プロローグのようなエピローグ
2004年に作った物語。22年前かー。感慨深い。このころからすでに、あちこちの物語の芯が、決定しているねー。
ピクシブでの小説企画「執筆応援プロジェクト~秘密~」に参加のために掘り起こして、こちらにもアップ。
宇宙海賊。地球に病んだ依存をする地球人。未来を手にしたのは・・・。
主人公タルヒは感染するかもしれない病気を持っているため、まともな仕事では働けない。
コネを使って行きついたのは、宇宙海賊にかかわる仕事。
娼婦の母と懇意だった海賊を父だと思っていたら、違っていて、タルヒも彼も落ち込むが、では・・・本当の父親は?
0.000000001は一塵。
僕の人生はここで終りだ。
はるか昔に絶滅したはずの巨大な虎が、僕の間近であぎとを大きく開けた。
真っ赤な口に、ピンク色の柔らかそうな舌が僕の間近に迫っている。
そばにいるのは、愁いの目をした肉食の兎。
この世界でたった一匹になった白頭鷲が虎に食われようとしている僕を覗き込んでいた。
イリス。
僕は、帰る。
君に、一片の血肉も、心も残さずに。
僕は僕に使われた法則にのっとって、還元されるんだよ・・・・・・。
そのことは怒らないでほしい。
僕は自分の行動が正しいと、今この瞬間さえ思っているんだ。
君にも手紙は残した。それがきちんと届くかどうかは、あの小さな真実しだいだ。




