番外編
夜の町、ネオンが眩しく光る中、一台の自動車が交差点にさしかかる。
う~~う~~う~~~~
俺はサイレンを鳴らし赤信号を無視し交差点を通過した。
夜の街はあやしい光を放っている。
現場には既に赤い光を放つ車が複数いた。
俺は愛車を乱暴に止めると大理石が惜し気もなく使われたエントランスを抜けエレベーターに乗り23階のボタンを押した。
現場には見馴れた顔があった。
「おう、安西。」190㎝の巨漢は振り向き目をあわせると顔が緩む。
「ああ、岡本さん。」マンションの一室に入り廊下を歩く。
「被害者は?」
「フリーの記者だそうです。眉間に穴が空いていました。即死です。」
俺は人型の白いテープや黒い印に注意しつつ窓を見る。窓には2つの穴が空いていた。
「一つは被害者の眉間に、もう一つはUSBメモリーに……使用された武器は現在調べています。おそらくプロの仕事です。」
「USBの中身は?」
「鑑識に持っていきましたがダメでした。」
安西はそこまで言うと部屋を出ていった。
俺はベランダに出た。
タバコに火をつけて吸った。
白い煙は夜の町に消えていった。
それからご5日後、上からの圧力で捜査はお蔵入りになった。
誤字脱字はすみません。
超不定期更新を継続していきます。
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