第十回 New Menace
ようやく本作初の戦闘シーンです。
それにしても、タイトルのNew Menaceとはいったい何でしょうね。
護衛空母「HMS アクティヴィティ」は当時目標となった船団の護衛に就いていなかったことが分かったので護衛空母「HMS バイター」に差し替えとなりました。
1943年10月8日世界標準時0832、大西洋、深度50m
U-2561の狭苦しい聴音室で、ヘッドホンをかけた若い聴音手が突然体を硬直させた。
「……多数のスクリュー音を聴知。大型船団です。方位005。」
ハンス・シュミット艦長の声が即座に響いた。
「潜望鏡深度。」
金属の軋む音とともに、XXIB型Uボートの流線型船体が静かに浮上した。
世界標準時0834
薄暗い海面に突き出した潜望鏡が、水平線を捉える。
そこにいた。
灰色の空と荒波の間に、無数に連なる影。アメリカで建造されたリバティ船やC3級貨物船、そしてその周囲を固める護衛艦艇の群れ。イギリスへ向かう大規模護送船団だ。
「目標を目視した。HFで本部に通報。」
無線室が慌ただしく動き出す。短い暗号電文が、空中へ放たれた。
しかし、同時に護送船団側も反応していた。
護衛空母「HMS バイター」のHF/DF(高周波方向探知機)が、U-2561の発信した短い電波を捉えていたのだ。
「CIC!こちら無線室!HF/DFにてUボートを探知!方位185!」
無線室からの報告がCICに上がる。
「無線室、CIC了解。艦長、HF/DFがUボートを探知しました。」
CICに詰めている当直将校は無線室からの報告を受けると、直ちに艦長に報告する。
「わかった。警報!総員戦闘配置!対潜戦闘用意!」
艦長は報告を受けて矢継ぎ早に指示を下す。
警報が鳴り響く中、フラワー級コルヴェットとブラックスワン級スループの二隻が船団から素早く分離した。護衛空母「HMS バイター」の甲板では対潜爆弾を吊るしたフェアリー ソードフィッシュがプロペラを狂ったように回し始め、緊急発進する。
船団全体が変針した。Uボートから遠ざかるための、緊急回避行動である。
U-2561の発令所では、緊張が頂点に達していた。
「敵護衛艦、接近!着水音多数!」
聴音室からの報告。
「潜望鏡下ろせ!面舵一杯!深度三十メートル!」
ハンス・シュミット艦長は矢継ぎ早に指示を下す。
U-2561は巧みに回避した。そしてヘッジホッグの弾着を参考として的外れな場所に投下された爆雷の轟音と気泡に紛れ、二隻の護衛艦のソナーをかいくぐる。ハンス・シュミット艦長は冷静に命令を下した。
「リバティ船の影に入れ。そこは奴らの死角だ」
ハンス・シュミット艦長の指示通り、灰色の巨大な貨物船の船腹にぴったりと寄り添うようにU-2561は潜航した。鉄の巨体が盾となる。そしてU-2561は誰にも気づかれぬまま、護送船団のド真ん中で追跡し続ける。
世界標準時0845。
Uボート艦隊司令部は、U-2561からの緊急通報を受け取っていた。
作戦室の地図盤上で、複数のUボート位置が更新される。司令官の声が低く響いた。
「群狼戦術を発動せよ。目標の針路方向に展開中の全Uボートは以下の位置に集合せよ。繰り返す、目標の針路方向に展開中の全Uボートは以下の位置に集合せよ。」
その命令を受けたUボートの中に、エングルベルト・エンドラス中佐が指揮を執るXXI型Uボートの1番艦U-2501、幾度ものブロック総入れ替えを経てようやく欠陥を是正しきった“本物の狼”、が静かに進んでいる。
大西洋で、複数のUボートがゆっくりと包囲網を形成し始めていた。
護送船団の運命は、まだ誰にも分からない。
世界標準時0852、大西洋上。
