴だ」


この少年は黒い髪を短く切っており、黒い瞳をしているし、名前からして日本人っぽいけど、ほりの深さや足の長さがコーカソイドっぽい男の子だ

トダは僕を睨みながら言った


「おまえ、どういうつもりかしらねぇが、仲間に手ぇだしたらただじゃ置かないからな!」


声変わりして間もないような声だったが、僕を警戒しているようだ


「人の話を聞いていたか、こいつは人は襲わないぞ!」


そう言って隊長は笑っている

う~ん、仲良くなれるかな?

次は隣に立っている肌の色が黒い、中東アジアの美女といった感じの人物を紹介してくれるようだ


「こいつはフー・フィオレという、元弓矢部隊の隊員だ、無口だが、人の話はちゃんと聞いてるぞ!」


「・・・」


「よ、よろしく!」


「よろしくでやんす」


挨拶をしてみたが、余り表情の変化がなく、眠そうな顔でこちらを見ている

何を考えているかわからない・・・

スタイルがよく、スラッとしているが、女性特有の膨らみが見られる、わかり易くいうと、


「・・・」ニコニコ


レフィさんがこちらを満面の笑みで見ている

ああ、レフィさんはそういった意味ではざんね「ミコト君?」


「すみませんでした!!」


僕は何故か謝っていた、回りの男性陣は気まずそうに他所を向いてくれていた

皆同じ事を思ってたんだろうな・・・


「ゴ、ゴホン!まあいいじゃないか!次はこの人だ、名をギラ・レイフォス・チョウタイという、魔法の得意な気のいいじいさんだ!」


「よろしくのぉ、若いの」


「よろしくおねがいします!」


「よろしくおねがいするでやんす」


そういって紹介されたのはヨボヨボのおじいさんだ

毛という毛が全て白髪で、顔に深い皺が幾つも刻まれている

長老という言葉がぴったりの人物じゃないだろうか?

ただ何処か、掴めない雰囲気がある


そんな感じで次々紹介されていき、一通りの紹介は終わった


「うむ、こんなところか!全員ではないが、あとは各々で紹介してくれ!それでは、解散!!」


そういってゴウ隊長は、皆を解散させた

紹介を受けて一つ、気になる点を見つけた

皆そこまで僕を警戒していないのだ

討伐部隊で僕は、鼻つまみ者だったのに


ちょっと聞いてみた


「ギラさん、でしたよね?」


「ほっ、どうかしたのかね」


僕が話しかけたのは、ヨボヨボのおじいちゃんだ

一番話し掛け易かったのだ


「僕はこの紅い目のせいで散々魔物扱いを受けてきたのですが、何故皆さんはこんなに普通に接してくれるのですか?」


「ダンナ、それはちょっと・・・」


いきなり失礼かとも思ったけど、回りくどいのは僕には無理だから、直球で聞いてみた


「ほっほっほっ、そうじゃな、ここは遠征部隊じゃからではないかな」


ギラさんはそう言った


「でも、一番魔物を憎んでいる部隊ですよね?」


ちょっと悲しそうな顔をしたが、ギラさんは答えてくれた


「そうじゃ、憎んでおる、じゃから皆、人一倍魔物と接しておるのじゃ」


魔物と接しているから、魔物に似ている僕が怖くない?


「魔物はとても素直なんじゃ、ただ人を殺す、それだけの存在じゃ」


ギラさんが言葉を選ぶ様に、ゆっくりと話す


「じゃから、出会えば殺し合うだけで、話すことはないし、人を騙すこともない、もっとも、人の言葉を話す魔物もいるという話も聞くが、滅多に会うことはない」


「そうか、僕に敵意がないのがわかるから、皆警戒しないのですね」


「そうともいえる、じゃが、それだけではない」


「と、いいますと?」


「・・・皆、死を受け入れておるのじゃ、お主に殺されても、皆文句は言わないじゃろうよ」


・・・それは、いくらなんでも違うんじゃないか?


「お主は居場所を求めてこの部隊に入ったかもしれんが、この部隊は基本的に全てを失った者が訪れる部隊じゃ」


そのとき、なんとなく理解した、全てを失った人が、最後に訪れる理由


「ギラ殿、あんまりな事をいうもんじゃない」


レフィさんが話に入ってきた


「ホッホッホッ、もっとも、こういう者もおるがのう」


そう言ってギラさんは去っていった


「そういえば、レフィさんは何故この部隊に?」


「私か?私はもちろん領土を取り戻すためだ!」


レフィさんは胸を張って答えた


「いつまでも奪われたままでは気が済まん!絶対に取り戻すのだ!!」


そういうレフィさんの瞳には、炎が映ってる気がした


「熱血でやんすね~」


「ところでミコト、おまえさっきフーを見た後、私を見て何を思った?」


僕はぎこちなく目を逸らした

あ、スーハが既に逃亡している


「ハテ、ナンノコトヤラ・・・?」


「おい、こっちを見ろ、オイ」



その後僕がどうなったかは、・・・秘密だ

暗い!暗いよ~~!!話が暗い!

雑多なキャラ紹介でしたが如何でしたでしょうか?

私は限界です

キャラ考えるの超ムズい、またお爺さん出しちゃったし、女性キャラなんてようやく2人目

おかみさん?

ノーカンノーカン!(腕を上下に振るジェスチャー付き)

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