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 レジーナ姉様とエレノアの話が終わったみたいで、2人して駆け寄ってきた。なぜか姉様の顔が複雑そうな表情だ。私の近くに来てそのまま私とエレノアを抱きしめた。突然のことに私は驚いた。エレノアはほわほわと笑っていた。


「ケイティ、浮気ではないのですが…私、エレノアのことも可愛いと思いますの。」

「レジーナったら面白いね。」

 ふふふとエレノアが笑っている。多分本気で言っているとはおもってないだろうなぁ。ゲームでは私が死んでいて、エレノアと出会って、エレノアが私と似ているところがあってだんだん仲良くなっていくという設定だものね。そりゃあエレノアがかわいく見えるわけだよ。


「私、女神の付き人やるね!レジーナと一緒にやるのとっても楽しそうだもの!」

「話し合いは私の家でやりましょう!迎えの馬車を用意するわ。」

「えぇ、その時はぜひ、ケイティの昔話を聞かせてね!」

「もちろんよ!たくさん聞かせてあげるわ!」

 ちょっと待ってね。どうしてそんなことになったんだ。2人で何を話せばそんなことになるんだ。


「かかわらないことも大事っすけど、放置すれば面倒なことになるんですよ。」

 ジークがそう言ってくるけど、貴方も流れに身を任せて後悔するタイプでしょ。何自分は少し違うみたいなアピールをしてくるのか。


「私たちは家に帰ってお兄様に報告しましょう。そうすれば明日、お兄様からオズウェル様にお話ししてくれるわ。」

 姉様から直接言うんじゃないのね。お兄様を使うなんて…まぁ、お兄様は頼られたら喜んでくれそうだけど。


「…じゃあ、帰りますよ。お子さんたち。もう働きすぎてくたくたなんで。」

 表情からは疲れてなさそうだけど、ジークはなぜか早く帰ろうとしている。遅くなると私も会いに行きづらいし、助かるけどね。


「それでは、また会うのを楽しみにしてますわ。」

「またね、エレノア!」

 手を振ると、エレノアは大きく手を振り返してくれた。エレノアに癒されたし、帰ってから兄様への報告と、ジークとの話し合いも頑張ろう。ジークとの話し合いが一番気合がいるものね。断られたら姉様を救えなくなるかもだし。狩猟祭については姉様を救ってからしっかり考えよう。

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