Uボートを取り逃がした護衛艦艇が船団に復帰する。
「Uボートの撃沈を確認出来なかったのは残念なことだ。だが、貴官らが対処してくれたお陰でUボートを追い払えた。それに護衛艦2隻とソードフィッシュ数機がUボートに対処している間に数回変針を繰り返したからクラウツどもは我が船団を見失っただろうし、そうなれば船団襲撃は極めて困難だろうて。」
そう言って船団司令は護衛艦艇の艦長たちに感謝する。
そこに通信士官からの報告が入る。
「ドイツ海軍の暗号通信を傍受しました。恐らく群狼戦術を仕掛けてくることでしょう。」
「そうか。なら、念のためもう一度変針するとしよう。」
船団司令は通信士官からの報告を聞いて、再度の変針を決断。変針して未来位置を外した。
世界標準時0858、大西洋の荒波の中
冷たい大西洋の深みで、VIIC型Uボート「U-267」の聴音室は緊張に包まれていた。
「船団を探知しました。」
聴音手の声が、狭苦しい艦内に響き渡った。ヘッドホンから聞こえるプロペラ音の群れは、間違いなく大型の護送船団だった。数十隻の商船が、護衛駆逐艦の影に守られながら進んでいる。
艦長は、瞬時に決断を下した。単独襲撃。狼群の支援を待つ時間はない。この機会を逃せば、再び数週間、灰色の海を無駄に彷徨うことになるだろう。
「T3FaT魚雷、発射用意。磁気信管、深度設定は9m。発射本数は、2本。」
U-267は静かに深度を調整し、潜航を続けた。電動モーターの低いうなりだけが、艦内の空気を震わせる。空気は既に重く、汗と油と金属の匂いが混じり合っていた。乗組員たちは息を潜め、計器の針だけを睨みつけた。
世界標準時0903、大西洋。
「魚雷、発射!」
二本のT3魚雷が、艦首の発射管から静かに滑り出た。FaT(Federapparat)装置を備えた魚雷は一定の距離を馳せるとジグザグ航走を開始して護送船団内部の艦に命中する可能性を再度発生させる。磁気信管は、鉄の船底が作り出す磁場を感知して爆発する――完璧な設定。
U-267は即座に深く潜航した。艦長は唇を噛み、秒針の動きを数えていた。
その瞬間、別のUボート――U-2561の聴音手が、友軍の魚雷発射音を捉えた。
「魚雷発射音! 方向……我が艦に接近中!」
U-2561の艦長は即座に命令を飛ばした。「潜航! 静粛航行!」バラストタンクの水音を最小限に抑え、潜舵を下げてプロペラをゆっくり回す。魚雷の渦流がすぐ近くを通過する気配を感じ、乗組員の背筋に冷たい汗が伝った。
一方U-267の側では、緊張の時が続いていた。
「90秒……」誰かが小さく呟いた。
やがて――
遠くで、鈍い爆発音が海中に響いた。最初の一撃はC3級貨物船の真下で炸裂し、船体を二つに引き裂いた。続いて二本目の魚雷が別の商船に命中。火柱が夜明け前の海面を赤く染め、黒煙が立ち上るのが、潜望鏡からかすかに見えた。
しかし喜びは束の間だった。
同時刻、大西洋。護送船団「ONS」所属のC3級貨物船「Atlantic Star」船橋。
灰色の空と荒れた海が果てしなく続く中、船団は定速で東進を続けていた。38隻の商船が9列に並び、駆逐艦とコルベットが周囲を固める。護衛空母の航空機が低く旋回する姿が、わずかな安心を与えていた。
三等航海士のジェイムズ・ハリスは双眼鏡を目に当てた。
「静かだな……」
その言葉が終わらないうちに――
船の真下で、天地をひっくり返すような爆発が起きた。
同時刻、大西洋、護送船団「ONS」
C3級貨物船「Atlantic Star」のキール直下で、磁気信管のT3魚雷が炸裂した。船体がまるで紙のように持ち上がり、甲板が裂け、貨物倉から炎と黒煙が噴き上がった。積んでいた食糧と弾薬が次々に誘爆し、船は瞬時に真っ二つに折れて沈んで行く。
