14話までの登場人物、及び設定の紹介について
エクス・イン・ザ・アポカリプスをご愛読してくださり誠にありがとうございます。
今回は14話までに登場する主人公やヒロイン、登場する用語の一部について解説していきます。
・主人公:エクス(性別:男 本名:不明 身長体重『推定』:175cm前後、体重75キロ前後)
記憶を失っており、なぜ自分がここにいるのか、また、自分は何者なのか不明であり、目覚めた場所も人体保護フィルターと呼ばれる容器だったりと謎が多い人物である。
その一方で銃火器の使い方を知っていたり、初歩的な社会常識などに関しては知っているので、少なくともある程度の教育を受けてきた人物であると現時点では推測される。
14話までの所持品は、衣類以外にウエストバッグとSIG社製のP220拳銃………略してSSP220を2丁有しており、拳銃の扱いに関しては標的に対して正確に射撃を行うことが可能である。
・ヒロイン:アヤ(性別:ロボット 刻印コード:不明 身長体重:165cm、50キロ)
(イラストはポチンコフさんに描いていただきました)
北岡山精密工業製(North・Okayama・Precision・Industry…略称はNOPI)の生活支援用ロボットとして民間用に製造された女性型ロボットである。
日本国において、2020年代後半から少子高齢化による人手不足が顕著になっている現状を踏まえてロボットに労働の一部を負担するようにして以来、日本国ではロボットに対して単純作業だけでなくより複雑な作業を行う必要性が講じた。
その為、人間のように会話・思考が可能なロボットの開発が進められた結果、アヤのような思考回路を搭載したロボットが誕生したのである。
アヤは北岡山精密工業製ではあるが、生物災害の影響を受けて刻印番号は振られていない状態で出荷された上に、アヤ自身もエクス同様に記憶がないのだ。
とはいえ、アヤの記憶というのはロボットとして製造されて思考回路が起動した時に行うロボットの用途に応じて振り分けられるパラメーターのことであり、初期出荷の際にはロボットに必ず行われる工程なのだが、アヤにはこれが行われなかった。
故に、アヤにあるのは予め彼女の思考回路にインプットされた人間社会に必要な基礎的な知識と、保護施設内と生物災害に関する情報のみである。
さらにいえば、保護施設の場所に関しては規定プログラムに違反してしまうのと、保護施設周辺の地図情報の取得が出来ないようにされている為、何処にいるのか知る術を持っていない。
本来国内用の民間ロボットは武器の所持及び使用を禁じているのだが、アヤは本来であれば欧州向けに輸出される予定だったらしく、欧州の法律に基づいて自衛の為の牽制手段として、雇用主や周囲の人々が襲われそうになるような危機的状況に陥った場合にのみ武器の使用が許可されている。
その為、アヤはエクスが簡易充電器と共に持ってきたレミントン製のショットガン、M870MCSを使用している。
なお、銃を撃ったことがないのでM870を片手持ちの上で射撃を行うという荒業をやってのけることができる。
・生物災害及び感染者について………
物語の半年前に東欧を中心に終末論を唱える過激派宗教団体「フーストの森」が欧米の生物学の研究者を拉致して作らせた生物兵器が「チェルノボグ」である。
この人工的に作られた生物兵器は空気に出るだけで死滅してしまうが、血液を媒体にして増殖を繰り返し、接触感染と血液感染によってその被害を広めていく。
この兵器が恐ろしいのは、その感染力と変異性であることが挙げられる。
感染すると最短で10分、遅くても24時間以内に身体に過剰な肉体変異が起こり、脳の機能不全、多臓器の急激な変化を起こした後、他者に感染を広げるために異常などに攻撃的になりやすくなる。
この恐ろしい生物兵器は、あろうことかフーストの森で事故により拡散され、この宗教団体の本部があったウクライナから陸続きに東欧諸国、ロシア連邦に被害が拡大し、世界保健機関が非常事態宣言を発令するまでに一週間程度で欧州全土に被害が拡大した。
日本は島国という地理的な理由で生物災害が来るまでに少しだけ猶予が出来る。
その猶予の間に軍による生物災害への防衛出動が命じられた。
海上は海軍によって厳重に封鎖され、政府高官や有力者など日本国にとって必要な人材の保護を目的とした『生物災害に対する政府関係者及び技能者の保護』によって全国各所で地下核燃料貯蔵施設や核保護シェルターなど守りが厳重な施設に述べ20万人の人間を退避させた。
また、ロボットなど製造するのにコストの大きい物などは保護施設から最寄りの工場や販売店などから軍が主導で接収を行った。
そして、海軍の海上封鎖を突破して日本にチェルノボグが上陸し、僅か2週間程度で離島を除くほぼ全土が感染者によって制圧されたのであった………。




