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アズラエルの灼熱の地獄特訓‐修羅場の煉獄火事場鉄火場etcetc

 

  

「地獄の特訓するわよ」


「なんでや、嫌やぁ!! ワイはソレに耐えられんのやぁ~!」


「似非関西人になっても無駄、貴方にはソレに耐えて飛躍する絶対の義務がある」


 残念ながら、彼には地獄の特訓を通じて、神に限りなく近い精神を身につけて、真理を幾つも究めて突き詰めるような、そんな運命と人生しか許されていない。


「うがわぁあ、でぼらばぜらはむんと」


「死んでませんよね?」


「シンデナイヨ、ボクチョウゲンキ」


「ならば、これから大自然の驚異を超越して、貴方が超大自然になってもらいます」


「意味分からないよ」


「片言喋りは嘘だったんですね」


「それにしても、なんでこんな辛いことせえへんといかんの?」


「人間、辛いことを経験せずに、高次元の上位概念や真理を感じることはできないのですよ」


「本でも読んで、じっくり徳を積むんじゃだめなのかいな」


「ダメです遅すぎます、ノロノロしてたら、あっという間に老いぼれてクソ老人になってしまいますよぉ?

 それに、若い内にソコに至らないと、ハッキリ言って話になりませんからね。

 あと、理解するので無く、感じれないとダメですし、本では情報が限定されすぎます、ボトルネックが大きすぎるのです」


「なんとなく言いたい事は分かるね」


「そうでしょう、さあ、これから貴方は死ぬよりも辛い事を経験して、強制的に生まれ変わって転生するのですぅ」


「転生って」


「今の貴方は弱いのです、死んで生まれ変わって、より強くなるために、試練を乗り越える必要があるというわけです」


「それって、何時まで続ければいいのん?」


「そういう考えは捨ててください、永遠くらいに考えてくださいよ」


「考えられないよ、心労で死んじゃう」


「それじゃ、まずはそれで死んでみてください」


「いや、無理」


「無理ならやはり、実際に死ぬ思いをしてもらうしかありませんよ」


「いやだよぉ~」


「嫌でも何でも、その道しか無いんですよ、掛け値なしにね。

 所詮は私達は物質です、機械を複雑にした事象や現象、そういう存在でしかありません。

 だから強度のできる限り強い情報を、全ての感覚をフルに使って入力して、高次元の脳を保たなくてはいけない」


「時間かけて、じっくりやってこ」


「だからそれでは遅いのですよ、時間は有限なのですよ」


「そうだ、時間を無限大にする為の研究とかしよ」


「そんな方法がないから、圧倒的なる力技で貴方を改造しようとしているのです」


「もう改造人間にしてくれてもいいから、特訓やだ、死にたくなる」


「それくらいが、本当に丁度良いのです、我慢してください」


「むーりーーー!!!」


「この、言うこと聞かないと、より辛い無意味なお仕置きしますよぉ!!」


「ひぃいいい!!!ごめんなさいぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」


「さあ!! 苦労するか?!努力するか!? 堕落するか! 死ぬかですぅ!! 無意味に貴方は私に殺されますかぁ!!」


「殺してぇ!!」


「今の貴方を殺して、新しい人間としての尊厳を傷つけられた貴方が無意味に発生するだけですが? それでもいいの?」


「うぅ、そんなぁ、、、」


「ほら、早くはやく」


「急かさないで、傷ついたこの身を回復させてるの」


「無用です、傷ついてる時に、更に追い詰める、そこから得られるものもありますぅ」


「うがぁあああ、勝手なこと言うなぁ、休ませてよぉ!」


「いや! だめぇ!」


「むがぎゅ、あがぱ」


「さあ、私が貴方を導きます、付いてきてください」


「やだぁ!!!やだぁああああああ!!!!」


「うるさい!だまれぇ!!」


 私は彼を強くする、それは決定事項、彼が強くなる事が私の強さになるから。

 そして生まれる幸福や後付的な運命のプラス要素は、この世界全体的に見て、必ず収支がプラスに大きく傾くと確信するが故に、わたしの信念は一切揺るがず傲岸である。


「灼熱の特訓!!」


「地獄は終わったのか、、」


「更に上位概念です!」


「やだぁ!!!」


「だめぇえええ!!!」


 逃げようとしたので、わたしは彼を抱え上げてお尻をペンペンした。

 彼は限界まで恥ずかしそうにして、性的に感じてるみたいになった、凄い興味深い、うんホントいい顔してるね。


「ふぅ、さて」


「こんのぉおぉおおおお!!」


「うっりゃぁあ!!」


「あべしぃ!!」


「修羅場を幾度も乗り越えてぇ! つよくなるぅ!べし!」


「やだよぉ!!」


「嫌でもやるのぉ! というより無理やりやらす!」


「うぅ、なにすんだよぉ」


「ずっと走るぅ! 死ぬまでねぇ!」


「そんなトレーニングがあるかぁ! 非科学的すぎるわぁ!」


「論理的に理論的に考えるなぁ!馬鹿に成れぇ!限界までなぁ!そんな貧弱なモノが通用する世界だと思うなぁ!うがぁあああ!!!」