警報ベルがけたたましく鳴り響き、船団全体に無線が飛び交う。
直後、二本目の魚雷が隣の列のもう一隻の貨物船に命中した。巨大な水柱が上がり、船体が真っ二つに折れる音が海風に乗って聞こえてきた。燃える油が海面を覆い、生存者が絶叫しながら海に飛び込むのが見えた。
ブラックスワン級スループの艦長は、即座に命令を飛ばした。
「警報!総員戦闘配置!対潜戦闘用意!」
スループは波を切り裂いて急旋回し、Uボートの推定位置に向かって全速で突進した。後続のフラワー級コルヴェットも追従する。そしてそこに別の方向からUボートの推定位置へゆっくりと近づくフラワー級コルヴェットからVHFでASDICの観測データが送られてくる。
船団の司令官は、燃え上がる「Atlantic Star」を振り返りながら唇を噛んだ。
「畜生……単独か、狼群か。いずれにせよ、奴はすぐ近くにいるはずだ。」
U-267の艦長が単独で仕掛けた大胆な奇襲は、船団に深刻な打撃を与えた。しかしそれは同時に、護衛部隊の猛反撃を呼び起こした。ASDICのping音が海中を埋め尽くし、爆雷の連続する衝撃波がUボートを追い詰めていく。
護送船団は傷つきながらも、散開しつつ再集結を試みた。戦いはまだ始まったばかりだった。Uボートの影はどこかに潜み、次の標的を狙っている――1943年秋の北大西洋は、そんな死と鋼鉄の海だった。
護送船団の護衛艦艇が即座に反応する。ASDICのping音がU-267の船体を叩き始める。
艦長は歯を食いしばり、次の命令を下した。「取舵いっぱい!水深200メートル!」
U-267は傷つきながらも、暗黒の深海へと逃げ込む。背後では護送船団の混乱した汽笛と、爆雷の連続する轟音が響いていた。
この一撃で、少なくとも一隻の輸送船は確実に沈んだはずだった。しかし大西洋の戦いは、決して一方的ではなかった。空からは飛び立った護衛空母の航空機が虎視眈々と味方のUボートを狙っている、味方のUボートは次々と狩られていく時代――1943年秋の厳しい現実だった。
U-267の乗組員たちは、息を潜めながら次の機会、そして生きて帰還できるかどうかを祈るしかなかった。
世界標準時0906、北大西洋
U-2561の司令塔は、漆黒の海面をわずかにかき分けながら潜望鏡深度に浮上した。
艦長ハンス・シュミット少佐は、氷のように冷たい金属の接眼部に顔を押し当て、息を殺した。
護送船団はまだ混乱の只中にあった。つい3分前の雷撃で一隻の輸送船が沈み、フラワー級コルヴェットの一隻が救援に当たっている。波の音とスクリューの響きが、潜望鏡の倍率の中で不気味に歪んで聞こえる。
「位置確認……方位073、距離4,000m。速度9ノット……」
シュミット少佐の声は低く、ほとんど息だけで発せられた。
無線員が即座に暗号文を打つ。指先が震えていた。
*「餌場が見つかった。座標を送る。急げ。」*
その電波は、ドイツ本国目掛けて北大西洋を音もなく駆け抜けていった。
世界標準時0907、北大西洋
追撃を振り切り、北大西洋に浮上したU-267の無線室で、受信ランプが赤く瞬いた。
「司令部宛の通信です。」
艦長の目が鋭く光る。
「両舷全速。針路070。例の護送船団をもう一度やる。」
同時刻
他のUボートも次々と反応していた。
U-413、U-552、U-621……北大西洋の闇に潜む灰色狼たちが、一斉に鼻先を向け始めた。静寂を破るスクリューの音がゆっくりと、しかし確実に増えていく。
世界標準時0916
Uボート艦隊司令部はU-2561からの二度目の報告を受け取るや否や、集合位置をわずかに南西へ変更した。
