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フスマin異世界  作者: くりぼう
第二章
46/79

46 父と娘


朝8時20分、営業課の社員数名で定期的に行われている朝のミーティングの最中であり、俺は椅子に座り何度も腕時計を確認すると早く時間が進まないかと祈っていた。

このミーティングは自由参加の軽い情報共有程度の物で普段は参加しないのだが、最近は残業をしていない事と、やる気がないと思われるのもあまりよろしく無いと思い出来るだけ参加するようにしている。ただ、一つだけ係長が高確率で出席している事が悩ましい。


「紺野君、最近これ参加するようになったけど何で?」

山田係長が椅子の背もたれに背中を預け、面倒臭そうに尋ねてくる。


「は〜。強いて挙げるとすれば、情報は大事だからですかね?もう直ぐ臨床試験の結果なども上がってくると思いますので。」


「ふーん。そう?」

山田係長は興味がなさそうに視線を俺から外す、興味がないなら聞いてくるなよ!そう思うのだが俺は物凄く心優しいので言葉にするような事は決してしない。


「あ、じゃあこれ見てよ、これ。」

そう言葉を掛けてくるが、肝心の俺に見せる書類を手渡しては来ない、要するに近づいて来いと言う事なのだろう。俺は優しいのでちゃんと近づいてあげる。


「分かりました。」

返事と同時に椅子から立ち上がり、俺は係長の側へと近寄っていく。


「どれでしょうか?」

係長の目の前には幾つか書類が置かれており、どの書類の話をしているのかまるで見当がつかない。


「えーそこから僕が説明しないといけないの?驚くなー。皆もそう思わない?」

山田係長はニヤリと口角をあげると嫌らしい視線を俺へと向けてくる。


周囲の社員の皆はまた始まったかと自分が巻き込まれないように誰も止めに入らないし、俺に視線を合わせて来ない。ただ係長のご機嫌を伺うように「そうですね。」とだけ言うと微笑む、いつもの事である。ちなみに須藤はこれには殆ど参加しない。


更に俺が黙っていると、山田係長は徐に椅子から立ち上がり、いつも愛用中のマッサージ器具で俺の頭をパカパカと軽く叩き始める。


「あのさ〜こんな事言いたくないんだけど君のここには一体何が詰まっているのですかー?僕の言っている事理解出来てますかー?」


俺は物凄く優しいので汚い言葉が口からこぼれ落ちないように相手の為に頑張って噤んであげる。


「またこれだよ。いつものダンマリ。あのね?君は日本語も理解出来ないのかい?」

更にポカポカと俺の頭を叩き出す。それに対してやはり俺は物凄く優しいので殺してしまわないように必死で殺気が洩れそうになるのを抑えてあげる。ここでそんな大惨事を起こしてしまうと掃除のおばちゃんが泣いてしまうだろう。心の中で深呼吸をしてから、リノアの事を考える。


