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放課後のメイザード  作者: 月天下の旅人
ネオナチ決戦編
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決戦の前のネタ晴らし

 忍の性染色体に関する発言へ、頌子が突っ込みを入れる。

「その問題は妊娠する側の卵子をXだけにすれば解決するはずよ」

「まあ子宮移植する場合もXXにする手が使えるが、iPS細胞を使う場合はどうするんだ?」

「そこは何とかするしかないじゃないの?そもそも私達は専門家じゃないし」

「それをいったらお終いだな」

 するとそこにかすみが入ってくる。

「本題から逸れているわよ。今はネオナチスの演説が本題だから」

 そこで設定ミスだとばかり思っていたといった生徒はいう。

「まあ、これは私のせいね」

 するとかすみがそれに答えるかのように生徒達へ向けた発言をする。

「とにかくネオナチスに備えてしっかり学んで、遊ぶ時はしっかり遊びましょう」

「はーい!」

 生徒達が元気よく答えた。

「で、あなたはどうするの?」

 そう忍に問いただしたのはかんなだった。

「別にどうってことはない。男だとバレた以外はいつも通り過ごせばいいわけだし」

 女装姿ながら男声でそういう忍からはどことなくシュールさを感じさせる。

 女装が似合っているのだからなおさらである。

「いつも通り、ね。実際バラしたのはここのクラスメイトだけだし」

「それがそうでもないのよ」

 そういったのはかすみだった。

「校長から通達して、早速全校生徒に教室でバラすの」

「何だってー!?」

 驚く忍に、かすみは冷淡に返した。

「クラスメイトがうっかり漏らすかもしれない以上、予めバラす方が余計な噂も流れないのよ」

「それはそうかもしれないが、いよいよ持って何やってんだか……」

 さすがに、公にするわけではないといってもこれは恥ずかしい。

 何せ忍が自分の意志でやってはいなかった女装を、こんな形で周知されてしまうのだから。

 しかし当の本人は恥ずかしいというよりはただ単に驚きの方が多かったようであり、

こんなことを口走った。

「まあ遊びでやってたわけじゃないし、いいかな」

 すると理香子が悪ノリする。

「『遊びでやっているんじゃないんだよー!』って奴?」

「あながち間違いじゃないのが何ともいえないが、何でそのネタを知っているんだ」

「ネットで見たのよ。結構有名な作品だし」

「まあ、国民的なシリーズの一つで主人公がいったセリフだからな。印象に残ったんだろう」

「その作品は昔の作品だったけど、10年以上前にリメイクされたらしいわ」

「リメイクも今となっては昔の話、っていうのがシリーズの長さを感じるな」

 忍もそういいつつ、何故か灌漑深さを感じるのであった。

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