33:占いに呪文は必要なのか。
執事に案内され部屋に到着したわし達。
「わぁー!お部屋広い!!大きいベッドもある!!」
と言ってアーチ少年はベッドにダイブした。
「本当じゃな!!ってベッド一つしかないぞ。」
「大きいベッドふかふか!源五郎と一緒に寝る!!」
(一緒に寝る!?あーなんて事だ!こんな天使のアーチ少年と一緒に寝るなんて!?
アーチ少年の家で寝てしまった時は止む終えなかったが、今回はわしのわしが抑えきれなくなってしまうぞ。)
「アーチよ!ゆったり一人で寝た方がいいと思うから、執事さんに他に部屋が無いか確認してくるぞ。」
「えー!今日も源五郎と一緒に寝る!」
(おふっ!これは誘われてるのか。)
「だって僕、知らない街で一人で寝れない。シャルロットはいるけど源五郎も一緒じゃないと不安で寝れない。」
(お、そういう事か!考え過ぎたぞ、わし!アーチ少年とは知り合ったばかりじゃし、紳士に振る舞わないと!)
「そういう事なら一緒に寝るとするか!」
「やったぁ!!!」
「シャー!!」
(そんなに嬉しいのか!一緒に寝るというだけで喜ぶアーチ少年はやはり天使。)
「源五郎!そういえばさっきの占いだけど、僕全然分からなかった。」
「占いじゃな!難しい言葉が並んでたからなぁ。それじゃあ一緒に考えるとしよう。占い結果がこうじゃな。」
〈陽の光が忘れ去られた場所。漏れる液体白く照らされ七色の光導かれる。〉
「まず最初の陽の光が忘れ去られた場所。これはきっと太陽の光が届かないって事なんじゃないか?」
「源五郎!すごーい!って事は?」
「暗い場所という事じゃ!」
「漏れる液体白く照らされは?」
「それはわしにも分からないぞ。液体が関係しているのは確かじゃと思うが。
七色の光導かれるはきっと虹の事じゃろ!おっ、という事は液体は雨かな。
雨上がりに虹が出るからなぁ。」
「源五郎すごい!って事は暗い場所を探して雨と虹に注意していればお母さんとお父さんに会えるって事かな。」
「抽象的なポエムじゃから何とも言えないがたぶん、そうじゃ!!」
「じゃあ源五郎の占いは?」
「占い結果はこれじゃったな。」
〈闇が全てを埋め尽くすその時、幸運な色がおとずれる。〉
「闇が全てを埋め尽くすその時って事はこれも暗いって事じゃろう!
じゃから暗くなる時って事じゃろ!」
「その後の言葉は?」
「幸運な色って事はイメージとしては金色かな?という事はお金が手に入るんじゃないか?」
「すごーい!暗くなる時にお金を手に入れる事が出来るんだね!」
「これも抽象的なポエムじゃから何とも言えないがたぶん、そうじゃ!!」
「源五郎、頭いい!!」
「アーチに言われると照れますなぁ!!」
「それじゃあ寝るとしよう。」
「うん。寝よう。」




