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文学作品完結

月が知っている

人の業とは欲深くあさましいものだ。
醜い争いは絶えず、弱い者は切り捨てられていく。
そんな世でひとりの世子と下女が出会う。見ていたのは、空にぽっかりと浮かぶお月さまだった。

第1章
1 満月の宵
2015/11/26 10:00
2 不知夜月に咲く華
2015/12/03 10:00
3 立待月の誓い
2015/12/11 10:00
4 居待月の涙
2015/12/19 10:00
第2章
7 下弦の月の憂鬱
2016/01/13 18:40
第3章
8 有明月に祈る
2016/04/18 15:44
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