わずか数キロの調整。
しかしそれは、死の包囲網をより完璧なものにするための冷徹な計算だった。
世界標準時1008、北大西洋
海面下で、異様な緊張が張りつめていた。
U-2561は再び深く潜航し、ただ静かに待機している。
潜望鏡を上げるたび、護送船団の影が少しずつ大きくなっていくのが見えた。
艦内は蒸し暑く、男たちの息遣いが荒かった。誰も言葉を発しない。
ただ、魚雷発射管の前で待機する兵士たちの額に、脂汗が浮かんでいた。
U-2561自身とU-267を含め、16隻のUボートが、護送船団の周囲をゆっくりと包囲しつつあった。
海はまだ静かだった。だがその静けさは、すでに爆発の寸前だった。
護送船団のフラワー級コルヴェットの一隻が、突然針路を変えた。
まるで、闇の中で何かが蠢いていることに気づいたかのように。
シュミット少佐の唇が、薄く歪んだ。
「諸君、狩りの時間だ……。」
Uボートの群れはゆっくりと、しかし着実に、獲物に牙を近づけていた。
北大西洋の冷たい海で、今まさに史上最大級の狼群攻撃の幕が開こうとしていた。
世界標準時1009、北大西洋
フラワー級コルヴェット「ハイドレンジア」のレーダー室に、鋭い警報が鳴り響いた。
「潜望鏡らしき反応!方位030、距離2.7kyd!」
ブリッジの艦長は即座に決断した。
「船団から離脱、全速前進!
捜索を開始する!」
灰色の船体が波を切り裂き、船団を狙うUボートを仕留めるべく船団の左舷前方へと突き進む。船団の各船は息を詰めてその後ろ姿を見送った。誰もが胸の裡で同じ思いを抱いていた。
しかし、運命は残酷だった。
世界標準時1010、北大西洋
轟音。
「ハイドレンジア」の真下で、巨大な水柱が噴き上がった。魚雷は艦底直下で炸裂し、バブルパルスが薄い鋼鉄の船体を紙のように引き裂いた。次の瞬間、燃料と弾薬が誘爆し橙色の火球が海面を染め上げる。
わずか十数秒で、花の名を持つ小さなコルヴェットは波間に消えた。
「魚雷だ!左舷前方!」
叫び声が次々と上がる。
直後、C3級貨物船「エンプレス・オブ・アジア」の甲板に、凄まじい衝撃が走った。船体が真っ二つに折れ、積み荷の小麦粉と食用油が炎を上げながら海に流れ落ちる。続いてリバティ船「ジョン・ハンコック」、エンパイア船「エンパイア・ガゼル」、T2タンカー「チェリー・ヴァレー」――
一瞬の静寂の後、船団全体が地獄絵図と化した。
水柱が次々と上がり、金属が引き裂かれる悲鳴、炎の咆哮、男たちの絶叫が荒波に掻き消される。10隻の商船が、まるで獲物を狙う狼の群れに囲まれたように次々と炎上し、傾き、沈んでいった。
「Uボート!群狼だ!」
空を覆う黒い雲の下、空中哨戒中のフェアリー ソードフィッシュが降下してきた。翼の下から、細長い円筒が次々と投下される――AN/CRT-1ソノブイ。海面に着水したソノブイは、無線で水中音響データを即座に母艦へと送り返した。
護衛空母「HMS バイター」の飛行甲板では、 既に次の一手が準備されていた。
「緊急発進!回せー!」
ソードフィッシュが怒涛のように飛び立つ。Mk.24機雷――敵潜水艦を「追尾」する悪魔の魚雷を吊るした複葉機は、低空を這うようにして戦場へと急行した。
世界標準時1012、北大西洋
ソノブイのデータが示す位置に、ソードフィッシュが対潜爆弾を投下した。
海面が盛り上がり、巨大な気泡と油の染みが広がる。VIIB型Uボートの残骸が、ひしゃげた鉄塊となって浮かび上がった。乗組員の断末魔の叫びは、誰にも聞こえなかった。
そのわずか数十秒後、ブラックスワン級スループ「ストーンクロップ」のASDICが冷たい金属の反応を捉えた。
