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もう一度妻をおとすレシピ 第11冊  作者: 奄美剣星(狼皮のスイーツマン)
覚書
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63/100

覚書/鳥の脚に掴まって人は空を飛べるか?

挿絵(By みてみん)

Ⓒ奄美「文鳥のホバリング」


漫画や人形劇で、主人公が大鷲に掴まって飛ぶ場面があった。果たして、人は鳥に掴まって空を飛べるのものなのか?


絶滅種を含めた飛行可能な脊椎動物には、爬虫類の翼竜類、鳥類、哺乳類(蝙蝠、モモンガ)を挙げることができる。


鳥類を説明する前に、爬虫類-主竜類について述べておこう。


爬虫類の中に、双弓類というのがあり、さらにその中に主竜類があり、ワニ類と鳥頸類とでなっている。鳥頸類は、翼竜類と恐竜様類で構成されている。恐竜は恐竜類様の獣脚類に属し、獣脚類(メガロサウルス、ティラノサウルス、鳥)


鳥類は、6600万年前の生物大量絶滅で唯一残った恐竜である。


* * *


<データ>「主竜類の系統樹(クラドグラム)」wikiより


主竜類

  ワニ類

  鳥頸類

    翼竜類(プテラノドン、ケツァルコアトルス)

    恐竜様類

      ラゲルペトン科

      恐竜形類

       マラスクス

        シレサウルス科

        恐竜

          鳥盤類(イグアノドン、トリケラトプス、ステゴサウルス)

          竜盤類

            獣脚類(メガロサウルス、ティラノサウルス、鳥)

            竜脚形類(ブラキオサウルス、サルタサウルス)


* * *


以前、私は、テレビ番組で、鷹狩の一種であるモンゴル人のイヌワシ猟を視聴したことがある。イヌワシは、全長1m弱。翼開張2m前後。狼や狐狩りに使用される。イヌワシは得物を捕えると、高いところから落とす。ならば、小柄な人ならイヌワシ級鳥類で飛べることになる。


* * *


<データ>「イヌワシ猟」wikiより


イヌワシ(犬鷲、狗鷲)

  全長1m弱。翼開張2m前後。狼や狐狩りに使用。

狐(体重2.5-10㎏弱)

狼(25-50㎏)


* * *


だが、イヌワシの体力では、ガタイのいい成人男子に脚を掴まれて飛ぶのはきつそうだし、子供に掴まれても、長距離を飛ぶのは難しかろう。


もっと大きな鳥はいないだろうか?


アホウドリは全幅3.6mである。これならもうちょっといけそうだ。


さらに絶滅種ではあるのだけれども、新生代に棲息していた海鳥で、アホウドリによく似た、偽歯鳥ペラゴルニスというのがいた。


ペラゴルニスは、旧石器時代ホモ・ハビリス(231-165万年前)がいたころまで棲息。歯に似たギザギザの嘴「偽歯」が特徴で、翼を拡げたときの幅が6mにもなり、飛行可能な鳥類としては最大である。


ホモ・ハビリスは身長135㎝だった。現代人なら、だいたい小学生くらいの子供の身長。135㎝の人の平均体重は30㎏だそうだ。


これならけっこういけそうだ。


ホモ・ハビリスの少年が、『ニルスの不思議な旅』のように、偽歯鳥と仲良くなって、背に乗せてもらい大空の冒険旅行をする。――なんて物語はいかがだろうか?


他方。


先日、HBOのテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』というファンタジーを視聴した。亡国の姫君が翼竜に乗って飛んでいた。


翼竜で有名なのは、中生代のケツァルコアトルスである。開帳幅が10mを超える。これは第二次大戦のレシプロ戦闘機の主翼幅に匹敵している。


* * *


<データ> 翼竜類「ケツァルコアトルス」 wikiより


冒頭で示した「主竜類」系統樹の翼竜類は、中生代三畳紀に現れ、白亜紀末6600万年前の大量絶滅に巻き込まれて消える。脊椎動物初の飛行した翼竜の一種だ。哺乳類のような体毛で覆われていたと聞いたことがある。翼竜の最終進化形態が「ケツァルコアトルス」で、開帳幅が10mもあった。


* * *


ケツァルコアトルス級翼竜ならば、ドラマのように、ドラゴン(炎竜)、ワイバーン(翼竜)が棲息してる世界ならば、余裕でドラゴンライダー(竜騎士)を乗せて長距離飛行が可能だろう。


ノート20220821

挿絵(By みてみん)

Ⓒ奄美「翼竜ケツァルコアトルス」

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