うん、可愛い。


思わず俺の口元が綻ぶ、その顔を見て何故か係長の顔がひきつった。


「え、何…君さ、叩かれるの好きなの?気持ちが悪いからもう戻っていいよ。」


そう俺は物凄く優しいので最後まで口を噤んで自分の会議室内での席へ着こうとするのだが…そこでまた係長から声が掛けられた。


「あーもうミーティング終わりだから君は先に課の方へ行っておいてくれない?」


「…………」


俺は物凄く優しいのでニコリと微笑んでからすぐに会議室を出て行ってあげる。消し墨にしてしまわないように。


〜〜〜〜〜


「はぁー。疲れた…もうあの十分間のミーティング出るの止めよう。犯罪者になりかねん。」

自分のデスクでそんな事を考えていると須藤が寄ってきた。朝から元気無さ気に椅子に背を預けてた俺を心配したのだろう。


「先輩どうしたんすか?」


「あー。早朝ミーティング…。」


「なるほど。」

須藤は苦笑いを浮かべる。


面白い事を思い出した俺はニヤニヤしながら口を開く。

「あ。そういやお前さ昨日指輪買ってあげたの?」


「えっ?先輩何で知ってんすか?」


「その反応はやっぱり買ってあげたのか。いやね、ベッド買いに行って偶然見かけたんだよ、二人でいる所。」


「本当に愚然なんすよね?ストーカーとかじゃ無いっすよね?」


「はぁ?俺がさゆりんのか?」

すると須藤は首を横に振り自分を指差し始めた。


「俺のっす。」


「アホ。」


須藤は笑いながら自分のデスクへと戻っていった。それから午後までは特に何事もなく時間は過ぎていき、ランチの時間がやって来る。


「おーい、須藤、ランチ行くか?俺今から外出るけどどうする?」


「あ。先輩、今月金欠なんすよ…。」


すると偶然さゆりんが女性社員数名と通りかかり驚いた顔をしたが、すぐに平静を装い皆と歩いてランチへと出かけて行った。


(何だろう今の?指輪買わせたせいだと思ったのかな?んー。)


「須藤今さゆりん驚いてたぞ?話聞かれたの不味かったんじゃ無い?」


「えっ?何がっすか?」


「いや、金欠の話。自分の指輪のせいとか思うんじゃね?」


「あーじゃ一応何かしらのフォローしとくっす。」


そんな感じで外に出るのは中止して、須藤と二人社内食堂で安めの定食を奢らせられた。理不尽。


〜〜〜〜〜〜



時刻は夕方18時43分、定時で仕事から帰って来た俺は暇そうなリノアとする事も無いので取り敢えず風呂に入りフスマの部屋(リビング)で小豆色のジャージ姿とパジャマ姿でダラダラとだらけまくっていた。


「パパ、ちょっとだけこのカップにお湯出してくれない?」


「別にいいけど、それなによ?」

俺はカップを覗き込んでジト目をリノアへと向けた。


中には黄色い粉が入っており、匂いからしてあれはコーンスープの素だ、間違いない。


「沸かしてこいよ。」


「パパが出した方が早いし、別にいいでしょう!?」


「まぁ〜それもそっか…。でもさ、俺が出したお湯飲むの気持ち悪く無いの?いや、自分で言うのもあれだけどさ…。」


「うーん。別に?」


「ふーん、じゃ入れるぞ。」


リノアはカップを俺の前に置くと漫画を読み始めた。


ジョロジョロ…。


「ほれ。」

俺は火傷しない様にカップの取手をリノアへと向ける。


「パパ、ありがとう。」

リノアはそれを受け取るとスプーンで混ぜながら満足そうに飲んでいた。


(俺も今度会社でカップ麺とか、インスタント味噌汁作ってみよう。)



そんな感じでダラけているとアンヌがやって来て来客を告げた。正直面倒臭いの一言に尽きる。リノアはもう漫画に飽きたのかそれに来客にも興味を示さず、今日俺が会社から持って帰って来た栄養ドリンクが書いてある趣味の悪いパズルに夢中である、これの何処に惹かれたのかさっぱり分からない…。


俺は客が誰だかわからないが、取り敢えずこの小豆色のジャージ姿では流石に失礼だと思い着替える旨を伝えると何故だか皆そろって問題ないと言い出した。


最初失礼だがそんな大した客じゃないのか?などと思っていたのだがどうやらそれも違うらしい、平民ではないと言う。


平民だからいいと言うわけではないが、それなりの人にはそれなりの対応をする、当たり前のことである。俺が疑問に思っていたのが顔に出ていたのか、直ぐにミアが教えてくれた。


どうやら、この小豆色が王家の色と言われる紫色に近い色だから問題ないそうだ、この小豆色のジャージ姿で、貴族を迎えても問題には恐らくならないだろうと言われた。


王家の色というのは王家に認められた上位の貴族しか見に纏う事ができない色らしいのだが、それを教えて貰った俺は微妙な顔で普段いつも着ている小豆色のジャージを眺めていた。


