最終話 私らしく
何度も詐欺ってごめんなさいついに終わります!
先にお礼をば、ありがとうございました!
前回のあらすじ——
もう、迷わない! これが私だから!
「——コル……」
来てくれた、とアンナは泣きそうになる。決められた役割もシナリオも何もかもを振り切って自分として選んだ先に、心に決めた人が約束通りに現れた。女神にだって縛れない自由な世界がそこにある。
アンナがコルに駆け寄ろうとすると、剣を構えたままの2人が答える方が早かった。
「今なんと言った? 俺達は遊びでやっている訳ではないぞ」
「悪いけど、私達は真剣なんだ。止めるつもりで言ったなら無駄だから、下がってくれないかな、おまんじゅう君」
突然現れた邪魔者には目もくれず睨み合ったままの2人に、コルは悠々と返す。
「私も遊びで女性を賭けるなどと言ったりはしない。そもそも女性を賭けの対象にはしない。ただ貴公らを説き伏せねば、ここを通してもらえないようであったから参戦の意を表したまで」
「説き伏せる? 見えないのか、俺達は剣を交える直前だぞ。どけ」
「部外者の君に何を言われても止められないよ。この先に用があるなら迂回しては如何かな」
コルは一度アンナの方を見ると、ふうっと一つ息を吐いて佩剣に手をかけた。
「相分かった。では、宣言通り決闘に興じよう。私は彼女に用がある。ここを通して頂けないのなら、己の力でねじ伏せてこの手で道を開くまで」
すうっと、その真ん丸な体躯に似つかわしくなく、流麗とも言える動作でコルは剣を引き抜いた。妙に様になっている姿にアンナは目を奪われてしまったが、すぐに現実を思い出す。
白と黒は騎士団にこそ入団が叶っていないがそれなりの実力を持った騎士だ。共に細身だが長身で、アンナと同等の背丈しかないコルとは体格差があり過ぎる。おまけに手足も短く身体の各繋ぎ目は無いに等しいくらいに肉に埋もれていて、剣を取り回せるとは到底思えない。
「ちょっと……コル止めなって、どう見ても無理だから……そもそも皆して私を賭けるとか決闘とか——」
止めに入る為、慌てて階段を駆け下りようとするアンナをコルが止めた。
「アンナ、心配はいりません。私は騎士ですよ。大切なものを守る為ならばどんな危険も冒しましょう。尤もこのお二方が私の脅威となるかは別の話ですが」
アンナでも感じ取れたコルの挑発で、張り詰めていた場の空気にビキッと大きな亀裂が入ったのが分かった。
「……言ってくれるな膨らし粉」
「……随分な自信だね風船君」
白と黒が怒りのオーラを放っているのが背中からでも分かって、アンナは駆け下りようとした体勢のままたじろぎ後退った。それを正面で受けている筈のコルは身動ぎもしない。
「私は偉大な父の後を継ぐ者だ。その誇りと覚悟に賭けて何人にも負けはしない。例え2人同時に相手をすることになろうとも」
レイピアを胸の前に掲げて騎士然としたコルが強い眼差しを2人に向けた。度重なる挑発に、臨界点を超えたであろう2人の怒りが同時にコルに向けられた。
「……ならばその挑発に」
「乗ってあげますよマシュマロ君」
刺突剣が左右からコル目掛けて突き出される。アンナはボールの様なコルの身体に剣がぶっすりと刺さり、空気が抜けて萎む様子を瞬時に想像して青くなる。
「多勢に無勢じゃ勝てっこないって! なんで煽るのよ! コル!」
見ていられないと顔を覆おうとしたアンナだったが、カンッカンッと金属のぶつかる高い音がして、コルが2人の剣を捌いて避けて見せた。
アンナはコルの意外な剣捌きに呆気に取られたが、それはアンナばかりではなかった。
一撃食らわせて黙らせてやろうと完全にコルを下に見ていた2人の騎士は、同時に繰り出した剣を掠りもせずに簡単に捌かれて、次の攻撃に移る事なく一旦足を止めた。
「……なるほど。言うだけのことはありそうですね」
「……認めてやる。こちらも本気でやろう」
クロードが一歩前に踏み出すとコルが静かに言った。
「2人同時で構わない。レディの意思を無視して賭けの対象にするなどと、私は些か怒っているので手加減が出来ないかもしれない。故にそれぐらいで丁度いい」
