月の迷宮イーグル攻略
【よくぞ我が試練を乗り越えましたね】
ブライザーはジト目で見つめる
【我が試練を乗り越えた者に我が加護を与えましょう】
ブライザーはジト目で見つめる
【そしてつきの戦艦イーグルの使用を許可します。】
ブライザーはジト目で見つめる
【そして神獣【クマダ】を与えます】
そこに子熊が現れる。ブライザーの足元に来て頬をスリスリしてくる。かなり可愛い、しかし
ブライザーはジト目で見つめる
【もうなんなんですか? そんな目で見つめないでください、プンプン】
頬を膨らませて怒る月の女神
ようやく変身が解けてクレイに戻り女神に
「いや、そうなるって」
クレイは冷静だった。
【だいたいクレイ君が早く来すぎなんです、私達にも準備とかしなきゃいけないのにいきなり来すぎなんです】
《確かにそうなのよね》
何故かいる木の女神が同意する。
「いきなりって、ここあんたの家か?それならいきなり来てすまんな」
【えっ、あのここがどこか知らないんですか?】
「月やろ」
【はい】
「それ以外にもなんかあんのか?」
【まあ月以外にもって言われると確かに月だけなんですが】
月の女神は思った、クレイ君はまたここが八大迷宮と知らずに来たんだと、そして黙ってた方が面白そうだと
「そやろ、あんたが月の女神ってことはここが家なんか?」
【まあその様なものですね】
「そうかやっぱり勝手に入ったんはすまんな」
クレイは勝手に入ったんは悪いと思う
【いいんですよ。私達神は人に試練を与えなければいけないのですから】
「そうかじゃあもう試練終わったし帰るわ、出口どこなん?」
【ああ出口ならあちらに・・・ってまだ説明終わってませんよ、ちゃんと聞いて下さい】
帰ろうとするクレイにあわてて止める月の女神
クレイが、えっ! まだあんのみたいな顔をするが立ち止まる
【えっとコホン、まず私の加護を与えたので月の属性魔法ご使える様になります。貴方は既に木の女神の加護を受けていますね、それと同じ様なものですね
】
「へー月の属性か、確か姉ちゃんが使う魔法やな」
【あとは貴方がここに来るために入った洞窟ありますね。あそこは飛行戦艦イーグルになります、使い方は【ソールエル】と唱えて下さい、戦艦が起動します。貴方は既に世界樹を木の女神から貰っていますね、あそこに整備基地が備わっています。上手く使って下さい】
《そうそう、クレイ君はあんまり世界樹使ってないよね。せっかくあげたんだから使ってよ》
「あんたが碌に説明しないからやろ」
怒るクレイ、あれーととぼける木の女神
《むー仕方ないから使い方はそのブライフォンにインストールしておくよ》
【じゃあ私も戦艦の使い方をブライフォンにインストールしておきますね】
2人は伊達にクレイを見てきたわけではない。知っているのだ説明するだけ無駄だと
「助かるわ」
クレイはそんな事知ってか知らずかお礼を言うのであった。
【最後に神獣のクマダを与えます】
さっきからクレイに甘えてくるクマダ
「これ貰ってどうするねん?」
【育てるのです】
「いや育てるゆうてもやな」
【それではブライザー貴方がこの世界の悪を倒してくれると信じていますよ、さらば】
そう言うと景色が変わる、
「お前ら動物押し付けすぎやろ!」
気付くと最初に来た洞窟の前に居た
「なんやったんや」
クレイはそういいながら、下を見るとクマダがゴロゴロしてるので
「うりゃー」
クマダを抱き全力でモフモフしていた。辺りは真っ暗だった。
『隼人、多分なんだけど』
「なんやブライフォン」
『門限過ぎてないかな』
辺りを見回し、真っ暗なのに気付くそして顔を真っ青にし
「ナンテコッタイ」
大慌てで帰路につくクレイ、ちなみにその日八大迷宮イーグルが攻略された事はすぐに知れ渡った。
実を言うと月の迷宮は小迷宮含めて攻略者がいない、なので攻略したら何が起こるかは誰も知らなかった。しかし攻略した事はすぐに分かった何故なら神の月一面に攻略されました。と書かれていたからである
もちろん、王宮は大混乱、ベルーザ伯爵も大慌て、月の迷宮攻略者に話を聞きたいと迷宮入り口に張り込んだが皆んな俺たちじゃないという始末、ウッルドに続きイーグルの攻略者も名乗り出る事はなかったのである。
「何故だ、何故八大迷宮攻略者は名乗り出ないのだ」
王様は大変である
その頃クレイは
「クマーー」
「この世界のくまはクマーーって鳴くのか」
驚愕のクレイ
「クマー? クマーー!」
「静かにしろばれるやろうが」
クレイは自分の部屋に抜き足差し足で向かう
正直、木の魔法を使えば楽に帰れるがクレイはそんな事に気付かない
「くっくっく、昨日の俺とは違うんやで!」
「ほう、どう違うのかな?」
「はっ!」
クレイは恐る恐る後ろを向く
「やあ、まさかの2日連続とはね」
「違うんやでこれは違うんやで」
クレイは必死に誤魔化そうとするが
「問答無用!」
「ぶっひゃー」
その日、この寮で伝説が生まれたとか生まれなかったとか




