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思いつくままに……エッセイ集  作者: 冬忍 金銀花


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680/787

ep.680 「イキる」……粋がるの脱字であり、日本語のイキに達していない


2026年3月28日


●イキる、俺のPCでは「生きる・活きる」しか出ないんだが?


 弱い者を苛めて……イキるのかよ。この「イキる」だが、「生きる・活きる」とは違った意味の言葉だ。最近になって出て来た「出禁」と同じ造語である。


 イキるを漢字に直せば「粋る」と書くが、何の事はない「粋がる」の脱字だ、言葉を覚えていないダサい奴らの言葉として使われている。



●粋の意味とは……なに?


 純粋、 質がいい、あかぬけている……などの意味を持たされている。どう考えても悪口には使えない漢字なんだ。それを敢て使うのは、日本語としては逸脱した酷い誤用に他ならない。



●学問の神さま


 あの、菅原道真公がこんな乱れた日本語を聞いたら呆れて蟄居してしまいそう。いや、太宰府から逃げ出してしまうのかも知れない。


「俺は殺される~……逃げるは恥ではないぞ!!」


 菅原道真公の墓は……何処だ? 本当に太宰府が薨去の地なのか、卑弥呼と同様に菅原道真公の墓は、言い伝えだけの太宰府天満宮だとされてはいないのか?

 スイカズラの頭脳は、菅原道真公は殺される前に逃げ出していると考えるのは間違っているのかな。


 まだ五百文字だから追加をしておこうか。




●本当の意味で「日本の学言葉」は、菅原道真公によりなされた


 以前、日本語はどうして中国語とならなかったのか。と疑問に感じたと書いていた。覚えてはないだろうが、あんなに漢字と読みを輸入していたんだ、言葉だって輸入されていても不思議ではない。


 春の花は……奈良時代までは梅と橘だった。今は桜一色となったのは平安時代から。ではどうしてなのか? 理由は二つほどありまして、あの菅原道真公の一言が発端となったもの……である。


 後半へと続く。




 薨去……「こうきょ」と読み、(日本の)位の高い身分の人の死を言い表す。

 薨る……「みまかる」と読みます。我ら、俗人では「薨」の漢字は使えません、だから「身罷る」と書き改めて使うのだとか。目上の人に敬意を表して言う言葉であるからして、自分が死んでも身罷るとは言わない。


「スイカズラさまがとうとう身罷られました」

「違うだろう、何処かでのたれ死したんだよ」


 謙譲語として使う言葉だそうだが、身内の死に対して使うもの。すると? 上記の説明と違うのでなかろうか。何処かで意味をはき違えられたようだ。ネットの説明は何処かのネットから頂いたようなものだから、こうなったら判断は出来ない、己で考えて「自己判断」するしかなかろう。


 日本語の歴史は長いから、いつの間にか誤用が転じて辞典に掲載される。あたかも「粋る」のようにネットだけではなく、国語辞典にも掲載されるのだろう。


 スイカズラは「否」と言いたい。


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