見えはしないが青筋が浮いているのではと想像出来る程、広場に満たされた空気が三人三様の怒りでヒリついている。
もっとライトに鑑賞していたはずの決闘シーンが、実際に目の前で繰り広げられると場の空気だけで震えが来るほど恐ろしい。応援なんて出来ようはずもない。
「……そうですか、そこまで言うのでしたら」
「その謎の自信をへし折って後悔させてやる!」
言うが早いかクロードは踏み込むとコルへ向けて剣を突き出した。
コルはそれをまあるい体型からは想像できない俊敏さで身体を捻って避けて、飛び込んできたクロードに切っ先を向けて逆に攻撃に転じる。
しかしクロードも黒髪を掠めたそれをすんでの所で躱して、素早く体勢を立て直すと更に突きを繰り出す。
クロードの攻撃を手にした剣で払って躱していたコルは、何度目か刀身が打ち合った時に、相手の切っ先が目の前に迫ろうとも怯むことなく、自身の剣の側面を相手の剣の上でシャッと滑らせて、根本の部分で相手の剣を弾き飛ばす様に側面から強打した。
「——っく!」
剣を取り落としこそしなかったが、剣を握った腕ごと押し飛ばされた形のクロードは、体勢を崩して一旦後ろに下がった。
「あれ、コル……強い?」
いつ血が流れるかと気が気じゃなかったアンナは、コルの意外過ぎる剣の腕前に驚く。
「やるね、ハリセンボン君」
間髪入れずに今度はマティアスが踏みこんで、細かく斬撃も織り交ぜた攻撃を加える。
キンッキンッと剣と剣がぶつかる音が広場に響き、マティアスがほんの少し屈んだ様に見えた時、ガキンッと一際大きな音がして、一振りの剣が宙を舞った。
「——っ!」
アンナは口許を押さえて息を呑んだ。
頭上高く投げ出された剣の下で、空っぽになった手を天に掲げていたのはコルの方だった。
「調子に乗るからだミートボール!」
クロードがマティアスの脇から大きく踏み込んで、コルの胸を目掛けて剣を突き出した。
「もらった!」
「——コルッ!」
クロードがにぃっと口の端から歯を覗かせた時、屈む様な姿勢を取っていたマティアスが叫んだ。
「クロード! 違う! 剣を落とされたのは私の方だ! スノーマン君は自ら剣を放ったんだ!」
右手首を押さえて苦悶の表情を浮かべるマティアスの傍には、叩き落とされた彼の剣が転がっていた。
「——なっ……」
それを横目で認めるも、仕留める気で体重を乗せて突き出した剣は止まらない。
目の前にいる標的の淡青色の鋭い眼差しが、怯えも動揺もなく一瞬たりとも揺らがずに自身を刺し貫いている事に気付いて、クロードはコルに誘い込まれたと知る。
クロードの強力な突きを半回転して避けたコルは、空に高く放り投げて落下して来た自身の剣を空中で再び手にすると、突き刺さる標的を失って飛び込んだ勢いそのままに、体勢を崩しながら真横を通り過ぎて行く形になったクロードの背に振り下ろした。
「——ひっ!」
無防備な背に確実に刺さったと思ってアンナは悲鳴をあげかけたが、コルが振り下ろしたのは刃ではなく柄の方で、確実に青痣が出来るだろう、ドンッという鈍い音を響かせて背中に柄の部分を叩き込みクロードを地に這わせた。
白と黒の騎士に膝を突かせてもコルは息一つ乱さず、細身の剣をヒュンッと一回振るうと鞘にゆっくりと納めた。
「通らせて頂こう」
コルの勝利で決着を見たアンナはほっと息を吐く。
「……良かった」
誰も血を流さずに済んで心底安堵していると、広場を横断してアンナの下へとゆっくり歩いてくるコルの胸の辺りが裂けているのが分かった。
攻撃を避けた時に掠めたのかボタン止めの飾り紐と上着が裂け、その下のシャツがちらりと露出している。そのシャツに、薄紅色の染みが出来ていることに気付いたアンナは安堵したのも束の間叫ぶ。
「コル! む、胸のとこ! 怪我してる!」
アンナに言われて気付いたのか、コルは立ち止まると破れた部分を確認して、ああ、と嘆息するとゴソゴソと襟元に手を入れてペンダントを取り出しアンナに見せた。
ペンダントのトップ部分は割れて壊れてしまっていた。
「これが割れて中身が零れただけです。なんともありません」
アンナがその割れたトップになんだか見覚えがある気がしていると、急にコルの姿が揺らいだ。
(え?)
