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仮契
仮契
「ありがとう。これで長年の私の夢が叶うというものです。
最初の話だけでも、もらえれば、私の方は大成功です。
あとも、我々に作ってもらいたいというような作品に仕上げてみせますから。
私がやるからには、期待を裏切るようなことにはなりません。
私の属する組織は、絶対に関与しないです。
それを担保する内容は、この仮契約書に、すべて入れておきましたから、
私が出せるす限りのものです。そして、それはすべて私個人のものですから。
心配ないです。」
やはり、副社長が思った通り、仮契まで作っていたとは、なんという奴だと、
エリア長は、苦々しく思っていたが、また、ありがたくも思っていた。
面倒な仮契の下を作るという作業が、一つ減ったのであるのだから。