まぁ、それならばと俺は小豆色のジャージ姿で客人を迎える事にした。


取り敢えずアンヌには何かジュースとリノアが昨日買ってきたお菓子の中からチョコレートを持って来るよう伝えた所あからさまにリノアは眉尻を下げ嫌そうな顔をしていたが「今度結構高いアイスクリーム買ってやるぞ」と伝えた所あっさり了承してくれた。


そう、俺の中でのアイスクリームの王様、ハー◯ンダッツである。

あの存在の名を出されて跪かない存在など居ない!(キリッ


そんなこんなで準備をしているとすぐに見た事のある人物がバーレリア側の玄関先に訪れた。


「お久しぶりで御座います、コンノ様、いやコンノ公爵閣下。」


そう挨拶を終え俺に近づいてくるとマーロンはいきなり土下座の体勢に入った。


俺は全く意味が分からず只々それを見守る事しか出来なくなっていたが、頭の中は大混乱である。


「えっ?ちょっとどうしたの?これどういう事?」


俺は助けを求めるようにミアに視線を向けるが頷いてニコニコとしているだけだった。ミアがダメならアンヌと思い立ちアンヌを探すが、アンヌはチョコレートを摘んだ瞬間を見られ恥ずかしそうに俯いてしまった、アンヌさん、いつもそうやってこっそり食べていたんですか?


ただ、このままではラチが明かず、マーロンへと視線を戻すと状況を確認する事にした。


「取り敢えず立ちなよ?あとワケも話してくれないか?」


「いえ、公爵閣下にはこの度、私の命ばかりでは無く娘と孫娘まで救って頂きまして誠にありがとうございました。」


マーロンは一応説明はするものの、俺は全く意味がわからなかった、更には今までよりもより深く土下座をし始める始末である。そもそもマーロンの親族に俺は一切の心当たりがないのだが。


「あーそのさ…言い辛いんだけどさ…何か勘違いが無い?俺マーロンの娘や孫と知り合ってないと思うんだけど?その前に俺が公爵って知ってたの?」


「はい、コンノの御家名をお聞きした時にコンノ家縁の方とは思っておりました。正確に御当主様と把握したのは娘から聞いた時で御座います。それにコンノ様には初めてお会いした時からお恥ずかしい話ではありますが、下心を持って接触しておりました、そのことも含めまして、誠に申し訳ありませんでした。」


俺はマーロンが公爵だと気付いてた事に対して自然と視線が鋭くなったが、それは直ぐに解かれる事になる。


「うん、私が教えたのよ〜?」


「あぁ、ミアから聞いたのか?………へっ?ミアが?」


「もう、お父様もいい加減お立ちになってくださいな!アリヒトが混乱してるでしょ!」


「お父様?誰が誰の?」


俺の思考は完全に迷宮を彷徨い、あたふたとし始めている。ミアは視線をマーロンへと向けるとあからさまに呆れ顔を晒し強引にマーロンを立たせ始めた。


「しかし、リュノミア、公爵閣下を呼び捨てにするとはお前…」


「別にアリヒトはそのくらいじゃ怒んないわよ!それにリノアのパパだし?」


「・・・・・・・」


「閣下、大丈夫で御座いますか?」


俺はそんな二人のやり取りすらも頭に入らないほど大混乱中だった、アルが途中で心配しながら顔を覗き込んで来るが、それすらもどう返していいのか分からず、只々呆然としている事しかできず…。


