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☀ イストリゲ~ム  作者: 雪*苺
第一週【 異変 】
23/156

✒ 異変 2 / ファミレス

 

 映画を観終わったよしともと私は、かつしげを入れた3人で、お手頃な値段で食事を楽しめるイタリアンカフェのサ◯ゼ◯アで昼食ランチをしていた。

 

 話題は勿論、映画の話だ。

 

 話に盛り上っていた最中に、私の携帯の着信音が鳴った。


 

惠美

「 誰だろ?

  出てもいい? 」

 

善朋

「 いいよ、誰から? 」

 

惠美

「 ちょっと待ってね。

 えーと……、ようからだ 」

 

善朋

ようちゃんから?

  なんて? 」

 

惠美

「 んーーーとね、飛行機事故があったみたいだよ 」

 

善朋

「 飛行機事故?

  日本で? 」

 

惠美

「 ううん、海の上でみたい 」


 

 私はようから受信したメールの内容を2人に見せた。

 

 かつしげよしともはスマートフォンを取り出すと、今日きょう起きた飛行機事故を調べ始めた。


 

克慈

、見てみ 」


 

 かつしげが私に画面を見せてくれた。


 

惠美

ほんだ。

  でも、なんようは私にメールしてたんだろう? 」

 

克慈

「 聞いてみればいいよ 」

 

惠美

「 そう、だよね 」


 

 私はかつしげに言われて、ようにメールを送信した。

 

 暫くするとようからのメールを受信した。

 

 その内容に私は暫し言葉を失う事になった。


 

惠美

「 ……ねぇねぇ、搭乗者リストに載ってるこの名前って…… 」

 

克慈

れ?

  ──ああ、同性同名かも知れないだろ。

  ちゃんの知り合いなら、つうじて連絡がるよ 」


 

 かつしげは興味無さ気に雑誌に目を向ける。

 

 気にならんのかいな!

 

 よしともほど気になるのか、私の携帯を使ってようとメールを始めていた。

 

 私も気になるからよしともが読んでくれるメール文を懸命に聞く。

 

 そんなよしともと私を一切無視して、かつしげは雑誌を読み耽っている。

 

 ほんに連絡をして確認したかったけど、生憎な事によしともも私もの連絡先を知らない。

 

 私は杏菜に連絡を取る事にして、善朋に携帯を返して貰った。

 

 杏菜の連絡先を知っているのは、智沙と私だけだ。

 

 杏菜が居なければ智沙と連絡のしようも無い。

 

 一週間前の集まりも、言い出したのは多分、智沙だろうけど、智沙は私の連絡先を知らない。

 

 私は杏菜に『智沙には絶対に教えないで!』と念押ししていたからだ。

 

 私は杏菜から『集まろ〜』と、お誘いの連絡が来たから、蓉子,善朋を誘っただけ。

 

 克慈は集合場所まで私を乗せてくれただけ。

 

 克慈は帰っても良かったのに、何故だか帰らずにそのまま参加……。

 

 季喜は善朋の家に泊まりに来ていたらしくて、暇潰しに参加したらしい。

 

 私も蓉子も智沙が来るなんて知らなかった。

 

 なもんだから智沙の姿を見たとたんに気分が沈んだけれど、季喜だけは嬉しかったんじゃないかな?


 

惠美

「……、アナちゃんに繋がらないよ……。メールしとこ。見てくれたら多分、連絡くれると思うし?」


 

 私は杏菜にメールを送信して携帯を閉じた。


 

克慈

「もういい? この後、どうしたい?」


 

 読んでいた雑誌を閉じた克慈は私に聞いてくれる。

 

 克慈は何時もそうだね。

 

 何に対しても興味無さ気な克慈だけど、私には気を使ってくれる。


 

惠美

「朋ちゃんはどうするの? もう帰る?」

 

善朋

「僕はもう一本観たい映画があるんだ。時間まで適当に時間潰しとくよ」

 

惠美

「そっか。私は帰ろうかな? あっそうだ! 折角だから〜、克ちゃん途中で古本屋さん寄って欲しいな〜。探したい本があるの。……いいかな?」

 

克慈

「ゲームの攻略本だろ。まあ、いいよ。じゃあ、出ようか」

 

惠美

「はーい♪

(やったぁ☆ 久し振りに古本行けるぅ〜♪ 欲しいのあったら買い漁っちゃお〜と♪ ━━ってか、何で分かるの??)

朋ちゃん、今日はありがとね。また、映画観ようね」

 

善朋

「うん、またね」


 

 善朋が手を振ってくれるから、私も手を振った。

 

 善朋を店内に残し、克慈と私はサイ◯リアを出た。

 

 サイ◯リアを出て、そのままリバモシティの屋上駐車場へ向かい、克慈の車に乗り込む。

 

 克慈は車をブック◯フへ走らせてくれた。

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