第二十二話
久しぶりに投稿します。
10月にAO試験です。
暫くは超不定期更新を継続していきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ダイナ王国
王城 フォンロック
長机にはこの国の要となる大臣たちが座り論議を交わし、王は真ん中でその話を聞いていた。
「………であるからして、今のところ戦争を起こそうする動きは見られない。」
ヤノワールはそう結論を出す。何人かが頷く。
「詭弁だ‼すでにこの国の要たるこのディアゴ湾、セルク諸島を押さえられている。どんな要求をしてくるかわかったものではない‼」
軍卿がそう言うとそうだそうだと何人かが言う。
「………が、我々も砲艦外交をしてきた手前、彼らを表立って非難はできない。」
過去にダイナ王国は砲艦外交を行いこちらが有利な条件を呑ませたことがあった。
「軍はあの艦隊に勝てるのか?」
ここで、外務大臣が鬼門を軍卿の前に出した。
軍というのは戦わずして敗けを認めることはできない。それは軍の存在意義に関わるものだからだ。
「我が軍は王の命令あらば万全を期してあの艦隊に戦いを挑みます。」軍卿は迷いなくそう言い切った。
「……軍卿、貴様の気持ちはわかった。余は嬉しい。だが、まだ日本からなんの話もない。それが終わってから戦っても遅くはない。」
王は静かにそう言った。
そこに近衛が部屋に入る。
「報告します。日本艦隊から飛行物体が多数フォンロックに向かってきます。」その報告に大臣たちはついに来たかと渋い顔を見せる。
しかし、王は違った。
「どうやら、来るようだな。確か中庭だったか?」
「は、中庭に降り立つとれんらくがありました。」
「迎えにいくか、中庭へ」
王はそう言うと軽やかな足どりで部屋を出る。
それにつられ大臣たちが慌てて止めに部屋を出る。
長机の下にいた虫も窓の外へ出ていった。
軽空母 葛城
飛行甲板は活気にあふれていた。
V-22オスプレイはローターを回し初める
キュンキュンキュンバタバタ
甲高い音を響かせながら徐々に加速していく
「岩倉さん‼乗ってください‼」
大久保がローター音に負けないように大声を上げる。
「もういいかね?」岩倉はプレスに向けそう言うと表情を崩した。
そして返事を待たずオスプレイに乗り込む。
扉が閉まり、ローターが更に早くなる。
そしてオスプレイは海の上に浮かぶ切手から大空に飛んだ。
戦艦 信濃
信濃後部甲板ではUH-1Y三機が飛び出そうとしていた。
「たーいちょーー‼早く乗ってください‼」
「……えーと、そろそろ行かないといけないんだけど……」
輝は抱き付いている信濃にそう言うと腕をはずそうとするが
ぎゅーーーう
「いたい、いたい、いたい!」
信濃は更に腕をきつくする。
「艦長、そろそろ時間です。離れませんと風圧の影響で海に落ちます。」副艦長は諭すように言うが信濃は一向にはなさない。
輝としては2つの柔らかいものが当たっているため悪いきはしないが、いつまでもこうするわけにはいかない。
輝は一つ溜め息をつき信濃の耳に囁いた。すると信濃は驚くほどあっさり引いた。
「へへへへ、ふふふふふふふ。」
信濃の声は幸いにもヘリのローター音にかきけされた。
輝はすぐに乗り込み扉を閉める。
それと同時にUH-1Y三機は飛び立つ。
窓から見える景色は壮観だった。
戦艦信濃初め軽空母3隻を含む約40隻の艦隊、その上空に上がってくるのはAH-1Z、AH-1W、UH-1Y、V-22の計30機のヘリの編隊は力強いものだった。
誤字脱字はすみません。
合間、合間に書いているので文章構成が少し変かもしれません。
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