2章2C ドア
【前回のあらすじ】
お菓子パーティをした。
【今回のあらすじ】
みくは炭酸水を飲みながら、ムカデ軍について話した。
「ムカデ軍はね。とーっても悪い軍なの」
「なるほど」
「だから、倒してきて。アプリコットちゃん」
……え?それだけ??
「ムカデ軍を倒すと、多額の懸賞金を貰えるの。それをドアの修理費に充てるから」
なるほど、そういえば、私はドアを壊した立場だったなぁ。
……いや、あれはユーレイが壊したようなものだろう。
「えと、なんかもっと情報ないの?ムカデ軍の弱点とか」
私はみくに聞いた。
「うーん。まあこんなのならあるけど」
そう言うとみくは離席し、科学準備室の方から、何やら雑誌を持ってきた。
雑誌の表紙には、ダサいフォントで「週刊ムカデ軍」そして、「特集!猿でも分かるムカデ軍の倒し方!」
と書いてある。
こういうときによく使われる猿はかわいそうだ。
……しかしそれより気になることがある。私はそれをみくに聞いた。
「これどこが発行してるの?信用できるのかなぁ」
「ああ、それなら心配いらないよ。それ、ムカデ軍発行の週刊誌だから。信用できるよ」
いやいやいやいや、本人が自分たちの倒し方なんて書くわけないじゃん。絶対罠じゃん。
と、思ったが、一応その倒し方とやらを拝見しよう。
倒し方はこうらしい。
①ムカデ軍の好物であるハンバーグを用意する。
②アジトの前に置く。
③ムカデ軍が出でくる。
④ハンバーグに夢中になっている間に、一網打尽!!
いやいやいやいや、絶対嘘じゃん。猿でも嘘だって分かるわ。
〈続〉