暑い日に遠くに揺らめく陽炎の様に、コルの姿がゆらゆらと揺れる。目がおかしくなったのかと眼鏡を外そうとするが、コルの後ろで地面に膝をついたままの騎士2人も驚いた顔をしているので、アンナの目のせいではないようだった。
「コ……コル?」
アンナの呼び掛けには答えずゆらゆら揺れて元の姿を保てなくなっているコルは、返事をする代わりにアンナに問いかけた。
「アンナ、私の友人の話を聞いて頂けますか? 私の分身の様な、愚かな友人の話を」
「友人……?」
映像の乱れたテレビの様になったコルは、アンナに語りかけながら再び歩き出す。
「私の友人は異国の出身で、その国の偉大な統治者の息子でした。後継として父も周囲も本人も、偉大な功績を立てた父の様にあれと期待をかけ、父の様に振る舞うことを求めました。
彼は必死でしたが、情けない事に後を継ぐと言うことがどういうことかも良く理解しないまま、愚かしい猿真似を続けるだけでした」
揺れる像の中からコツンと踏み出された脚は、どう見てもコルのマンチカンの様な短い脚では無い。
「そうして表面ばかりを取り繕って、求められる物になろうと必死な日々の中ある時気付いたのです。誰も自分を見ていないのだと。父と同じ役を演じられれば私でなくとも良いのではないかと。
そう気付いた彼は誰の言葉も素直に受け取れなくなりました。自分に向けられる全ての事が信じられずに、その心内を疑うばかり」
揺らめいていた像が霧の様になってコルの周囲を覆った。霧の向こうのシルエットはつい最近見た覚えがある。
「伴侶を迎える段になってそれは益々顕著になりました。どの方も見ているものは私が継ぐ物、手にする物、それを求めて私の事など見ていないのだと。どの人の言葉も眼差しも信じられずに猜疑心に満ちていました」
アンナの下へと歩を進める度に霧が段々と晴れ、その中に隠された人物の姿が露わになって行く。
「そんな折、国交の回復した他国との交流の一環で、そちらへ暫く滞在させて頂く事となりました。彼はそれを好機と思い、自分を自分として見てくれる方との出会いを求めて、さる方々の知恵をお借りし期待を胸にやってきました」
霧の中から現れたのは、コルと同じ柔らかそうな金髪に淡い青色の瞳をした、長身で端正な顔立ちの男性だった。
「魔法使い。そう呼ばれる事もある黎明の民に姿を変える特殊な香料を授けて頂き、背負う物の一切を隠して、容姿も身分も名前も偽り本来の自分とは別人として」
割れたペンダントを持ち上げて見せながら、直前までコルであった男性は整った顔で困った様に笑った。
アンナはハッと図書館で読んだファンブックの内容を思い出す。
黎明の民として描かれた女性が綺麗な薄紅色の液体が入った小瓶を持ってウィンクしていたあのページ。そこには不思議な香水の作用で姿を変えられると確かに書いてあった。
アバター着せ替え用のシステムとばかり思っていたが、香水の効果が現実にも作用するのだと言うのならば、その香水が入っていたであろう割れた小瓶を首にぶら下げている彼が、魔法の効力を失ったというのであれば、コルとは。
「エバーラインは交流会が盛んと聞いていましたので幾度か顔を出してみましたが、私に興味を示して下さる方は残念ながら居りませんでした。
今思えば当然だったのかもしれませんね。私が必死で磨こうとしてきたのは剥ぎ取った表面の方だったのですから。それを無くした私には何の価値も無いと」
階段下まで到達したコルだった人はアンナを見上げる。
