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高山殺人行1/2の女 感想文

《高山殺人行1/2の女》は御手洗潔や吉敷竹史シリーズに属されず、独立な物語です。愛人のアリバイを作るために、主人公の女性はいくつの危険に遭遇し、何度も記憶を喪失した話です。


初めてこの作品に出会ったのは、高校一年生の頃だったが、読み切るまでかなり時間をあけていました。主人公目線で得た情報が、まさか後半で覆され、まったく違った真相を示したという流れが一番印象深かいでした。

作中に殺人事件はあるものの、一番の謎がそこではなく、アリバイ作りの途中の不思議な現象にありました。一回目で推理成功できたので、少し達成感を味わえたと同時に、このような作品の書き方もあるんだと知って、とてもわくわくでした。

本格ミステリー小説にとって、謎は不可欠ですが、殺人事件はそうでもなかったです。この点について、この作品がとても優秀だと、私はそう思います。手元に原本がないため、また、ネタバレにならないように、これ以上原作の内容を語らないようにしましょうか。


今回の改編作についてですが、アリバイ作りをメインにすると、さすがにパクりになりますので、「殺人事件ではない事件」を中心にします。そして、せっかくなので、主人公を別のキャラにして、綿とやなには休ませてあげます。


最後に、前編の改編作について。

結局やなを、見えない状態から脱出させることはできませんでした。

ただ、綿とやなの感情を、より細かく描けることができて、綿の語りから感じられる感情の変化も、いつも感動させてくれます。

また、新しく登場した桜内と、久しぶりに出てきた篁さんのこともあって、今後も色んなキャラクターに登場してもらおうと考えております。

ちなみに、今回の改編作中に蒔いた伏線を、今後の物語(今回かもしれない)にも解明されると思いますので、引き続きよろしくお願いします!

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