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『最強の盾と覚醒の聖女〜異世界で育んだ絆は永遠に〜』  作者: 凪塩 未来


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第二十二話:星月の一撃、そして静けさの海へ

ご覧いただきありがとうございます!第22話になります。


重なり合う二人の心、解き放たれる合体技『誓星・天衝連閃』!

航平と葵の解き放つ眩い光芒が、黒霧海域を支配していた大海蛇の核を穿ちます。


長かった海の決戦もついに決着!

漆黒の闇が晴れ、美しさを取り戻していく青い海と二人の勝利の瞬間を、ぜひ見届けてください!

「【誓星・天衝連閃(せいせい・てんしょうれんせん)】っ!!」


二人の叫びが重なった瞬間、航平の盾と葵の杖から放たれた極大の光柱が一つに溶け合い、夜空をつらぬく一筋の巨大な流星となって駆け抜けた。


黒い海を両断するように進む眩い光芒。

その閃光は、大海蛇の巨躯を押し包み、露出した胸元の『黒結晶』へと一直線に突き刺さる。


「グガァァァァァッ……!?」


絶叫を上げる大海蛇。

漆黒の核が光の激流に耐えきれず、カチリと音を立てて亀裂を生んだ。

次の瞬間、眩い破片となって弾け飛ぶ。


核を失った大海蛇の巨躯は、傷を癒やす間もなく端から眩い光の粒子となって崩壊していく。

周囲を取り囲んでいた従属魔獣たちも、根源を断たれたことで黒い霧と共に消滅していった。


静寂が、海に戻る。


視界を遮っていたどす黒い雲が割れ、雲の隙間から温かな陽光が海面へと降り注いだ。

漆黒に染まっていた海は、かつての美しく澄んだ群青色へと戻っていく。


「やった……勝ったんだね、航平」


力を使い果たし、膝をつきそうになった葵の体を、航平がそっと抱きとめる。


「ああ、葵のおかげだ。俺たちの勝ちだ」


二人は顔を見合わせ、安堵の笑みをこぼした。


その様子を感銘を受けた面持ちで見つめていたセレスが、二人の元へと歩み寄る。


「見事だ……! これほどまでに美しい勝利の一撃を、私は見たことがない。君たちは真に、この海を……ルヴァンの町を救ってくれた英雄だ」


セレスは胸に手を当て、二人に向け心からの敬意を込めて深々と頭を下げた。


遠くに見える港の方角から、異変の収束を察知した街の人々の歓声が微かに聞こえてくる。


青い海と潮風を取り戻した港町ルヴァン。

二人の絆がまた一つ、異世界の危機を救ったのだった。

第22話までお読みいただき、本当にありがとうございました!


合体技『誓星・天衝連閃』がついに炸裂!

航平の護壁と葵の光が合わさった圧倒的な一閃で大海蛇を撃破し、港町ルヴァンの青い海を見事に取り戻すことができました!


戦いを終えて支え合う二人の絆や、セレスとの熱い友情を感じていただけたら幸いです。

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