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もう一度妻をおとすレシピ 第11冊  作者: 奄美剣星(狼皮のスイーツマン)
覚書
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80/100

覚書/プレ文化(人以外の動物文化)

プレ文化について:

文化とは、道具や言語の使用、農耕牧畜などの人類固有要素をさす。ところが動物達も文化をもつことが判ってきた。人類文化と区別するため〈プレ文化〉として扱っている。


いくつか例に挙げてみよう。


〇木製品(棒状の道具):

カレドニアカラスは樹木内部にいるカミキリムシ幼虫を、棒でほじって食べる。応用編として木の又を削ってフックにする場合もある。ガラパゴス島のフィンチの一部やアフリカのチンパンジーも同様に棒で虫を捕まえる。

「カレドニアカラス」https://www.youtube.com/watch?v=ZOUyrtWeW4Q&t=7s


〇バンドウイルカの一部は、海底の砂の中にいる魚を鼻の先で探す際、痛くないように海綿《かいめん》をクッションに使う。


〇石器:

シロガオオマキザルは猿人級の賢さがあり、敲き石(ハンマー)と台石(金床)で堅果類の実を割る。一方で、アフリカのチンパンジーも敲き石を用いるらしい。

「シロガオオマキザル」https://www.youtube.com/watch?v=j0jqJUF1nOs&t=31s


〇ラッコは貝を腹に乗せた台石にぶつけて身を食べる。


〇言語について:

・シジュウガラは雀~烏の間であろうから脳化指数推定1.2~1.6だろう。シジュウガラは仲間たちと会話していたことが証明されている。シジュウガラ以外で、会話能力があるのは、人間、鯨とその仲間たち、人間に飼われて言語を獲得した十姉妹。ヨウムは訓練すると人間と会話できるようになる。

「シジュウガラ」https://www.youtube.com/watch?v=BtpAxult4pk&t=7s


〇農耕牧畜について:

・沖縄のサンゴ礁にすむクロソラスズメダイは海中に畑を持ち、藻の一種イトグサを栽培する。

・中南米のハキリアリ(葉切り蟻)は、切った葉を巣穴に持ち帰り、キノコ菌を植え付け栽培。蜜をすする。一種の農業だ。

・蟻は、アブラムシ(蟻牧)が植物の汁を吸った後でだす甘い排泄物を吸うので、世話を焼く。一種の牧畜だ。


〇ダンス:

・求愛行動として儀式を行う動物がいくつかいる。ゴクラクチョウ、文鳥、鶴。


〈結〉

シロガオオマキザルのような類人猿が使っている石器については、敲き石と台石がぶつかると剥片が飛び散ることが多い。これまでアフリカの化石人類遺跡のものとされていた石器が、実は、類似猿など、他の動物によるものである可能性がでてきた。

――人類の定義が揺らぎかねない事態になってきた。


ノート20230126


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