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理想郷  作者: Zero_One
二章
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魔法修練

最近忙しく帰宅→夕食→風呂→就寝→起床→出勤→帰宅が続いており、投稿期間が結構空いてしまい申訳ありませんでした。暫く多忙続きですので次回もまだ未定です。

 殻虫(かくちゅう)は硬く、俺程度の物理ダメージは苦も無く弾く。

 ピーちゃんに魔法も使えと云われたので、新たに使えるようになった中級魔法を使って討伐を試みる。


 まず試すものは火毒魔法(ファベイム)。中級魔法はそれなりの強さがあるのだが、俺はステータス制限があるので効果はそれ程ではない筈だ。だから毒の付いたものを選ぶ。


 火毒魔法(ファベイム)を使用すると殻虫は体を殻の中に仕舞い、完全な防御態勢を取った。

 頑強な殻は魔法を(ことごと)く防ぎ与えたダメージは皆無だった。

 無防備に見える殻虫だが今の俺にはそれをどうにか出来る力は無い為、ただ見過ごす事となる。


 殻虫の攻撃は風時間魔法(ヘイスト)風空間魔法(ショートワープ)を使う事で難なく(かわ)せる。

 (しば)しの膠着(こうちゃく)状態の間、新たに使う魔法を思案する。


 火風魔法(フレウィン)を使っても同じ手で防御されてしまうのでこれは無しだ。

 火空間魔法(フィル・フレイム)毒空間魔法(フィル・バイオ)は空間に効果エリアを作れるとあるが、これは地面からも効果が出ると言う事だろうか。一度使えば分かるだろう。


 と言う事で殻虫の居る地点へ火空間魔法(フィル・フレイム)を使用する。

 殻虫はと云うとお馴染みの防御姿勢を繰り返す。

 しかし足元が熱かったせいか、すぐさまその場を移動し防御態勢に戻る。

 このままでは埒が明かないが、少し思いついたので次は連続して魔法を使う事にした。


 毒空間魔法(フィル・バイオ)を殻虫の居る所へ使用。

 しかし殻虫は先程と違い移動しない。

 効いている事を前提に予定する魔法の前に先程の火空間魔法(フィル・フレイム)を同じ場所に使用する。

 するとまた脚を出し移動しようとした為、脚の出ている部分に毒時間魔法(クイックポイズン)の仕様を試みる。


 すると殻虫の行動が変わった。

 毒が効いているのだろう、やられる前に俺を倒そうとすべく真っすぐに俺に攻撃を仕掛けて来る。

 しかし俺は逃げる。追いかけられてもただ逃げ回る。

 それを繰り返していると殻虫は力尽きた。


 今回分かったと事は殻虫は持続的に直接ダメージが入るものは移動をして避けるが、毒に関しては自分が危険になるまでは防御しているという点だ。

 しかし近接攻撃に比べると恐ろしく楽に倒せる。MPポーションで回復してやればいいだけだ。

 炎・毒・時間・空間の四つも上げる事が出来る為毒空間魔法(フィル・バイオ)火空間魔法(フィル・フレイム)毒時間魔法(クイックポイズン)➡逃げ回るで暫く殻虫を倒す。


 魔法に慣れてきた頃、最後突っ込んでくる殻虫に火風魔法(フレウィン)を放ちその後に風空間魔法(ショートワープ)で逃げる。また突っ込んでくるので再度火風魔法(フレウィン)を使用するとそこで殻虫が力尽きた。


 風空間魔法(ショートワープ)による移動時間短縮で、攻撃の為の時間が稼げる為色々と試してみた。


 すると火毒魔法(ファベイム)風毒魔法(トキシンエア)毒空間魔法(フィル・バイオ)の三つの毒効果は重複を分かったが毒魔法(ベノム)は上書きも重複もされないと言う事だった。




 時が経つのも忘れ魔法で殻虫を倒していると、夕方になった様でピーちゃんが散策から帰って来た。

 今日の成果をピーちゃんに見せた。


「手っ取り早くて良いんだけど、結局近接攻撃使ってないじゃない。」


 と駄目だしされてしまった。俺も魔法で倒す楽しさに心奪われ、近接攻撃なんてすっかり忘れてしまっていた。

 彼女に近接攻撃を織り交ぜる方が良いかと尋ねると、人それぞれ戦い方のスタイルがあるから一概に何が良いとは言い切れない、だから自分のスタイルを見付ける方が良いと云われた。


 正直なところ俺自身物理攻撃はあまり向いていない気がする。だからと云って全く修練をしなければ、今後肉薄された場合に対処が出来なくなる。魔法を主軸に近接を補助とし修練をすると一先ず決めた。






 まだまだ使い慣れない攻撃魔法に慣れるべく、ただ只管(ひたすら)数を(こな)していく。

 今までの三種のモンスター相手に色々試し魔法のレベルを上げて行き魔法発動の無駄を削いでいく。

 夜は寝ていたが陽の差している間は修練に明け暮れた。








 今日がもう何日目だろうか。いや(しっか)りと覚えている俺はまだ呆けていない。

 初日のゴブリンから数えて今日で九日目だ。


 その間のピーちゃんの行動は暇すぎてレッド・ベールへ行き、屋台で何かを買ってきて俺の傍に瞬間移動して驚かせたりしていた。毎度彼女の手には屋台で買ったであろう美味しそうな食べ物が沢山握られていた。


 しかし今彼女はここに居ない。街道を走ってくると云って出かけて行ったからだ。

 なぜ彼女は走って行ったかと云うと…。

 食べて寝転がってまた食べてを繰り返していたに係わらずVRゲームなので太る事は無いのだが、俺がちょっと太ったかと冗談を言った直後彼女は走ってくると云って飛び出していったのだ。


 太る筈無いだろうと謝るつもりだが、後で何されるか怖いから一旦その事は忘れておこう。



 今回の修練で結構スキルや魔法が上がった。

 特に毒魔法の成長が(いちじる)しい。


<パッシブ・スキル>

 羅刹15・韋駄天32・MP消費減少38・MP回復力上昇39・両手上昇5

<アクティブ・スキル>

 乱打6

<魔法>

 風25・時間21・空間19・火9・毒20


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