表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
理想郷  作者: Zero_One
一章
27/35

ポルクスと畑と

短めです。

 羅刹のレベルを上げたい事もあったので、レッド・ベールまで走りながら帰る事にした。

 所持スキル一覧を見ると、韋駄天が消えずに表示されているので、韋駄天に羅刹効果が重複するのかもしれない。

 あまりに早すぎてゴーグルが欲しいと思ってしまった。脱着のしやすいゴーグルを作ってくれる人が居ないかピーちゃんに会ったら聞いてみよう。



 スタミナも上がった為、スタミナポーションを使う間隔も結構ゆっくりになって来た。

 正直なところ持久力とスタミナ回復速度とMP減少とMP回復速度が上手くかみ合いだしてきた。

 ポーションを偶に使えばずっと走っていられる状態になった。

 しかし全速力で走る場合はまだまだスタミナもMPも足らない。

 全速力で走ってみたが、目が痛い。風で涙目になってしまい、本当にゴーグルが欲しかった。



 結局朝出発して夕方に到着した。前回に比べて滅茶苦茶時間短縮している。

 スキルと魔法も上がった。


 羅刹1➡6・韋駄天22➡25・MP消費減少13➡16・MP回復力上昇15➡19

 風16➡18・時間13➡14・空間10➡14


 時間より空間が上がっているのは、ヘイストだと目が…。なのでショートワープをメインに使っていたからだ。

 速く走る為に(わざ)と遠回りをし、町の外周を走って我が家に到着した。



 玄関を開けただいまーー!と入ったがピーちゃんは居なかった。

 ポルクスに尋ねると、昨日出掛けてからまだ戻ってないと云う。


 ポルクスは畑を耕しており、もう種が植えれるくらいにまで仕上げていた。


「何か植えられるのでしたらお申し付けください。買いに行ってまいります。」


 そういうが何があるのか分からないので、俺も明日買いに行くときに付いて行くと伝えた。






 翌朝食事を終え戻ってくると、ポルクスが玄関で待っていた。


「キャビルソン様、ご用意が出来ましたら参りましょう。」


 そして俺がキャビルソンだったことを思い出す。

 呼ばれ慣れていないと一瞬誰の事かと思ってしまうので、ウィンスと呼ぶ様にと伝えたが結局ウィンス様となった。やはり様は外れないらしい。


(わたくし)は護衛も兼ねておりますので何か御座いますれば、(わたくし)を盾にお下がり下さいませ。ではウィンス様、参りましょう。」



 野菜種・花種・苗を専門に販売している庭楽園(ていがくえん)と云う店に来た。

 来てみて知ったのだが、ここはプレイヤーが経営している店だった。



「いらっしゃーい。おっプレイヤーさんか。うちは初めて…だよね。」


 初めてだと云う事、呼び名は気軽にウィンスで良いと言う事、最近畑を手に入れた事を伝えた。


「基本的に食べられるものを作る人が多いけど、観葉植物や花を育てる人もいるよ。でも畑が手に入ったなら野菜だね。出来た野菜はスキルがあるなら自分で料理しても良いし、買い取りに持って行くもよし持ち込み料理も良し。」


「料理なら多少(わたくし)が出来ます。」


 余った分は売ったりしながら、種や他の資金に回す事も出来る様だ。


 季節的な物は関係なく、単純に大まかな気候で偶に作れないものがあるくらいだと云う。

 なので俺はジャガイモとトマトを世話してもらう事にした。

 それと少しの花の種を買った。種類に関してはポルクスに一任。部屋や玄関を飾って貰う事にした。




 そして数日はポルクスのやっている事を、見よう見真似でやってみたりして過ごした。

 お陰で呼び方こそウィンス様だが結構打ち解ける事が出来、楽しい日々を過ごしていた。

 しかし何か忘れている様な気がする…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