「・・・・・・・」


「心中お察し致します。」


アルはもう無理だとすぐに判断を下すと諦めてまた俺の後ろへと控え静かに立っていた。


「閣下よろしいですか?私の言葉を心の中で復唱なさって落ち着いてください。」


そんな俺の元へとアンヌがやって来て何やら耳打ちをしてきた。


「リュノミア様はマーロン様の娘、リノア様は孫、はい閣下どうぞ。」


(ミアはマーロンの娘、リノアは孫。ミアはマーロンの娘、リノアは孫。ミアはマーロンの娘、リノアはまご……だと……。)


そして俺の思考はまたそのまま停止した。


「ちょっとアンヌ!アリヒトになに言ったのよ〜?」


「私はただ、リュノミア様がマーロン様の御息女で、リノア様はお孫様に当たると言うことをお伝えしただけでございますが…」


「はぁ〜っ、リノアの事もう言っちゃったの?それ。アリヒトの生命線だからねぇ〜?ショック過ぎてまた活動停止しちゃったじゃない!」

ミアは溜息を吐きながらアンヌを見た。


「ちょっと待て、リュノミア!ワシの孫だと何故公爵閣下がショックをお受けになるというのだ!」


「お父様、本気で仰られてるのであればお答えして差し上げますが!」


「ワシは本気だ、いってみろ!」


「ええ、それでしたら…いいですか、大体お父様はそんなにデブって、失礼致しました、恰幅がよく、おまけに結構厳ついお顔をなされてる御自覚はございませんの?」


「な、んだ、と、お前言っていい事と悪い事があるだろうが!」


「大体お父様が言えといったのではないですかぁ〜?」


「…はっ!閣下申し訳ございません!閣下!」


全く動かない俺に気づきアンヌが大慌てで揺さぶり始め、アルがそのフォローに回りミアとマーロンは親子喧嘩の真っ只中…。


俺活動停止中。


しかしたった一人リノアだけはミカンを食べながらそんな皆の様子を眺めていた。


「はぁ〜本当パパはしょうがないんだから!はいっ、しっかりしてよね!」

リノアは俺の口を強引に開くとそのままミカンを一房押し込んできた。


「パパは本当私がいないとダメね!今からお話するんでしょ?」


「あ、ああ、マーロン悪い、動揺しすぎてたよ…。」

俺活動再開。


「あ、い、いえ、此方こそみっともない姿をお見せ致しました。」


俺へと返答しながらもその視線はリノアへと注がれていた、他の皆も同様のようでその視線は一様にリノアへと注がれていた。


「「「さすがね!」です!」」


リノアは意図せず、一瞬にして皆の尊敬の眼差しを集めてしまい恥ずかしくなったのか俺の背中へと隠れて小さく呟いた。


「……もう、パパのせいだからね。」


そんなリノアへ俺は苦笑いしか返せなかった。


「あの公爵閣下、少し話をさせて頂いてもよろしいでしょうか?」


俺が頷くとマーロンは真剣な表情でこれまでの経緯を話し始めた。


前男爵は今の当主とは違い話の分かる人物だったそうでその人物が当主ならばとメイドという形で男爵家へとミアを奉公に出した事が始まりだったそうだ。


そこで現男爵家当主のヘンリー・フォン・オヘイリア当時男爵家子息だった彼がミアの事を気に入ってしまい、婚約者にと言って来たそうだが、当時15歳だったミアはそれを嫌だと突っぱね、また当時の当主も強引な婚姻等望まずに、ミアも屋敷を去る事により一旦はその話は流れたそうだ。


しかし、それから2年後、ヘンリーの父親が病に倒れ亡くなった事により状況は一変、強引にミアへと婚姻を迫り断れば商会は潰すと脅して来たそうだ、最初はそれでも良いと考えたマーロンだったが、従業員の事もあり、従業員全てを路頭に迷わせるわけにもいかず下手をすれば難癖を付けられて路頭に迷うだけでは済まないかもしれないと悩んでいる時にミアが自分自身で決断を下し婚姻の話を受けたそうだ。


