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紫式部日記 舞夢訳  作者: 舞夢
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まして人の中にまじりては、言はまほしきこともはべれど、

まして人の中にまじりては、言はまほしきこともはべれど、いでやと思ほえ、心得まじき人には、言ひて益なかるべし。ものもどきうちし、われはと思へる人の前にては、うるさければもの言ふことももの憂くはべり。ことにいとしも、もののかたがた得たる人はかたし。ただ、わが心の立てつるすぢをとらへて、人をばなきになすなめり。


まして(宮仕えをするようになり)、多数の女房の一人としているのですから、言いたいこともありますが、「まあ、言わないでおきましょう」と思いますし、言ったところで理解しそうにもない人に言ったとしても、(苦労するばかりで)何の得もありません。他人の悪口ばかり言い、威張っているタイプの人には、面倒ですので何を話すのも嫌になります。やはり、そんな威張り屋さんたちなのですが、万事に優秀な人など、滅多にはいないのです。ただ、自分勝手な気持ちのままに、他人をけなしているだけなのです。


これは、現代でも同じ。

文句を言うことによって、「自分が偉い」と思い込むタイプの人がいる。

そんな人が、同僚の中にいると、仕事は実にやりにくい。

「口を動かす前に、手を動かして欲しい」と思うけれど、言えば文句が数倍になって帰って来るので、やがて誰も何も言わなくなる。

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