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もう一度妻をおとすレシピ 第11冊  作者: 奄美剣星(狼皮のスイーツマン)
読書感想文
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19/100

読書/コナン・ドイル 著  シャーロック・ホームズ 『白銀の失踪』(短編)

 ワトソンはホームズに誘われて競走馬の強奪事件の捜査を開始した。盗まれた競走馬は白銀号といい、名馬だった。馬主の大佐によると、厩舎から離れた荒地で、大佐が雇っている元騎手で調馬師のジョン・ストレーカが殺害されたのだという。恐らく犯人は、毎回白銀号によって2位になってしまう競走馬の馬主ではないかと疑っていた。

 ホームズは、現場近くの牧場で飼われている羊の群れのうち何頭かがびっこを引いていること、殺された調馬師の妻が分不相応な服を着ていること、地元警察の協力で、現場で顔面を鈍器で殴打され死んでいた調教師の遺留品を見せてもらうと、細身のメスを持っており、それが膝に刺さった状態で倒れていたことで、殺害の状況を把握した。それからホームズは、ワトソンと、名馬の行方を追う。ホームズは蹄鉄と調馬師の靴を持って足取りを追う。通常、馬は、野に放たれると、仲間のいるところに向かう。自分の厩舎に戻らないとすれば、近くにある別の厩舎に向かったはずだ。ホームズは、名馬が、彷徨って、ライバル馬主の厩舎にきたところを保護されていると踏んだ。

 レース当日、競技場で、名馬が馬主である大佐の元に戻った。ライバル馬主は名馬のトレードマークである、顔面にある白銀の斑を靴墨で判らないようにしていたのだ。ホームズが種明かしをする。犯人は、殺された調馬師自身だった。調馬師は、浪費家の悪妻にそそのかされる形で、イカサマ・レースを仕組もうとしていた。まずは羊数頭の脚部神経を、手術用メスで切って練習し、白銀号の脚を目立たぬように負傷させ、あたかも捻挫したかのように見せかけようとした。ところが、馬は頭が良く、防御本能から調馬師の顔面に蹴りを入れて殺した。転倒した際、調馬師は手にしていたメスを自分の膝に刺して倒れたのだ。

          ノート20211028

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