「けれどお一人だけ、何もかもを失くした私を見てくれた方がいました。同じ様な悩みや弱さを持ち私を理解し受け入れてくれる。そして飾らない率直な言葉で私の塞いだ心を開いてくださった」
その人がゆっくりと階段を上って来るのをアンナは高鳴る心臓と共に見ていた。頭の中にはあの雨の夜に上着をかけてくれた人と、昨夜の名もなき人の姿が浮かんで、アンナの下へと歩んでくる人と重なっていく。
「初めは友だと思っていたんです。同じ悩みを持ち語り合える同志だと。けれど段々とその方の存在が自分の中で膨らんでいって……そして何と愚かな事をしたのだろうと自分を恥じるようになりました。
何もかもを偽って、大切に思う方を欺きその心を試す様な真似をしている。なんと卑怯な事をしているのかと。
けれど臆病な私はこの関係を壊したくないばかりに何も言えずに今日まで偽り続けてしまった」
心に決めたあの人と同じ、金髪に淡い青色の瞳を持った人がアンナの目の前まで辿り着いた。
「貴女が求婚されていると聞いて、正直に向き合えない私には何も言う権利は無いと一度は諦めました。けれどあの舞踏会に賭けてみたのです。何もかも、偽りの姿をも捨て去って、それでももしも貴女が私を見てくれるのならば、心の内までも全ての事をお話ししようと」
アンナの方が上段にいるのになお背の高い見知らぬその人は、申し訳なさそうに笑いかけた。
「レディ・メレディアーナ。貴女を謀った事をお許し頂きたい。貴女に名乗ったコルドレイン・ファン・グリニドラスは偽名で、貴女と幾度もお会いした姿も偽りのまやかしでした」
そしてその人は階段上で跪くとアンナの手を取り言った。
「私は、コルネリウス・レイ・デュ・アルディス。アルディス帝国の第一皇子であり次の帝位に着く皇太子の身です。
私の持つこの肩書きや、あるいは父に似た容姿にのみ興味を示す方は幾らでもいたが、その全てを置いて私自身を見つめてくれたのは貴女だけだ。
貴女が側に居てくれれば私はもう間違えない。いつだって私らしくあれるだろう。
アンナ、貴女の私と似通った弱い部分も素直な言葉で照らしてくれる光の様な部分も、その全てが私に必要なものです。愛しています、私と結婚してください」
コルネリウスは優しく微笑むと青く輝く瞳でアンナを真っ直ぐに見上げた。容姿は違えどもその微笑みも眼差しもアンナの良く知るものだった。
「……コルじゃないとか……急にそんなこと言われても飲み込めない……」
自ら踏み出した未知の物語の展開に戸惑って、アンナは素直な気持ちを吐露する。コルネリウスの笑みが少し翳った。
「でも……」
と、アンナは握られた手を握り返す。
「貴方が私の知ってる姿をしてなくても、どんな肩書きを持ってても、いつだって私を見てくれてた人に変わりはないんだって分かる。
私の卑屈になってた心を見つめて気付かせてくれて、そして受け入れてくれたのは貴方だけだった。
弱くてダメな部分は無かった事にはならないし、そこも含めてきっと私だから、それを認めてくれる貴方が側に居てくれるなら私も私らしくいられる」
左端のひび割れた世界からこちらを見つめる青い瞳を見返して、アンナはにっこりと微笑んだ。
「憎くてたまらないお邪魔虫だったけど、私の世界に光を差してくれたのは大好きな貴方よ。どんな貴方だって愛してるわコル、結婚しましょう」
不安げな表情でアンナを見つめていたコルは安堵した様に微笑むと、立ち上がりアンナをぎゅっと抱きしめた。
ぽよんぽよんでは無くなって、アンナがすっぽり収まってしまうほど大きくなったコルの背中に手を回し、アンナもぎゅっと抱きしめた。
