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60 上 下 麗子さん  特に俺の左右に幸せと不幸がある


 今現在。

 俺達はパジェロの中で横列に三人で座っている。

 順番でいうと麗子さん、俺、キンタである。

 ちなみに麗子さんは幸せそうに俺の腕に絡みつきニコニコしている。

 キンタは下を向いてブツブツ言っている。正直キモイ。

 で、運転をする山田さんは目の奥笑いながら真剣な顔で運転をしている。

 打っ殺してやりたい。


 さてはて、あの後の情況をざっくり説明は必要だろうか? 必要ではないが、言わなく場わからないものもいるだろうからざっくりとな。

 よろしくお願いしますわ。といわれた後俺の心情は『出来るかーー!!』だが、彼女は嬉しさのあまりか抱きついてきた。

 抱きついてきて、また押し倒されました。

 キンタに至っては四つん這いになって口元からかなりの出血が見られるが今はそれどころでない。

 で、この状態が5分以上たち、埒が明かなかったせいで皆に立たされ連行みたいに車の中に投げ込まれた。感じ。



 現在車を移動する事直ぐ両隣幸せと不幸が同時に一緒にやってきた。

 麗子さんのことは嬉しさ爆発で潤んだ瞳で俺にはにかんで来て、キンタは血走って獣みたいな瞳をギラギラ、この苦しい時間帯を早く終わって欲しくて俺は目を閉じる事にした。

 いや、幸せはこのまま続いてほしいとは思ってます。


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