第二十三話
フォンロック城 中庭
バタバタバタバタ……
第三騎士団所属の第五竜騎隊に連れられそいつらは現れた。
空気を弾いたような音を響かせながら王都の上空を飛び我々のところまで飛んでくるそのさまは言い知れない恐怖を掻き立てた。
「………なんと面妖な」
隣で第一騎士団長が呟いた。
どこか憎々しげだ。
UH-1Y
「おお、異世界の都市ってこんな感じなんだな。」 「隊長、メイドっているかな?」「ネコミミ……じゅるるるる」
輝はこのうるさい連中を無視し前を見続ける。
すると前の城から何かが飛び立ちこちらに向かってくる。
「恐らく竜ですね。先導に寄越すと言っていましたから。」機長がそう言うと隊員は前を一斉に見る。そこには確かに竜とそれに乗るネコミミの騎士が………
「「ネコミミ‼」」「「竜美味しそう‼」」
………
俺の隊はダメかもしれない
フォンロック城 中庭
バタバタバタバタ
中庭の整えられた芝生の上にドスンドスンと着陸したものから次々、人が出てくる。
黒い装備を着けた男たち恐らく護衛、洗練されたその動きから彼らは軍の中でも精鋭部隊なことが伺えた。
一人の男が赤い棒を取りだし上にいる大型の物体に振っている。
間もなく大型の物体が降りてきた。
着陸すると後ろから続々と現れた。
どうやら彼らが今回の交渉人のようだ。
岩倉はオスプレイから降りるとすぐに複数の人を確認した。真ん中に王冠のようなものをつけている人がいた。岩倉は王様と思われる男に向け歩きだした。
「ようこそ、ダイナ王国へ。余はダイナ王国の王だ。」
「これはこれは王自ら出迎えてくれるとは光栄です。申し遅れましたが、私は日本全権大使の岩倉と申します。」
両者は歩みより、お互いに握手を交わした。
これが日本とダイナ王国の長い付き合いの始まりであった。
誤字脱字はすみません。
暫くは超不定期更新を継続していきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。




