89:3回だよ!3回!!
「それでは次のお願いじゃ!」
「さっきお願いを聞いたばかりだろ!まぁよい。美味しいカレーを2つ食べたからな。お願いは何だ?」
「お願いの内容は王様の一存のみで簡単に処罰するのをやめる事じゃ。聞いた話によると王様の機嫌を損ねると簡単に処罰されるそうじゃないか?それは良くないんじゃないかのう。」
「私に意見を言う気か?」
「そうじゃないぞい。お願いの内容を細かく説明しておるだけじゃ。」
「お前が何を言っているか分かったぞ。そういう事か!お前たちの処罰を無かった事にする為に言っているんだな!」
「それもありますが、今後も王様の一存で簡単に処罰するのをやめて欲しいと言っているんじゃ。」
「よーし分かった。それじゃあお前がどちらか決めろ。お前たちの処罰が無かった事になるか、それとも今後の処罰を私の一存で簡単にしない事か。」
「それでは今後の処罰を王様の一存で簡単にしない事でお願いしますぞい。」
「本当によいのか?」
「大丈夫ですぞ。」
「それではお願いを聞いてやろう。」
「えー源五郎さん。」
アタルが顔面蒼白になり言った。
「それじゃあ次のお願いじゃ。」
「お前はふざけているのか?もう2つもお願いを聞いただろ!」
「ふざけていませんですぞ。一番美味しいカレーを食べたら願いを聞いてくれるんじゃろ?海の王の言葉に偽りは無いんじゃろ?数の制限は言われていないからのう。何回でもお願いを聞いてくれるって事じゃろ。」
「そんなふざけた事があるか!!!今すぐにお前を処罰してやる!」
王様はわしに殺気を向けてきた。
「完全に王様どっかんじゃな。先程、王様の一存で簡単に処罰しない約束はどうしたんじゃ?」
「そんな事はもう関係ない!!」
「やはり最低な王様じゃな。お願いをしてもどうせそんな事じゃと思っておったぞ。王様がカレーを食べた後、わしが姫の話をしたら明らかに不機嫌になった。話して分かるような王様じゃないとわしはそこで思ったんじゃ。じゃからわしは無理難題を言って王様の様子を見る事にしたのじゃ。」
「うるさい奴だ!!お前もあいつと同じ様に私が直接手をくだしてやる!!」
王様はそう言って空間から槍を取り出そうとした。
「そんな王様にはこうじゃ!!」
王様が槍を取り出す前にわしは縄を出現させ王様に縄をかけた。
「私にこんな事をして!!こんなもの!!」
「無駄じゃよ。その縄は私の特製縄じゃ!!万が一、王様に話が通じない場合は戦う覚悟でここに来たのじゃ。美味しいカレーを食べてハッピーエンドじゃったら良かったのになぁ。」
「源五郎!最初からこうすれば良かったんだよ。」
「そうじゃな、アーチ。最初から縛れば良かったなぁ。」
「このままだと大災害が起きてしまいます。」
ラビは焦りながらわしに話しかけてきた。
「縛ってみたんじゃが、大丈夫そうじゃ。ほら王様を見てみるのじゃ。」
「先程より大人しくなっているような気が。」
「わしの縄で縛ると相手の体力を奪うのじゃ。これなら大災害が起きる心配は無さそうじゃ!!」
「こ、こ、こ、これは何という事ですか!?」
綺麗な顔立ちのイケメン茶髪王子かぐやが来て叫んだ。