「コンタクト!距離800ydにUボート!」
報告を受けて、艦長は攻撃を下令する。
「ヘッジホッグ、撃て。」
前方投射式対潜迫撃砲が、二十四発の爆雷を扇状に海中に叩き込んだ。水中を高速で落下する爆雷群が、Uボートの周囲で次々と炸裂する。
海底からの衝撃波が海面を震わせ、やがて大量の気泡と重油、そして木片が浮上してきた。
船団の残存艦は、まだ燃え続けていた。沈みゆく船から脱出した水夫たちが、救命ボートで必死に波間にしがみつく。
しかし、少なくともこの瞬間――
狼の群れの一角が、確かに叩き折られたかに見えた。
空ではソードフィッシュが旋回し、海上では護衛艦艇のレーダーが再び闇を睨む。
大西洋の戦いは、まだ終わらない。
次の瞬間、ソノブイが新たな目標を探知した。
世界標準時1013、北大西洋上空
「恐ろしく静かなUボートだ!」
通信士がペガサス Mk. XXX 空冷星型9気筒エンジンの轟音に負けないよう大声で怒鳴る。
「ああ!だが見つけた!つまりこちらの勝ちだ!」
機長がペガサス Mk. XXX 空冷星型9気筒エンジンの轟音に負けないよう大声で怒鳴り返す。
ソードフィッシュは海面近くへと舞い降りて、新たに発見したUボートの頭上にやけに短い魚雷を投下する。
そうして護送船団の面々はソードフィッシュが投下した魚雷が獲物に喰い付くのを見守る。
そのUボートはキャビテーションを起こすほどプロペラを激しく回し、Mk.24機雷がそのキャビテーションノイズ目掛けて突進する――僅か12ノットで。
そしてMk.24機雷が喰い付いた瞬間、誰もがそのUボートの撃沈を確信していた。
だが、彼等の予想を裏切る事態が、彼等の耳に入ってきた。
「なんてことだ!Mk.24機雷が振り切られるぞ!」
世界標準時1014、北大西洋
「どうやら今回投下されたのは、新型の爆雷だったようだ。」
艦長のエングルベルト・エンドラス中佐が努めて冷静に状況を分析する。どうやら死線を掻い潜って奇跡の生還を遂げた経験が、彼をより豪胆にしたようだ。
ヘッドホンを通じてスクリュー音を発する新型爆雷がU-2501を追尾している様子を聴いていた聴音手が、エングルベルト・エンドラス中佐の人並み外れた冷静さに畏敬の念を抱かせる。
「しかし艦長、この新型の爆雷は本艦に付いてきています。このままでは……本艦は撃沈されてしまいます。」
副長が恐怖に声を震わせながら艦長のエングルベルト・エンドラス中佐に懸念を示す。
「へえそいつは一大事。」
誰が聞いても言っている内容にそぐわない声色でエングルベルト・エンドラス中佐が応じる。
そうしてU-2501は30秒近く全速で新型爆雷と追いかけっこしていると、聴音手がある重大な事実に気付いた。
「艦長、本艦を追尾する新型の爆雷ですが、本艦を追尾しながら遠ざかっております。」
「じゃあそのまま離脱して、新型爆雷が本艦を追尾しなくなったら、Uボート艦隊司令部に今回本艦に使われた新型爆雷に関して報告することにしよう。」
聴音手からの報告を聞いてエングルベルト・エンドラス中佐は一時離脱とUボート艦隊司令部への報告を決断する。
そしてU-2501は護送船団から離れていき、12分後に潜望鏡深度まで浮き上がりUボート艦隊司令部に新型爆雷のことを報告すると、踵を返して護送船団を再び襲撃すべく15ノットという高速で護送船団に向かって行った。
という訳で、New Menaceの正体はXXI型Uボートでした。
つまり連合国側から見てのタイトルだった訳ですね。
それにしても英海軍もソノブイ&対潜魚雷という中々えげつない対潜兵器を持ち出してきたみたいです。




