第二十話
続けていきます。
戦艦信濃 9月20日 午前10時
ダイナ王国の使者のマーシャルは信濃艦内に通されふかふかのソファに座っていた。
一見無表情の彼だが内心は荒れていた。
(何なんだ‼この艦は‼我が国の一等戦列艦の6倍の全長に帆がなくとも30ノットはだせて、鉄で出来ていて、大砲もとてつもなく大きい。一体全体どんな魔法で作られたと言うのだ、費用もバカになるまい。それに耐える国力、作る技術者、長年積み重ねた感じがある美しいとも感じる設計、すべてが桁違い………いや、次元が違う。)
そんなことを思っていると扉がノックされ三人入室する。
一人は私と同じくらいの年齢の人。
一人は私の息子と同じくらいの年齢の青年。
一人は私の娘と同じくらいの年齢の女性。
挨拶もそこそこに本題に移る。
「貴殿方は何処から来たのですか?」
(さぁ、何が出てくるか……)
「私たちは日本と言う国から来ました。」
(日本?聞いたことがない……)
「失礼、私は日本と言う国は聞いたことがありません。よろしければ、どういう国なのか説明してくれませんか?」
「……そうですね、我が国、日本は貴殿方の国から見て東側に位置します。今回来た目的は海を隔てているとは言え隣国、なので我が国は貴殿方の国と友好的関係を築きに来ました。」
(………あくまでこの場では情報を言わないと…まぁそれはまだいいとしよう。それより…)
「ほう…このような大艦隊が友好的と?」
「……これはあくまでデモンストレーションという域を脱していません。我が国としては友好的に貴国との交渉をするために出すに値する艦隊を出したまでです。」
「………わかりました。会談についてはまた連絡します。」
「わかりました。また、会える機会を楽しみにしています。」
こうしてダイナ王国と日本の初コンタクトは終わった。
誤字脱字はすみません。
短くてすみません。