それを階段下から眺めているしかなかった白黒の騎士の2人は、お互いを見合って仕方ないと言った風に笑った。
その後、なんやかやとあってから、アルディス帝国皇太子コルネリウスと無事婚約したアンナは、文通やお忍びデートなどを重ねて順調に愛を育み、2年後婚姻の為に、祝福しながらも泣き崩れる姉を後ろ髪引かれる思いで祖国に置いて、アルディス帝国へと正式に迎えられ旅立って行きました。
ゲームの世界の主役に据えられた彼女だったけれど、悩んで、から回って、ぶつかって、諦めずに決めつけられた物と奮闘した結果、真に自由な自分らしい生き方と心からの愛を手に入れたのです。
卑屈な自分は何処かにきっと居るけれど、もうその心に負けて影に逃げる事は無いでしょう。負けそうになっても照らしてくれる光の様な人がずっと側に居てくれるのだから。
そうそう、これは余談となりますが、もう一人の光の存在フェアリーナは、愛する妹が遠くに行ってしまって絶望に近いほど塞ぎ込み、真実の愛も見つけられずに嘆く日々を送ります。
憔悴する姿に心が痛みますが心配はご無用! 彼女は国内外に広くその名が轟く程の美貌の持ち主。血筋も辿れば高貴とあれば当然放って置かれるはずもありません。
自国の第一〜第三王子はおろか他国の王子様まで! 更には今作ではアンナに振られてしまった彼らも再参戦しての大争奪戦が繰り広げられ、落ち込んでいる暇もないくらいドキドキキュンキュンの日々が彼女を待っているのですぅ。
けれども、そちらのお話はゲームの続編『ラブ・バースト2 赤と青の王子様』に譲るとしましてぇ、一先ずアンナを見守り続けたお話はこれでおしまいでぇす。
定められた道を踏み越え影からも抜け出して、自由に羽ばたいた彼女が手にした愛の行く末に心からの祝福を。
それでは皆さん、ご一緒に! めでたし、めでたぁしっ!
良い悪いは別としましてなんとか最後まで書くことができました。偏にお読みくださった方がいらしたからです。ありがとうございました。
感想くださった方、ブックマークして下さった方、評価してくださった方、本当にありがとうございます。
また、一瞬でもブックマーク汚してくださった方、間違ってページ開いちゃった方、一文字でも目に入れて下さった方、ありがとうございました。
こんなこと書いて恥ずかしいってずっと思っていて、もっと上手い人はいくらでもいるし書いて何になるの? と自分に問われて辞めかけた事もありましたが、連載を追いかけて下さった方がいらしたので何とか頑張ることができました。
全てにおいてそういう思考に邪魔されて中途半端で投げ出す事だらけだったので、自分にも最後までやり切るエンジンが付いていると分かって良かったです。
ほぼ初めて脳内から文章に起こして取り出す作業をしたので、文章とも言えないような文字の羅列になって稚拙でしかありませんが、ここまで読んでくださってありがとうございました。日々の支えでした。
なろうで書くにあたってルールもマナーも暗黙の了解もテンプレも何も分かっていなくて、うっかり色々見てしまって、これもあれもダメなんじゃ……と震える事もありましたし、数字の意味が分かってきて一喜一憂したこともありましたが、考えている間はとっても楽しかった!
懲りずにまたちょこちょこと書き始めているので、いつかまた目に止めて頂ける日があればいいなと思います。
お読みいただきありがとうございました!
最後に長々とお目汚し失礼致しました。




