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2話 コタツ(悪役) 下

ウラァァ

 何時もの清々しい朝な筈だった。

 だが、俺のハートはスカイブルー。

 て・き・なっ!!

 現在俺は眉間(表情筋全て)と心に皺を寄せ般若面をしているだろう。

 はっ! 理由? 皆もご承知キンタのせいだが。

 おかげさんで俺の登校中誰も声掛けてこねぇ。

(…いや違うよ、俺にダチが少ない訳じゃないんだからね!)


 俺は普段より眼光鋭く歩いていると、俺のイライラの大元がイケメンフラッシュを放ちながら高校の先輩後輩同級生たち、特に女子たちは毎度の事ながら惚け、男子達は委員長系以外嫉妬の視線で怒りすら彼らの影(後)に見栄隠れしているだろう。


 ちなみに、俺はこの光景は幼少の頃より見ているから其処まで怒りは覚えない。だから俺がやることは一つ、相手に気が付かれないようにゆっくりと遠ざかる様に気配と足音を消し奴の真後ろに付く。


 あとは皆さんお分かりの通り、893キック(改)を肛門目掛けて発射する。

 気持ち『ウラァァ!!』でやるのがポイント。

 次の瞬間、イケメンの顔がとてつもなく面白いものに変貌、

「フゴォォォー!」

 と、醜いゲームなんかでよくでる豚のような悲鳴と共に尻を押さえながら地面にうずくまる。

俺はその横をそ知らぬ顔して通りすぎる学校に向かうのだった。


 そして、回りで見ていた男女共にドン引きした様子で俺の通り道を無言で開けていくのだった。


 はっ!

イケメンがぁぁ!!

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