それからリノアが生まれ零民認定を受けた事を知らされて直ぐに金貨の援助を申し出たが、それをミアが良しとはしなかったそうだ、男爵が中流階級の商人を食い物にしている事を知っていたミアが自分の実家を同じ目に合わせるわけには行かず、またそうなってしまうと結婚をした意味そのものがなくなってしまうとマーロンを説得し、男爵に付け入る隙を与えない為にもリノアへの関心がないように接して欲しいと頭を下げて来たらしい。最初断っていたマーロンであったが、結婚した意味がないと言われれば自分を犠牲にして商会を守ってくれたミアへ否とは言えずそれを受け入れて今までリノアへの接触は出来るだけ避けて来たそうだ、だが万が一の事を考えて、いつでも商会を潰してリノアを助ける準備はしていたそうだ。従業員へは退職金を与え、場合に寄っては退職金ではなく仕事の斡旋も考えていたという事だった。


マーロンはその話をしている間、所々で下唇を噛むような仕草をしていた、又そんな父親の姿をミアも悲痛な面持ちで見つめていた。


俺はそんな姿を見ながらミアもリノアも勿論マーロンもこの三人が幸せになれるような環境を作らないといけないと改めて思っていた。


「なーマーロン極力リノアと接触は避けていたって言ってたけど何かあれば接触してたの?」


「あ、はい、実は行商人をこの森へと手配し、生活用品はなるべく安く渡しておりました、無料だと怪しまれる可能性も有りましたので、ですが…。」


ここに行商人が来るのはおかしいとは思っていたんだが、そう言った理由だったのかと俺が内心納得しているとマーロンは苦虫を噛み潰したような顔をしていた。


「ん?なにかあった?」


「いえ、その行商人が今回リノアの居場所を男爵に伝えてしまいまして、信じていたのですが…。」


「まぁ、色々な人間が居るんだからいちいち気にしても仕方がないよ。マーロンは出来る事をちゃんとやってたんじゃない?」


「…公爵閣下、ありがとうございます、しかし私はまだ公爵閣下に謝罪しなければならない事があります。」


「え?俺は別にマーロンに何もされてないぞ?」


俺の言葉を聞き、マーロンは静かに首を横に振ると、真剣な表情をして続きを語り始めた。


「まず、閣下に出会った時の事でございます、先程も申し上げた通り私はコンノ家の…公爵家の方だと気づいておりました。まさか御当主様とは娘に聞くまで考えもしませんでしたが…公爵様のお人柄に触れ、もしかすると私の力に…男爵家ともし事を構えることになった場合後ろ盾とは言わずとも何かお力をお貸し頂けるかもしれないとそんな卑しい考えを持ちながら近づいておりました。それに砂糖の事もそうです、取引をしようとしている裏では公爵様には申し訳ないと思いながらも商会自体を畳もうとしておりました、商人として私は失格でございます、本当に申し訳ございませんでした。」


また土下座をしようとするマーロンを無理矢理に起こすと、頭を掻きながら少しだけ面倒臭そうに口を開いた。


「んー悪い、何処が問題があるのか俺にはよくわかんない。」


俺の発言を受け全員がきょとんとした顔で見つめる中、ミアは可笑しそうに笑っていた。


「うんうん、アリヒトはそうよねぇ?」


「え、公爵様、私はその…悪く言えば利用しようとしたのですよ?」


「え?利用とは違うんじゃない?男爵より権力がありそうな人と知り合っちゃったから助けて貰っちゃおうって事だよね?砂糖の事は商人の矜恃とかなんかそんな話でしょ?まぁーあんまり深く考えないで良いよ、俺そもそも商人じゃないからね、その辺りはよく分かんないよ。」


マーロンは俺の話を聞き終わると瞳に涙を浮かべながら何度もお礼を言っていた。


俺はそんな場面にも関わらず、本当になんでこんなシリアスなシーンで小豆ジャージなんか着てしまっているんだろうと内心恥ずかしさで一杯だった。

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