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樹海東部で〜上流探索①〜

「本当に、なんとお礼を言ったらいいか。ありがとうございます。」

「あれぐらいならどうにでもできる。それに見捨てる事などできなかったからな。」

「是非、貴方様の役に立ちたく思います。我らフォレストウルフ・エリート100匹を配下に入れていただきたく存じ上げます」

「そいつは願ったり叶ったりだ。これからよろしく頼むぞ」「御意!」

なんだろう、ドレイクってやっぱすげぇのかな。

これまでゴブリン[オールDだが、上位種のホブは特殊系D、それ以外C、エリートは特殊系C、それ以外B、リーダーはオールB、キングはオールA](キングを筆頭に200匹、もっといるらしい)、

キラービー[オールBで、リーダーは物理防御がB、それ以外はA、クイーンはオールA](襲われたがあっさり撃退。龍眼は知らなかったが竜眼は知っていたため、女王バチに報告→女王急いで来る→話し合いの結果、総勢十万匹が仲間に)、

レギオンホーク[物理系B、それ以外A]、

アーミーイーグル[機動力B、それ以外A]、

トルーパークロウ[防御系B、それ以外A](縄張り争いに巻き込まれて仲裁、そのお礼とお詫びにそれぞれ百匹ずつ加わる)、

カーバンクル[特殊系S、それ以外B](人間に襲われ、額の宝石を奪われそうになっていたので人間を捻り殺し、奪われた奴の宝石を回復魔法で再生させた→宝石に加え、五十匹が仲間に入る)、

スレイラプトル[拠点作成の時の最後に書いた通り。だが、リーダーは機動力がAになる](龍の姿になったら話せるようになった。俺が狩っていた群れと対立していたらしく、先日模擬戦の時に流れ弾に当たり、全滅。そのお礼と恩返しとして百匹仲間に)、

レージカルタウルス[オールAだが、リーダーは物理攻撃がSになる]、

ランペイジレックス[オールAだがリーダーはオールS。化け物だよ、これ](暴れていたので睡眠毒で鎮静化、お礼としてそれぞれ二十匹、十匹仲間に)が仲間となった。

「いや多いな!?」「急にどしたの!?」

ウルフたちと分かれ、川で休憩していた俺は、仲間になった奴らを思い出し思わず声を出した。[普通のウルフはオールC、エリートはオールB、エリートリーダーはオールA](人間たちが虐殺しようとしてたので全滅させた→最初のセリフ通り)

「いや、仲間になったの多くね?びっくりするぐらい数いるんだけど。ゴブリンやラプトルはさておき、ほかは群れているか、もしくは一匹だけでもやべえやつばっかだし…カーバンクルなんて見つけたらラッキーって思うぐらいには希少な奴だろ?」

「ゴブリンでもキングやエリートはすごいし、ラプトルも十分やべえ奴だよ?」

「そういやそうだわ…魚と熊とお前が強すぎて忘れてました。」

「それに、お兄さんはすごく優しいから、皆仲間にしてほしいと思うんだよ!ドレイクっていうのもあるけど、それが一番大きい要因だよ!」

「……そうか」

なんだかんだ褒められるのは嬉しい。しかも慕ってくれる奴からならなおさらだ。

「あれ…?これってまさか…」「どうした?」

「これってさ…腐蝕属性の…」

「たしかに…誰かが使ってそれが残っていたようだな」

腐蝕属性というのは、全ての属性の中でも一番鬼畜だと思っている。受けた部分から徐々に腐って消えていき、やがてチリ1つ遺さずに消滅するのだ。それを使うやつがいる…

「警戒しながら進むとしよう。」

「うん、賛成。痕跡から見て、まだ近くにいるかもしれないからね」

もし戦いになったとしても、勝てないことはない。俺には状態異常無効があり、ビオラには腐蝕無効がある。1ヶ月の成果の一つだ。他にも攻撃方法を持っているだろうが、大抵の場合俺たちが勝つ。まぁ、戦わないに越したことはないが。

「…!大変だよ、シルマ兄さん!上流で戦いが起こっているみたい!」

「…本当は避けたいが、流石に心配だ。様子を見に行くぞ!」「オッケー!」

俺たちは急いで向かった。

[]の中は能力値について、()の中は仲間になるまでの概要です。

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