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43 麗子 鼻血を出すまでの感情。一

ポイントくれた人及びくれる気がある方々へ、作品評価はあなたが思った通りでお願いします。


 わたくしは今生きてきた中で一番幸の時間を生きている気がします。

 好きな殿方の傍に行き、女性として見られ、意識をされている。

 心地よく、幸せで、もうこのまま時間が止まってしまえばいいのに・・・・・と、思う時間はそんなに長くは続かなかった。


 なぜなら、私にとってストレスの大本が飛行機(ヘリ=JA-60)の後ろの方から現れて幸せの時間を壊しに参りました。

 私は気持ちが答えるままとても冷たい声で言ってしまいそうになりましたが、隣にいらっしゃる龍様に印象が悪く取られないように頑張って冷たさだけは抑えて口から零れましたわ。

「やかましいですわね」

 私の言葉に二人の殿方が止まった気がした。

 1人はというか許婚殿は何か鋭利な得物で心を傷つけられた捨て犬のような瞳で私を見ますが、正直気持ち悪いですわ。

 もう1人の片は、私の思い人といえば、思いのほか私の言葉に動じていませんね。それ所か珍しいものを見ているように許婚殿を見てから、私を見つめてきましたわ。

「そんな見つめられたら照れてしまいますわ」

 私は心の臓からこみ上げてくる熱の籠もった液を感じ、それに対して恥ずかしさと喜びを噛み締めて彼を見つめた。

 すると彼の顔は私が見てもわかるくらいに真っ赤にさせて僅かに視線を逸らす。

 どうも、女の子に慣れていない感じがして、可愛らしいですね。

 だからちょっとからかってみようかと悪ふざけをして見ました。

 すると龍様は恥ずかしいのか私から顔を背けてしまいましたわ。全く、可愛くて賞がありませんわ。

 と、幸せを噛み締めていると龍様から他人行儀で声をかけられましたわ。

 ちょっと、寂しい気持ちに成りましたが、少しだけ龍様のことが解かって来た気がしますし、お母様も言ってました。


『女はここぞという時に攻めて攻めて攻めまくるのよ! あなたの母である私はお父さんと結婚したくて、ここぞという時に押し倒したら見事に大当たり、結果結婚できたのよ。』


 私が10歳の時にお母様の結婚はどういう経緯でしたのか聞いてみたらそんな事を一定増したが、『大当たり』というのはどう言う事なのでしょうか? それだけが、いまだに判りませんが、今が攻め時というのだけは判る気がします。

 ですので、

「えーと・・・・き、麒麟さん・・・・・」

「麗子でいいですわ」

「いや・・・・・・・」

「麗子と及びください。龍様」

 私は龍様が麗子と読んでくれることを期待して、それで入て、もしも読んでくれた時のことを考えて、はにかんでしまいました。少し、はしたないですね。

「・・・・・・・」

 無言の龍様に期待を込めて見つめると、

「・・・・・れ、麗子・・・・さん・・・・で、勘弁」

 少し残念な気もしますが、「(今は)しょうがありませんね」と小さな声で言ってしまいましたが、いいわけをさせてください。

 麗子と言われただけでもう、一杯一杯になってしまったんですものそれこそしょうが無いじゃないですか?

「っで、いかがなさいましたか?」

 こう尋ねて見ますと龍様は答えてくれました。

 何でも、この自衛隊の飛行機と言うのはエンジンの防音措置を取っていなく、また、エンジンが近い為エンジン音が凄く五月蝿いのと、飛行機が風で煽られ、むき出しのパイプや部品に頭をぶつけるかもしれないからヘルメットをつけたほうが言いというのですが、龍様凄い物知りでますます惚れてしまいそうですわ。

 私は思ったことを素直に龍様に伝えました。

「物知りなのですね、龍様は」

 龍様は何だか思ってもいなかった言葉を貰って困惑している気がしますが、そんな龍様も可愛らしくて頬が緩んでしまいます。

 そうも、私は先ほど龍様が、私をちゃんと女の子として見てくれたのが嬉しくて、もう色々と駄目になって着ている気がします。

 そんなことを考えていると、飛行機の後ろの方からズカズカと言う足音を鳴らして婚約者殿がやってきて、龍様の持っていたヘルメットを横から奪い取りました。

 そして、

「ぼ、僕だってそのぐらいは知っているさっ! 付け方は・・・・・あれ? これどうやってつけるんだ?」

 私は思いました。

 残念な子供。私は決してあなたを好きにはならない。いやなれない。だって、普通に気持ちが悪いんですもの。


 そうですわこんなどうでも言い方に感心を持つのをやめて龍様が何を言おうといしたのか聞かなければ成りませんね。

 「あの、龍様・・・」とこんな不詳の親戚に場を濁され、もうしわけなく思い声をかけさせていただいたら、何だか龍様驚いてこちらを見た。

 龍様は私が話しかけたことに気を悪くしたのかと思ってくれたのか直ぐに口を開いてくれました。

「ああ、すまない。意識が(哀れな)アホに向っていた」

 *()の中は私が感じた気持ちを入れました。

 龍様は裏表無く素直に言って私にお詫びしてくれましたが、一つ嬉しい事を見つけました。

 龍様も私と同じ用に、麒麟 太郎の評価が同じである。と、言う事に嬉しくてつい笑ってしまいましたわ。

 龍様は恥ずかしそうに、答えてくれます。

「な、何でしょうか?」

「いいえ、龍様、可愛らしいですわね❤」

 思ったことを思ったように私は言ってみる事にしました。たぶん大丈夫な気がしますし。

「・・・男に可愛いは、やめて欲しい・・です」

 私はクスクスと笑いながら、思ってしまいました。

 男の子が好きな女の子を苛めてしまう気持ちが良くわかった気が奇しくもわかってしまった今日日でした。



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