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空浮ぶ請負人が過ごす日々  作者: チカさん
プロローグ
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プロローグ2

 ポクーの上から眼下に見えた川辺に降り立ち、身支度をし再び空に浮上した。


「今日は獲物が見つかるかな~」


俺の主な収入源はモンスターと盗賊だ。

モンスターは数が多く、常設の討伐依頼や一部素材が換金できる。

そしてこの周辺のモンスターはそう強くはないため、街道を通る人や隊商を襲う盗賊もそれなりにいるのだ。


盗賊は基本的に食い詰め者の末路で、ボスはたまにどこかで犯罪を犯した奴が逃げ出して手下を集めたってパターンもあるが、手下は基本弱い。だから集団の規模とボスの情報さえ手に入れれば狩るか避けるか分かる。

もちろん例外はあるため気は抜けないが今までは上手くいっている。



 ポクーに乗って双眼鏡で街道を通る人や隊商、その周辺をたまに観察しながら上空を漂っていると、良い感じの位置に村があった。

畑も少なく、どうやら街道上の中継地点の村の様だ。


放浪生活だから野宿が多いが、モンスターや人の返り血を浴びる事もあるので、洗剤や衣服の調達が必要だ。決して小汚い生活は送るまいと決めているからだ。


「ポクー、今日はあそこに泊まるよ。下りてー」


今日は村の宿屋に泊った。




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