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地獄のフロム
闇の二人は、建物があった場所の外に立っていた。
建物は、完全になくなっており、その場所は、赤く熱された溶岩で埋め尽くされていた。
地獄のフロム
「サシン、終わったな。」
「ああ、ウシン。では、戻るか。」
その時、ジャングルの中から、ゆっくりとディオとメラの二人が現れた。
それに気づいた闇の者は、二人に近づいていった。
闇の二人の心に、ディオの声が入ってきた。
『ご苦労さん、待ってたぞ。声は出さなくていい。心で答えろ。
お前達が、闇の者というのは、わかっている。名はなんと言うんだ。
お前達が恐れている地獄に行く前に、俺たちの名前も教えてやる。』
『ふざけた奴だな。じゃあ、俺たち闇を知ってるようだから、死んでもらう。
俺がウシンで、相棒がサシンだ。お前達は何者だ。』
『名前は、ディオとメラだ。聞いたことはあるか。』
『転生してきたものか。違うのか。』
闇の二人は、半信半疑ではあったが、このような心の術を使い、気配を消せる奴らで、知られているのは
地獄のフロムしかいないという確信に至りかけていた。
逃げるぞ、と闇の二人は、同時に言った。




