パーティ結成
いや〜戦いの後、冒険者達でおでんは美味しく頂きました!
俺の振る舞ったおでん、冒険者達は珍しいって泣いて喜んでたよ。
気付いたのはこっちの世界の人達コンニャク大好きよね。
串肉とか卵とか手を出さないでコンニャクばっか。やっぱコンニャク芋無いのかねー。
そんな事考えてたらカシムが復活したマシンレディを連れてやって来た。
「流石ですねヒナコデスさん」
「あー!思い出した!勝ったら何でも願い叶えるって言ったろ!願い叶えろ!コラ!」
「良いですよヒナコデスさん、貴女の願いはなんですか?」
うおー!爽やかに返された!願い!願い!何にしよう!やっぱお金か?!
いや待て、此処は異世界、なんか凄いマジックアイテムとかあるのかも!
「ところでヒナコデスさん、私からも提案がありまして」
「ちょっと待ってて!今悩み中!」
「はい」
異世界アイテムで欲しいの何だ?テレポートアイテムとかあるのか?魔法使いになれる巻物とかありそうな、いややっぱ金貨にしとくか、金貨100枚ってどの位だっけかな、銀貨1枚が宿二泊分で1万として銀貨100枚で金貨1枚だから金貨1枚で百万円かよ!10枚が一千万!100枚で億!?すげー金貨!!
「よし決まった!金貨100枚欲しい!」
「そうですか、ヒナコデスさんならいつか手に入れる事でしょう。では私からの提案です、
私と今戦ったマシンレディをヒナコデスさんのパーティに入れてもらえませんか?」
えーと、何だ金貨の話はどうなった?パーティ?
「あの〜すみません願いの方は??」
「ヒナコデスさんの願い、「ちょっと待って」は叶えました。ですから今度は私の提案をご検討下さい」
コロス!コロス!カシムコロス!
俺は無限リュックから有刺鉄線バットを取り出す。
「まぁ落ち着いて下さい、私こう見えてB級なのですこちらのマシンレディもB級、ヒナコデスさんがパーティリーダーとなりますが、パーティランクはB級になりヒナコデスさんが好きなクエストを自由に受けられますよ、金貨100枚も直ぐに手に入れられる事でしょう。」
ぐ、カシムの言い分一理あるぞ。
「マシンレディも貴女と組みたがってますよ、ホラ」
「ガガガ、ギギギ」
わかんねーよ!つかまだその「ガガガ」続けるのかロウジー!?プライドは無いのかロウジー!?
「ガガガ、ヒナコデストクミタイ」
「おお!!マシンレディが喋った!!」
何コレ。
「あの、マシンレディは私の事を怒ってないの?」
「ガガガ、ギギギ」
喋ろよ!!
「どうでしょうヒナコデスさん、私達3人で冒険の旅へ出ませんか?」
冒険の旅!?何と言う心踊る響き!そうだ俺は冒険者!このままだとサボテン工場長とかになってしまう。
冒険だ!冒険が始まるんだ!俺達の冒険はこれからだ!
「わかった!!組もう!!俺達の冒険はこれからだ!!」
「ありがとうございます!ヒナコデスさん!ではパーティ名を決めて下さい、その名で手続きを済ませておきます」
おおお!パーティ名!!俺が決めるパーティ名は既に決まっている!
俺が知るパーティで最もカッコいいパーティ名だ!
いつかパーティを組むならこの名前しか無いとサボテン工場で毎日妄想していたのだ!
「良いだろう!俺達のパーティ名それは」
「それは?」
「赤毛連盟!!」
「あの、ヒナコデスさんは黒髪で私は金髪、カシムさん銀髪で赤毛の方は一人も居ませんですわよ?」
「しゃべったーーーーーー!!!!」
一人で絶叫した俺を放置してカシムは冒険者ギルドにパーティ登録をしに行った。
残されたマシンレディと俺。
「おいロウジー、もう仮面外せよ」
「ガガガ、ギギギ」
「なんか馬鹿にされたみたいになってるけどお前も相当馬鹿だからな?」
「馬鹿呼ばわりは嫌ですわ、とりあえず今日からパーティメンバーとしてよろしくお願いしますわ、ヒナコデスさん」
「しゃべったーーーーーー!!!!」
「それもうお辞めなさい、周囲の皆様が引いておられますわよ」
「ガガガ、ギギギ」
「私の真似もお辞めなさい、とりあえず赤毛が居ない赤毛連盟の仲間としてよろしくお願いしますわ」
「おう!俺達の冒険はこれからだ!!よろしくなロウジー!!」
「マシンレディですわガガガ、ギギギ」
「....おう、よろしくマシンレディ」
「コチラコソ」
こうして俺はこの世界に来て初めて自分のパーティ『赤毛連盟』を作る事が出来た。
工場の朝は早い、俺はパーティ結成祝いを早めに切り上げ明日の仕事に備えて早めに寝た。




