真龍復活〜絢爛なる守護者、再誕〜
『我を……生き返らせてみせるだと……!?
悪い冗談はやめてくれ。少しでも期待してしまうではないか!我の体は、悠久の時を経て、完全に消滅してしまった!今更蘇生など……!!』
「ああ、それなら良かった」
『!?!』
「生き返りたくないとか、消えたほうがいいだとか、そんなふうに拒否されなくて、むしろ少しでも期待してくれて」
『何を……言っている……?!』
「たしかに普通の魔法じゃ、消滅したら無理だ。でも、普通じゃない魔法なら、普通じゃない方法ならどうだ?」
『それがあるのか……!?』
「こいつが、それを受け入れてくれるかどうかだが」
「コルル……。」
「本当にいいのか?」
「コル!」
「……ありがとう。さて、最後に」
俺は真龍に向かって言う。
「あんたは、生き返りたいか?」
『………勿論だ。生き返りたいとも!我の生み出した娘たちに……可愛い可愛い娘たちに、会いたいからな!』
「了解した。リメイキングリザレクション!」
召喚した龍将の体を、真龍の魂が根付きやすくなるよう再構築。
真龍の魂が入り込み、彼なりの人型を取り、龍将の魂が剣となり背中に納刀した。
そして、溢れ出んばかりの魔力が、彼の身体を包み、服を作る。
「真龍が一人、絢爛なる守護者ファフニール、ここに再誕」
「いや真龍って複数いるの!?」
「そうですぞ。最も、他の方がどこにいらっしゃるのかは、分かりませんが」
「なにはともあれ、久しぶりの肉体ある我の姿、うん、鈍ってはいないようだな」
「これからは、俺達の仲間として、よろしく。
無理なんかしたら、子供に泣きつかれるから、ちゃんと頼ってくれよ?」
「ああ、了解した。このファフニール、貴殿の牙となり、殻となり、支えさせてもらうぞ、仲間だからな!」
「おおおお……!!」
「どうした?いや、聞くのは無粋か。我らの導き手が一人、復活したということだな」
「残りも奴が開放するだろうな」
「これは……!フフフ、よくぞやってくれた、ニールの認めし者よ。
お陰でこの真龍が一人、不死身の魔導皇アジ・ダハーカも蘇るぞ!そなたがここを訪れるその日を、楽しみにしているぞ……!!」
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