再びギルドへ
ズスのギルドに帰り着くと
外ではギルド職員が避難者のために
夕飯の支度をしていた。
今夜はここで夕飯が
振る舞われるらしい。
俺たちはギルドに入り
職員に教会の様子と
今日あったことをを伝えた。
ギルド職員は感謝してもしきれない
といった様子で頭を下げた。
職員の話によると
ここのギルド職員のほとんどが
竜の被害に遭ってしまったそうだ。
そのためズスのギルド職員だけでは
運営が難しく、
俺たちが訪れた都市
ゴールドシャワーのギルドの職員が
応援に来てくれたのだ。
外でご飯を作ってくれているのも
ゴールドシャワーの職員だ。
一番困っているのは水。
竜に引き裂かれた大地は
水脈までおかしくなってしまい、
井戸が枯れてしまった。
店も潰れて買うことが出来ない。
次に困っているのが食糧だ。
避難者たちは
よっぽどの事情がある人を除いて
2階と3階に避難していた。
1階はモンスターが侵入したことがあり、
基本的に空けてあるのだそうだ。
だから1階には人が少ないのだ。
俺たちはギルドの1階の空いている所に
寝かせてもらえることになった。
「そろそろご飯できるかなー?
なにかな、
楽しみだなー!」
「ダメよ。
ご飯は避難者さんたちのものだから。
わたしたちは持ってきたものを
食べましょ?」
俺たちは自分たちで持参した
非常食を隠れてこっそり食べた。
ご飯を食べ終わると
疲れがどっと押し寄せた。
ものすごく溜まっていたので
俺たちは今日の反省会をする間も無く
泥のように眠ってしまった。




