表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Lost Neverland  作者: Я
第2章 廃街編
36/37

No. 33 長ったらしい戦い

久々の投稿

現在逃走中…


『チェインガン掃射』


アンドロイドは腕をバルカン状に変形させ、零達を狙い撃つ。


「おっと」


「よっ」


しかし零達は巧みな操縦で弾丸を躱す。


「へっ、こんな精度もクソもねぇのに当たるかっての!」


リクが馬鹿にするとアンドロイドの背中に大きなミサイルが装填される。


『ホーミングミサイル射出』


「は?」


アンドロイドの背中からミサイルが発射される。


「言ったそばからミサイル来たよ…ってこっち来た!何で俺!?リクに撃てよ!」


「ギャハハハ!ざまぁ!」


「マジ最悪だよついてねぇ!ちょいトシ!何とか出来ない?」


零がインカムに叫ぶ、すると視界にウインドが現れポテチを頬張るトシの姿が映る。


『ボリボリ…ん、え?何だって?』


「ポテチ食ってんじゃねぇ!」


『あー…ごめん、任務終わったら零にもあげるから』


「いらねぇよ!てかそんな事言ってる場合じゃねぇよ!」


そんな事を言っている間にミサイルはどんどん距離を縮めてくる。


「もういい!自分で何とかする!」


『え?何g…』


プツン…


零は通信を切るとハンドルの隣についている自動操縦のボタンを押した。

そして零はバイクを後ろ向きに跨り、右手にハンドガンを創り出しミサイルを撃ち落とした。


「ナイスショットー」


元凶のリクは呑気に眺めているので余計腹が立つ。


「オイ零、10m位の長さの鎖出してくんね?丈夫なやつで」


「はぁ?いきなり何で…」


「いいだろ別に、つべこべ言わずにさっさと出せ」


「・・・ったく…司令といいリクといい…人使い荒すぎだろ…」


「オイぶつくさ言ってねーでさっさと出せ!」


「あーもう!少しは待て!」


零は両手を合わせ、ゴムを伸ばすように腕を広げる、すると鋼鉄製の太い鎖が出てくる。


「コレでいいか?」


「よォーし!さっさとよこせ!」


「・・・」


零は冷めた顔になりながらも鎖をリクに投げ渡した。


「うーっし!コレだコレ!」


リクは鎖の片方をまとめ、片方を伸ばして振り回し始める。

そんな事をしている間にもアンドロイドはこちらに狙いを定めている。


『チェインガン掃s…』


ガチャン!!


『ガッ!?』


バルカン砲を構え、撃とうとしたその時アンドロイドは突然足に何かが絡みつきバランスを崩す。

その足には太い鎖が絡みついていた。


「はいゲットー」


リクは鎖の端を引っ張り、アンドロイドを路面に叩きつけた。


『ガッ!?』


「まだまだァ!」


リクは鎖を再び引っ張り、アンドロイドが絡まったまま振り回し始める。

そこに別のアンドロイドがミサイルを出し、リクに狙いを定める。


『ホーミングm…』


「黙れェ!!」


リクは鎖の先に絡まったアンドロイドを投げ付ける


ドガッ!!

ドカァァァン!!!


リクの投げたアンドロイドはもう一体が撃とうとしたミサイルに直撃し、爆散した。


「へっ!一丁上がりィ!!」


リクがガッツポーズしているとアンドロイドが一体後ろに回り込みミサイルを装填する。


『ホーミングミサイル射出』


「また来やがったな?いいぜ!来な!」


そしてアンドロイドからホーミングミサイルが零に向けて射出される。


「あれ?」


「何で!?」


すると突然トシが視界に割り込んで来た。


『多分零の方が殺し易そうに見えたんじゃねぇのか?』


「うるせぇ!余計なお世話だ!」


零は半ギレしつつミサイルの横腹を掴む。


「そっくりそのまま返品してやらぁ!!」


零は掴んだミサイルを投げ返す。


『・・・回避行動…』


アンドロイドは容易くそれを回避した、しかし次の瞬間アンドロイドの目の前にはもう一つのミサイルが目前に迫っていた。


『回h…』


ドカァァァン!!!


