29話 上 僕の現状 二
今ちょうどいないから入れるわ!
あと予約と章の入れ方がようやくわかった。
ちょっとお願い、40話越えたくらいから評価ポイントを下さい。
今から入れてくれるならうれしいが俺のちょっと↓ポリシー故40話越えたらポイントをくれると嬉しいですよろしく
【麒麟 麗子 1 参】
僕は机に突っ伏すと僕の許婚事、麒麟 麗子さんが自衛官の山田一尉に話しかけ始めた。
僕は彼女の声に未練がましく聞き耳を立てることになる。
「あのー、一尉さんでよろしいですか?」麗子
ああ、相変わらず綺麗な声だ。と僕は突っ伏したまま思ってしまう。
「ん? どうなさいましたか?」山田一尉
いやいや、この情況でどうしましたか? は、無いんじゃないんですか? って、思うのは間違いじゃない筈。
「これは一体どう言う事でしょうか?」麗子
だよね。そう聞くよね。しかも麗子さん今日学校に着たから情況が・・・・いや、僕もわかんないけど。
「そっ、そうです!! 一体あなた方は何なんですか!?」先生
先生、焦りすぎだよ。僕も同じ立場なら先生と同じだけど、僕は麗子さんの言葉に焦る為のスイッチがふさがれてる感で焦れないというか、もう何もかも嫌に成る。
とそんな事を考えていると他のクラスメイトも我を取り戻したのか口々に騒ぎ出す。
「あの綺麗な子、麒麟君の許婚って言ったわよね!?」クラスメイト女子A
うん、そうだよ。一応はでもね、そうじゃなくなるんだよ。かなしいよ~。彼女も僕を好きだと思っていたのに~・・・・。
「いや、あの黒い服の連中誰だよ! が先じゃね」クラスメイト男子A
ん? ああ、アレは麒麟家のSPでしょ。そんなのどうでもいいよ。
「それをいうなら、後ろの迷彩服を着た男もだろ?」クラスメイト男子B
ああ、普通に考えて自衛官でしょ? それもどうでもいいよ。
「いやいや、綺麗な女の子、虎門に愛の告白したよね。それもかなり際どい発現の・・・!?」クラスメイト女子B
あああああああああああああ・・・・・・・・・、いやだ~~~ぁぁぁ。聞きたくないよ~~~~!! こう事実を否定したいけど否定するだけの力が出ない気持ち、わかる? 解かるよね?・・・・・・・・・ああああああああ・・・・・・・・。
【山田一尉 の話を聞く、麒麟 麗子 3 参】
僕が悶えている間に何だか話が飛んでいる気がする。
たぶん気のせいじゃない。
というのも、悶えつつも僅かに聞いていた。
どうやら、何かよくわからないけどコタツ(軍曹)を捕まえるらしいけど。気持ちがそれ所ではない。
その内、コタツの家の話をすることにしたと言っているけど、それって個人情報漏洩だよね? 大丈夫・・・・・(キンタの父(伯父)の顔を思い出す。ニヒルにガハハと笑っている)・・・ああ、大丈夫だ。
と、そんな事を考えていて始まりを逃したらしい。
「というのも、虎門 狼もとい軍曹の父君で私たちが崇拝している隊長(一佐)は貴方達より若いときに船に勝手に乗り込み(密航)、海外の当時内戦をしていて戦いが激しかった国に赴き自分を兵士として売り込み、十数年戦場で戦い続けてきた猛者でした。
戦いが終わり数年すると世界がドンドン混迷し始めました。まあ、色々各国の動きや独裁者が現れたりと色々・・・・ね。
その煽りを受けて自衛隊も自衛軍に改名するべきだと言う話もありましたが、それより何より実戦経験の無い自衛隊や国家を生き残るためにはどうすれば良いか? を考える事が先決でした。
用は虎門一佐が日本に戻ってくる当時は本当に攻め込まれたら不味いと言える戦闘員の力量不足がありました。いつ戦争になって大敗しても可笑しくない状況・情勢だった頃、外から国家を戦いにおいて導いき信用できる人物を探していたら、日本人で国籍を持った正規軍(昔は反政府軍)の中将にまで昇り詰めた人材を発見し招き入れたという経緯がある人物で、彼がこちらに来る条件に彼が行なおうとする事、特に彼と彼の家族、犯罪事以外で行なう事は全て黙認される事などを条件に好き勝手していいというものでして、今回の一件もそれにギリギリはいります。
まあ、隊長は余り派手な事はするなとは言っていたのですが、彼は隊長が鍛えた日本屈指の兵士ゆえ、帰りの下校・登校中隙あらば拉致しようとしていたのですが一切隙を見せず、我々も難儀する事一ヶ月。
最後の手段として、学校に乗り込み拉致しようとしていたところ校内に仕掛けた盗聴器・カメラが軍曹の油断している様を映し出したで好機と見て突入となりました。」
いきなり内容がヘビーだった。
それで居て、あの伯父さんならやりかねない上に昔お酒によってそんなことを喋っていたけどあれ、本当だったんだ!
えっ、でもそしたら何でコタツが拉致されるの? ええ! えっ!? 何で? 何で??
「と、一応前置きで皆さんに言っておきますが、このクラス以外には基本話さないでくださいねというか気をつけてください。
当人も嫌がりますが、虎門家は国家が特別に管理している家出して、下手に喋ってはいけない家なので」
えええ!!! 国家機密!? そんなこと勝手に・・・いいの!?!?!?
「ああ、一つご安心を盗聴器もカメラも更衣室やトイレなんかには仕掛けていませんので。それと、その際に仕入れた情報は一切他言無用にしますのでどうぞご安心を」
そ、そうだよトイレとか更衣室に盗聴器仕掛けちゃ・・・・えっ、仕掛けてない? なら・・・・いや駄目だよね。それ、もう・・・・・もう・・・・頭が限界に近づいている気がする。
そして、次の瞬間僕は覇気に襲われて意識を失った。
山田一尉が強烈な殺気をクラス内に放ったのだ。
【山田一尉は怒っていた。 麒麟 麗子 4】
最後に目を覚ましたのは、山田一尉が「・・・・・・それを助けたのは・・・・・」と意味深な台詞を吐いている一尉に僕は今までの話を全く聞いていなかったポカーンと固まり、左右を見る。
僕に気が着いていないのか皆神妙な表情をしているが、何故そんな表情をしているかわからない。と、とり・・・あえ・・・・ん!
大量の足音と共にドアの前で一度止まり焦るようにドアが開き数人の怯えた自衛官(大人)たち。
なっ、何があったんだ(驚愕)。
そして、もう何が何だかわかりません。はい。




