染めますか
長い間更新しなくてすみません
秋雨です
無事に人数分のマントをゲットできたオレ達は、とりあえず試着してみることにした。
「おおー!良い感じだー!!」
「そうだな」
フードをかぶってくるくる回る。
あ、目が回った。
「どうだ?髪と目は隠れてるか?」
オレがふらふらしてると、夕花がシリティアに確認してもらっていた。
「うーん……、目の色はわからないんだけど、髪の色はわかるわね」
フードじゃ隠れないなのか……。
「いっそのこと髪を染めるか?」
「それもいいな」
「オレ賛成ー!」
「私も良いと思うよ」
というわけで、染めることになったんだけど……。
「問題は何で染めるかだよなー」
その前に髪染めってあるのか?
「それなら良いものがあるわ。ちょっと待ってて」
「あ、僕も行くよ!」
シリティアとヨイチはどこかに行った。
しばらくするとスプレーみたいなものを抱えて帰ってきた。
十近くありそうなのに全部ヨイチが持ってるし……。
「これを使えばいいんじゃないかしら」
「これはなに?」
紅葉が聞くと、シリティアは簡単な説明をしてくれた。
「これはお年寄りたちが使う髪染めよ」
年寄りが使う髪染めって……。
「白髪染め……痛っ!」
つぶやいた瞬間近くに居た紘斗に叩かれた。
地味にイテェ……。
「これで染めればいいでしょう?水で流すと落ちるけど……」
「ああ、十分だ。ありがとう、シリティア」
「べっ、別にあなたたちのためにしたんじゃなくて……っ!」
夕花にお礼を言われて真っ赤なシリティア。
は少し置いといて、ヨイチが抱えているスプレーもどきを見る。
赤、青、黄色、緑、紫、オレンジなどなど。
「つーか、いつまで抱えとくつもりなんだ?」
「これはシリティアが僕に託したものなんだ。絶対に離さない!」
「ああ、そう……」
無理だと思うけどがんばれ。
「何色がいいかな?」
「そうだな……」
「オレオレンジ!」
紘斗が言い切る前にヨイチからオレンジのスプレーもどきを奪い取る。
ヨイチの持ってる力が強くてなかなか取れなかった……。
「じゃあ私は青色で」
紅葉が取るときはあっさり離した。
「俺は赤かな」
紘斗は少し手間取っていた。
「あたしは緑だな」
夕花にもあっさり離していた。
なんだ、この違いは。
恐怖か、恐怖があるのか!?
それとも性別!?
とか考えてる間に、それぞれの色のスプレーを手にして髪にかけていく。
「意外と難しいな、コレ……」
「じゃあ手伝うわ」
オレたちが悪戦苦闘していると、シリティアが助けをだしてくれた。
「私はユーカとクレハを手伝うから、ヨイチはヒロトとシューヤをよろしくね」
「わかったよ、シリティア!」
スプレー片手に嬉々として迫ってくるヨイチは正直怖かったです。
そんなこんなで、全員髪を染め終わった。
「髪染めるだけで結構変わるんだなー」
「似合ってるかな?」
「ああ、似合ってるぞ」
「うおー、綺麗に染まったー!!」
テンション上がるぜー!!
「じゃあ、これから王都に向かうけど、絶対にフードは深く被ってとらないこと!あと水にも注意すること!いい?特にシューヤ」
オレ!?
「何でオレなんだよ!」
「一番危なそうだからよ」
「「「「あー」」」」
「同意すんなよ!」
オレはそんなドジはしない!!
「とにかく、本当に気をつけなさいよ」
「ああ。心配してくれてありがとう」
「べっ、別に心配なんかしてないんだからっ!」
あー、シリティア顔真っ赤。
「――――――っ、と、とりあえず出発するわよ!」
赤くなった顔を隠すようにシリティアは歩き出した。
口調がわからなくなった……
次は紅さん!
よろしく~