「おっし!保険で一発オマケで創って投げといて正解だったぜ!…って、あれ?」


『・・・損傷…65%』


「マジかよ…」


ミサイルに直撃され、頭部の大部分、ウイングの一部と片腕が吹き飛んだにも関わらず、アンドロイドはふらつきながらも飛行していた。


「へっ、ツメが甘ぇなぁ!」


リクはボロボロのアンドロイドに追い撃ちをかけるように鎖を足に巻きつけ、路面に叩きつけた。


ドゴシャッ!


叩きつけられたアンドロイドは路面にめり込み、動かなくなった。


「一丁上がりィ!」


「・・・」


トドメ持ってかれた…


『戦力…半減…撤退シマス…』


「ん?」


アンドロイドはスピードを緩め、下がり始める。


「あいつ等、逃げる気だな…」


「ああ!?逃げる?ケンカふっかけといて逃げるたァいい度胸してんじゃねぇか!」


ガシッ!

ドゴォ!


リクはバイクから飛び上がり、アンドロイドに掴み掛かり、路面に叩きつける。


「まだまだぁ!」


リクは叩き落としたアンドロイドの装甲を引っぺがし、中からミサイルを引っ張り出す。

そしてもう一体のアンドロイドに投げつけた。


『回避行動…』


アンドロイドはミサイルを躱す、しかし目の前にはリクが飛びかかって来ていた。


ガシッ!

ゴシャッ‼


リクはアンドロイドの顔面を掴み、そのまま路面に叩きつける。


「お、そうだ!試し撃ちさせて貰うぜ!」


リクはそう言うとアンドロイドの頭部に籠手を押し付ける。


キュゥゥン

ズガッ!


アンドロイドの頭部は大きく凹む。


「あれ?チャージ足らんかったか?粉々になると思ったんだがなぁ…なぁ零…ん?」


零は止まらなかったのでリクを置いてけぼりにしていた…


『いきなりバイクから降りたからそのまま置いて行かれたみたいだね』


リクの視界にトシが出て来て言う


「げっ…」





その頃零は…


「あー…どうしよ、いきなり降りたもんな…勢いで走りすぎたかな…ん?


「待てやゴルァァァァ!!!」


リクがニトロ全開で追っかけて来た。


「ちょ、何そのニトロは!」


『ああ、言い忘れてたけどバイクにオートチャージニトロ搭載してるよ、確かハンドルの部分にボタン付いてるハズ…』


トシが視界端に現れて言う。


「マジで…あ、ホントだ…」


よく見るとハンドルの横にいかにもニトロが使えそうなマークが書かれたボタンがあった。


「じゃあ早速…」


ポチッ


ウイィィン…


ボタンを押すと、バイクの後ろから小さなロケットエンジンらしきモノが出てきた。


「え?ナニコレ?」


『何って、ロケットブースター』


「ちょ、ロk…」


言い終わる前にロケットが起動し、全身叩きつけるような衝撃に襲われる。


「うわぁぁぁぁぁ‼‼」


『あー、それ位の速度ならあと1時間以内には付くかな』


「そーいう問題じゃねぇぇぇぇ!!!!!」




同刻…

旧名古屋工業地帯 廃校…


ぱっと見タダの棄てられた小学校の屋上に、三人の少年達が背を合わせて座っている。

その少年達の一人はアイマスクを付け、もう一人は防塵マスク、そしてもう一人は耳当てをしている。


「なぁ"耳"、何か聞こえる?」


防塵マスクを付けた少年が耳当ての少年に聞く。


「んー…特に何も…ん?」


「どうしたの?"耳"」


"耳"と呼ばれる少年は南東の方角を指差して言う。


「向こうから何か来る」


「へぇ、どんな音?」


「なんだろ、多分車みたいな音」


「またあいつらが攻めて来たのかよ」


「ううん、多分違うと思う…」


「どうして?」


「数が二つくらいしかないんだもん…」


「"眼"、ちょっと見てみてよ」


防塵マスクをした少年がアイマスクの少年に言った。


「うん…」


少年はアイマスクを下ろす。


「何が見えた?」


耳当ての少年が聞く。


「・・・えっと…バイクに乗った人が二つ見えた」


「おい"口"早くアニキに伝えとこうぜ」


"耳"は防塵マスクを付けた少年に言う。


「うん、分かってる」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