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転生したゲームについて

乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私。見た目はオレンジの髪と瞳の色で、つり目なのだ。髪型もツインテールで見事にテンプレなツンデレ令嬢にしか見えない。性格がツンデレかどうかは置いておく。お父様や母方の祖父母曰く髪色と瞳の色以外は母親の幼少期に激似らしい。

なお、お父様は私と同じくオレンジ髪と瞳で、端正な顔立ち。漫画とかで言うとクールな美形タイプ。年齢は30歳になっているのだが、20代前半でも通りそうな若々しさ。前世にいたら、若い男性アイドルと張り合っても圧勝しそうなビジュアルである。しごできだが、性格は愉快犯な所がありそう…。亡くなった母と私を溺愛中。

お兄様はお父様の幼少期はこんなんだったんだろうなと思わせる美少年。髪色と瞳の色は母のを継いで、黒髪と紫の瞳である。現在10歳。性格は良くも悪くもニュートラル。感情表現が乏しい上に本人も自分の感情に無頓着な印象。見た目も相まって大人になったら、「冷たい人」って言われちゃうタイプになりそう。でも他人の話はよく聞いてるみたいだし、他人の感情への理解はある。記憶取り戻す前のわがまま娘な私の無茶振り(遊び)にも付き合ってくれていた。多分根は優しい?と思う。多分。


さてさて私が転生した乙女ゲームの話だが、タイトルは思い出せないけど、とりあえず、フリーの男が全くいないゲームだった。意中の相手と恋愛するには略奪しかないと言う状況。攻略対象全員に婚約者がいるのは当然として、モブにも婚約者がいる徹底ぶり。なんなら、男爵家の次男や三男にもいるぐらい。ヒロインよ、どんだけガッツのある肉食系野心家女子だよ。ルートによってはほぼ単独(一応NPCはいる)で魔王を倒すぐらいだから、色んな意味で強強女子なのは確かだが。

結婚エンドは攻略対象者の好感度が80を超えているかつある条件を達成するとたどり着くエンド。なお、好感度が60以上80未満あるいはある条件をクリアできなかった時が、学生時代のお付き合いだけで終わる恋人エンド(通称お別れエンド)となる。友情エンドは好感度50以上60未満の時。好感度50未満の時は魔王を倒せたかによって聖女エンド又は世界滅亡エンドとなる。


ここで出てきているある条件だが、攻略対象者の好感度によって、婚約者の令嬢達と勝負する展開がある。そして、勝負に勝ち続けると令嬢が身を引いて、攻略対象者と結婚することができる。なお、勝負は5回あり、4回以上は勝たないと結婚エンドには辿り着けない。結婚エンドに入ったとわかる台詞は「あなたにだったら、彼を任せられるわ」と言われることである。まあゲームの仕様と言ってしまえば身も蓋もないのだが、攻略対象者を賭けて(懸けて)戦うと言うのは『攻略対象者=景品みたいだ』とSNSで言ってた人もいたなぁ。

そして、私はライバル令嬢と言われる婚約者達の中の例外。ヒロインに対して、嫌がらせをしまくる悪役令嬢ポジションの王子の婚約者なのだ。

やってた嫌がらせは悪口を言う、ドレスを汚す、物を隠す・壊す、空き部屋に閉じ込めてデートの邪魔する、そして最後はヒロインを殴る(ヒロインのレベルによっては未遂)と言うものだった。これらの対応を選択肢やミニゲームで攻略すると言うものだった。地味にきつかったのは、閉じ込められた空き部屋からの脱出ゲームだ。制限時間内に空き部屋から出て、攻略対象者(殿下)と合流しなければならない。1分で。……初見無理やろ!!となりました。何回も繰り返してもこのミニゲームだけクリアできないと嘆くプレイヤー(同士)も多かったですねー……

まあ器物破損とか傷害罪はあるけど、殺人とかそういう重犯罪はしてなかったから、結婚エンドだと環境と戒律が厳しい修道院(刑務所に近い扱い)に送られてたはず。恋人エンドでは普通に結婚して王子妃になってたなぁ。まったくお咎め無し?とビックリした記憶がある。まあ王子妃になれても本当にお咎め無しだったかはわからないけど。

とりあえず、処刑エンドや実家没落とかの酷いエンドはなかったから、断罪回避はそこまで必死じゃなくてもいいかも……


むしろ、お父様がなんかやらかしそうで怖いんですが!!!

そっちか、そっちの対応が必要ってことですか?!



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