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奴隷宰相 リュカと南国探訪  作者: 近衛翡翠


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望海 ①南国へ

港に降り立つと、ふわっと潮の風が薫る。空はとても青く、真冬だというのに太陽はジリジリと照り付ける。


そこに、クシイナダ姫がやってくる。「リュカ様、こっち!」その微笑む姿は、まるでかつての女神アフロディーテのようである。


「まずは難しい話はなし!ランドゴン帝国を満喫して!」


衛兵たちの閲兵に立ち会ったリュカ一行は、龍族の精鋭部隊を紹介される。

「この人たちが、今回のリュカ君たちを護る護衛部隊だよ。よろしくね。」

「皆さん、よろしくお願いします。」と僕は深々と頭を下げる。

「なあに、姫様の思い人とあれば、喜んではせ参じますぜ!」

「それにしても」リュカは空を再び見上げる。「真冬だというのに、何というすがすがしさだろう。」「でしょ!他国から南国へバカンスに来る人々も多いんだよ!」


ロンソン島では、まずランドゴン王国の王であるナーガに謁見した。

「リュカ・チェザーレ、ランドゴン王国国王ナーガ陛下に謁見します。」

「堅苦しい挨拶は結構。それで、リュカ様は我が娘を娶られる決断はしましたかのう?」

「ちょっと、お父様!お戯れはおやめください!」

「ほっほっほ。まあ、それはゆるりとやられよ。」

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