卒業写真
卒業する前に撮影した集合写真には、とても苦い残念な思い出があったりします。
カメラのフラッシュが眩しいので、カメラの方を見ずに他所を見ていればあまり眩しくないのではないかと、集合写真の撮影時にかなり右の方を見ていました。
これがその当時、子どもなりに色々と考えて思いついた方法でしたが、中々残念な勘違いの解決策だったのですね。
その結果、私だけ目の位置が真ん中じゃない、物凄く残念な卒業アルバム用集合写真の完成となってしまいました。
確かに卒業アルバム用の集合写真の撮影に来たカメラマンである町の写真屋さんは、「顔が隠れないようにバランス良く並んでください」とか、「カメラのレンズを見ていてくださいね」とか、「フラッシュは眩しいですが絶対に眼をつむらないでくださいね」とか、注意事項を色々と話しながら撮影してくれました。
でもそれらが守られないと、その結果としてどのような集合写真になるかって話はされていないのです。
だから私以外のクラス全員の目が
( ● )( ● ) ( ● )( ● ) ( ● )( ● )
なのに、私だけ目が (● )(● ) で写っている・・・
生涯ずっと記録として残る卒業アルバムの集合写真なのですから、完成した卒業アルバムが配られたときには、「何処を見ていたの~?」って皆に笑われて、凄く恥ずかしい思いをましたよ・・・
事前に残念な事例として、目をつむるとこんな写真になる、カメラのレンズを見ていないとこんな写真になるって、実際に写した写真とかイラスト等を見せて説明してくれていたら、たぶんおバカな私でも理解できるし、その結果として恥ずかしい卒業アルバム用の集合写真になるって判っていれば、たぶんカメラのレンズを頑張って見ていたと思うのですよ。
逆に悪ノリをして、わざと余所見をしたり、わざと目をつむったりの、お調子者の残念な子が出て来る可能性は残りますが・・・
どのような方法で説明をしたら皆に正しく理解されるかを考える時、今でもこの卒業写真の苦い残念な思い出が、私の糧になっているような気がします。