「いやぁ!!!けだものぉおおおおお!!!」


「うわがぁああ!!!」


 私は彼を襲った、辱めて踏んづけて蹴っ飛ばして、ボロ雑巾みたいにしてやった。


「準備運動はそれくらいでいいかぁ? 死ぬ準備は整ったかぁ!」


「んなモンできるか」


「ほお、まだまだしっかり息の根とめてやらんと、お前は立ち上がれないのか」


「うわああ!!わかりましたわかりましたわかりましたぁあああ!!!!」


「おっしぃ!! それでは始めるぞぉ!はじまるぞぉ!!」


 引っ張らないと付いてこれない人だ、しかたないしかたない、私は彼の唯一の導き手なのだ。


 その後、コイツには修羅場を潜らせて、わたしの定めるあるラインを超えるのを確認する為に、手段を尽した、そして遂にソレは成った。


「煉獄!火事場の特訓だぁ!!」


「おお、なにすんだ」


「他人を殺せ、殺して殺して殺しまくれ、そうすりゃ、もう人間をやめざるをえないさ」


「バッカやろうがぁああああああああああああ!!!!!」


「いやマジな話だよ、お前は既に人間の臨界を極めている、それが重要だ。

 普通ならな、他人を殺す痛みに耐えられず、痛みが麻痺するモンなんだよ、それが精神的な痛覚だ、痛覚が死ぬんだよ。

 だがお前は、誰よりも強く感受性を今まで極めてきた、今までの訓練は、この最後の特訓を最高の形でする為の慣らしみたいなもんなんだよぉ!」


「くっ、くだらねえぇ、お前みたいな魔王と一緒にそんな事するくらいなら、俺は死ぬ! 俺は一人でこれからは生きる! あばよぉ!」


「だめだめぇええええ!!! やだよぉ!!!」


「くそが、離せくそぉ」


「アウレカは私が嫌いなのぉ!!」


「だいっきらいじゃぁー!!!」


「ダメなのぉ!!!」


「くそがくそが、ごみくずがぁ!」


「このやろうがぁ!!!」


 私はコイツに陵辱の限りを尽した。


「はぁはぁ、思い知ったか、おまえは私のモンなんだよぉ!」


「ぐっげぇ、、」


「おらぁお前ってやつぁ、優しくしてやれば付け上がりやがってよぉー、私が可愛いうちに言う事を聞けってんだぁ」


「誰がかわいいってんだぁ」


「わ・た・し・だぁ! よっし、それじゃこれから毎日家を焼こうかぁ!!」


「誰が焼くかぁ!!」


「ふん、どうせ殺され掛かれば、他人よりも自分を優先するお前が、口だけで言ってっろ、もちろん性的な意味でもなぁ」


「俺は、そんなことは、しないぃ」


「いやするだろぉう、お前は今まで散々だった、不幸を際限なく積み重ねて、無上の苦痛と痛みに絶望した。

 そして、それなのに絶望し切らなかった、私が調整したとはいえ、つぅーことは、お前は自分のためなら、何でも乗り越えられる、踏み砕くタイプだろうよ」


「なん、、だと」


「お前は、今まで自分自身を際限なく、なんの感慨もなく殺してきた、殺人鬼、殺戮狂いなんだよ、わかってんのかねぇ?

 今までどれだけ自分を苦しめてきたよぉ? 死ねばいいのによぉ、その方が圧倒的に楽だろうよ、なのにだ、死ななかった、自分を殺してきたんだよぉ。

 つまりわだ、それは他人にも同様に適応されるはなしっつーこと、自分を殺すように、お前は他人を殺すんだよ、自分可愛さに自分を生かすためにな」


 これは暗示だ、呪いのように掛けられる魔法の言葉に等しい。

 コイツは自分自身が”そういう奴”と思うことで、これから先もっと強くなれるだろうねぇ。


「おれは、、、」


「分かれよ、お前は今まで何万回も自分が全く変わってしまうほどの事に耐えて、自分を殺して無くしてきたんだ。

 だからだ、お前は自分の為に他人を殺すだろう、わたしは断言しよう」


 わたしはコイツの首筋にクスリを打ち込んだ。


「ぐぅ、なにをしたぁ、ぃぃ、、、」


「これは毒薬だ、放っておけば、のた打ち回って最終的に死ぬタイプの」


「おまえぇええ!!!」


「案ずるなよ、わたしの命令を忠実に完遂すれば、その度に解毒薬をやるよ。

 それを繰り返して強くなる以下エンドレスで死ぬまで続けるのが、最終で永続するレベリング、最強を目指す特訓なのさ」


「そんなんで、強くなるかよぉ、、、」


「なるだろ、お前が殺して精神に最上級の痛みを感じ続ければ、コレまでとも比較にならん強さを得られる。

 お前は奪った命を償うために、罪悪感を無上に抱えて、それを糧にできるようになるんだ、エネルギーとしてそれは莫大と言えるんだ、わたしが証明しよう」


「うぅぅぅぅ」


 もちろんの話だが、コイツは誰よりも善良で優しいからこそ、それが可能になる、殺すことに何も感じないならば意味が無い。


「さあ、見せてくれ、強さの限界を、その先に何が在るのか、わたしはそれにのみ興味があり、宇宙の真理を、それをすら超える何かを、それに見出しているのだから」


コレは私には出来ないこと、他人に強制されなければ、絶対のレベルで難易度の高いことだったんだ、私は知っている。

 だから、コイツにそれを私は託した、最高傑作を作り上げることで、私は私の優位性を世界に示すのだ、まるで子育てのようではないだろうかぁ?これはぁ。

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