王都に行きますか。
遅れてすいません!
紅です。
「ここが王都かあ~」
見たことのない建物が並んでいて、まるで絵本の世界に入ったみたい。
その風景に魅せられたのか、紘斗や秋弥はもちろん、夕花もテンションが高い。
本当に綺麗で賑やかな街並みだった。
「すっげぇーっ!」
大声を上げながら、秋弥は道を走る走る。
そんな秋弥の姿を見て思わず苦笑いをしてしまった。
「テンション上げるのもほどほどにしろ、こけるぞ。」
そう夕花が注意した矢先、秋弥は見事にこけた。
そんな秋弥を見て、みんなで大爆笑した。
「言わんこっちゃねーっ!」
と、紘斗は指を差しながら笑っている。
恥ずかしいのもあるんだろうけど、秋弥は一向に起き上がらない。
そんなに痛かったのかな。
笑いを堪えて、私は秋弥に声を掛ける。
「しゅ、しゅうや……あの…だいじょぶ……ププッ!」
あ、やばい。
笑っちゃった。
そして秋弥はゆっくりと立ち上がり、叫んだ。
「紅葉にも笑われたァァァァ!!!!」
なんか可哀想な気がしたけど、起き上がったし、結果オーライってことにしておこう。
そんなことをしていると、本来の目的を忘れていたことに気付き、急いで商店街へ向かう。
まずは野菜の苗を買いに行くことにした。
しかし沢山の苗があり、何を買えばいいのか分からない。
「シリティアー、何の苗を買うんだっけ?」
「えっとね……」
そんな感じで、シリティアと私はゆっくりと選んでいた。
「シリティアー!肥料を買ってきたよー!シリティアー!」
少し離れたところからヨイチくんの叫び声が聞こえる。
シリティアのほうを見てみると、顔を真っ赤にさせ、震えていた。
「シ、シリティア……?」
シリティア怒ってる。恥ずかしがってる。
心の中で私は手を合わせた。
ヨイチくん、ドンマイ。
「あんたうるさいのよ!少しぐらい黙って!せっかく見直したのに全部パーよパー!こんなところで叫ばないで、恥ずかしい!やっぱり村に置いてくればよかった!」
シリティアは顔を真っ赤にさせながら、早口でまくし立てる。
おまけに全力で殴られていて、哀れだとしか思えなかった。
さすがに今回は同情……
いや、やっぱり自業自得かもしれない。
こんなところで自分の名前を叫ばれたら、誰でも恥ずかしいし。
シリティアは人一倍恥ずかしがり屋だし。
扱い方を心得なかったのがかなりの痛手だ。
……うん、ドンマイ。
短文ですね……。
ぐたぐたですね……。
プー太さん、よろしくお願いします!←




