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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
カミルの街
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休肝日

今日は休肝日だ!

仕事中も我慢して酒を飲まなかった。

なんか言ってる事おかしいが気にするな!

つか今日は仕事中の食事も辞めた、朝「サボテン丸くなってね?」そんな会話を聞いてしまったからだ。

最初は俺の出すサボテンが丸くなったのかと思ったが、見た目変わらないサボテンを見て気付いた。

「俺の事だ」と。

そう言えば俺の労働はカロリー消費が低い。リュックの中から物を出すだけだからだ。

だがそれに対して飲み食いは多かった。俺は反省出来る女なのだ!だから食事は控える!

今日の業務が終わって1日ぶりに宿へ帰る途中、事件は起きた。

「初めましてヒナコデスさん、私カシムと申します」

銀髪で長髪、鋭い眼光に優しげな口元、完璧なイケメン、ハリウッドスターって言うかアイドル?

でもって派手な銀色の鎧と純白のマント、で日本刀。

俺は思った。

(変人だ)

いやなんだろうこの感じ。例えばもろ「九州男児」ってのが武士の格好してるのに武器だけエクスカリバーみたいな、エクスカリバー見た事ないけど。

いやいや九州男児は刀持てよって、統一感大事よ?って思ってしまう。

それの逆パターンだね、コイツもエクスカリバー持てよと。お前は日本刀じゃない。

このイケメンがまだ革の鎧とかならバランス取れてたかもな〜、ガッチリピカピカ鎧と古ぼけた刀が違和感有りまくり。あと銀色長髪が刀に合わない。てっぺんハゲてたら落ち武者だったのに残念。

なんだその金曜8時の先生みたいな髪型、トータルで見たらとにかくバラバラだぞお前は。

俺が変人を観察していたら何か言ってきた。

「ヒナコデスさんは機械について何かご存知ですか?」

機械だと!?

この世界に来て機械的な物を見た事が無い、そもそも魔法で解決する世界では機械は必要がないからだ!

そう思った俺は気付いた。

サボテン工場なんで機械化ならぬ魔法化しないの?なんかめっちゃ楽になりそうなのに、ウェックスの奴なんか労働者犠牲にして無いか??魔法化のコスト削って利益取ってるとか。

いやいや今はそうじゃ無い!「機械」と言う発想を持つコイツは何者?しかも日本刀!転生者とかか?

「私は戦う機械を開発しまして、是非この街で最強と言われるヒナコデスさんと戦ってもらいたいのです。

もし戦って頂ければヒナコデスさんの願いを一つ私に可能な限り叶えて見せましょう。」

「その挑戦受けた!」

なんか燃えてきたコイツの言い方!コイツには人をイラつかせる才能がある!

見た目が変人に賢そうに振るまわれると倍イラつく!

カシムとやらについて行って対戦練習場に向かった。

そこで待っていたのは仮面を付けた縦ドリルだった。

「お前ロウジーだろ!!」

「いえいえロウジーさん等ではありません、闘う機械マシンレディです!」

「ガガガ、ギギギ」

うわっ!めっちゃ腹たつコイツら!ストレスゲージが一気に上がる!

「いやだからロウジーだろ!!」

「ガガガ、ギギギ」

「マシンレディは機械なのでしゃべりませんよ」

うわ!ダメだカシム、めっちゃムカつく!

「あーもう良い!ストレス来てるよー!?ストレス!!開始の合図だけよこせ!カシム!!」

「では僭越ながら!青コーナー!!戦う機械!マシーーーンレディーーー!!」

おいおいコイツ絶対転生者だろ!青コーナーってどこよ!?

「赤コーナー!!カミルの街に降り立ったサボテン!

ヒナコデスーーーフラーンケーンシュターイナー!!」

いや女王付けろよ、ただのサボテンか俺!?つかコイツらムカつく!ウエスタン・ラリアットで潰す!

「レディーーーーーファイ!!!!!」



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