覚書/鳥の脚に掴まって人は空を飛べるか?
漫画や人形劇で、主人公が大鷲に掴まって飛ぶ場面があった。果たして、人は鳥に掴まって空を飛べるのものなのか?
絶滅種を含めた飛行可能な脊椎動物には、爬虫類の翼竜類、鳥類、哺乳類(蝙蝠、モモンガ)を挙げることができる。
鳥類を説明する前に、爬虫類-主竜類について述べておこう。
爬虫類の中に、双弓類というのがあり、さらにその中に主竜類があり、ワニ類と鳥頸類とでなっている。鳥頸類は、翼竜類と恐竜様類で構成されている。恐竜は恐竜類様の獣脚類に属し、獣脚類(メガロサウルス、ティラノサウルス、鳥)
鳥類は、6600万年前の生物大量絶滅で唯一残った恐竜である。
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<データ>「主竜類の系統樹」wikiより
主竜類
ワニ類
鳥頸類
翼竜類(プテラノドン、ケツァルコアトルス)
恐竜様類
ラゲルペトン科
恐竜形類
マラスクス
シレサウルス科
恐竜
鳥盤類(イグアノドン、トリケラトプス、ステゴサウルス)
竜盤類
獣脚類(メガロサウルス、ティラノサウルス、鳥)
竜脚形類(ブラキオサウルス、サルタサウルス)
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以前、私は、テレビ番組で、鷹狩の一種であるモンゴル人のイヌワシ猟を視聴したことがある。イヌワシは、全長1m弱。翼開張2m前後。狼や狐狩りに使用される。イヌワシは得物を捕えると、高いところから落とす。ならば、小柄な人ならイヌワシ級鳥類で飛べることになる。
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<データ>「イヌワシ猟」wikiより
イヌワシ(犬鷲、狗鷲)
全長1m弱。翼開張2m前後。狼や狐狩りに使用。
狐(体重2.5-10㎏弱)
狼(25-50㎏)
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だが、イヌワシの体力では、ガタイのいい成人男子に脚を掴まれて飛ぶのはきつそうだし、子供に掴まれても、長距離を飛ぶのは難しかろう。
もっと大きな鳥はいないだろうか?
アホウドリは全幅3.6mである。これならもうちょっといけそうだ。
さらに絶滅種ではあるのだけれども、新生代に棲息していた海鳥で、アホウドリによく似た、偽歯鳥ペラゴルニスというのがいた。
ペラゴルニスは、旧石器時代ホモ・ハビリス(231-165万年前)がいたころまで棲息。歯に似たギザギザの嘴「偽歯」が特徴で、翼を拡げたときの幅が6mにもなり、飛行可能な鳥類としては最大である。
ホモ・ハビリスは身長135㎝だった。現代人なら、だいたい小学生くらいの子供の身長。135㎝の人の平均体重は30㎏だそうだ。
これならけっこういけそうだ。
ホモ・ハビリスの少年が、『ニルスの不思議な旅』のように、偽歯鳥と仲良くなって、背に乗せてもらい大空の冒険旅行をする。――なんて物語はいかがだろうか?
他方。
先日、HBOのテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』というファンタジーを視聴した。亡国の姫君が翼竜に乗って飛んでいた。
翼竜で有名なのは、中生代のケツァルコアトルスである。開帳幅が10mを超える。これは第二次大戦のレシプロ戦闘機の主翼幅に匹敵している。
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<データ> 翼竜類「ケツァルコアトルス」 wikiより
冒頭で示した「主竜類」系統樹の翼竜類は、中生代三畳紀に現れ、白亜紀末6600万年前の大量絶滅に巻き込まれて消える。脊椎動物初の飛行した翼竜の一種だ。哺乳類のような体毛で覆われていたと聞いたことがある。翼竜の最終進化形態が「ケツァルコアトルス」で、開帳幅が10mもあった。
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ケツァルコアトルス級翼竜ならば、ドラマのように、ドラゴン(炎竜)、ワイバーン(翼竜)が棲息してる世界ならば、余裕でドラゴンライダー(竜騎士)を乗せて長距離飛行が可能だろう。
ノート20220821




