↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男女比1:4のジェンダーレス  作者: エカルラトラ
3/16

診察してそれから

 朝、目が覚めてしばらくしたら朝食が運ばれてきた。

 メニューは、バターロールとケチャップの掛かったオムレツとサラダとコーンスープだ。

 サラダにはマヨネーズの小袋がついている。


 昨日の夕食は、ご飯にサケの塩焼き、きゅうりの酢の物、お味噌汁、海苔と醤油、だった。


 洋食と和食、食べるものに問題はなさそうだ。

 異世界転生物だと米、味噌、醤油で苦労するのが定番だからな。


 ・・・ごちそうさまでした。ここの病院食はまあまあいける味だった。

 ご飯を食べたら、歯磨きと洗顔をする。

 鏡を見たらフツメンが映っていた。

 ここはイケメンになっているのがお約束だろうと思いたい。

 まあ不細工でないだけましか。

 自分で見る限り、中の上といったところだな。

 あまり目立たず、一般に埋もれて無難に生きていけたらいいな。

 しかし、看護師さんも女医さんも母さんもみんな美人だったし、ひょっとしたらこの世界の顔面偏差値って高いんじゃないだろうか。

 そうすると、俺は中の下、下手をすると下の上レベルだったりして。

 そして彼女なんてできずにさみしい学校生活を送ることに…

 あー段々と不安になってきた。


 悶々としていると、回診の時間で安室先生と看護師さんがやってきた。

 昨日とは違う人だ。

 響さんも美人だったけど、この看護師さんもすごい美人だ。

 そして、巨乳だ。


 「本日の担当看護師の立花 カオルです。よろしくね。」


 「おはよう、純君、朝からピンピンしてるかな」


 先生テンション高いな、しかし言い回しが微妙に変だな。

 女医さんなのに言ってることがオヤジ臭い。


 「じゃあ、カテーテルを外して診察室まで行きましょうか」


 「先生、カテーテルって何ですか?」


 「導尿カテーテルって言って、チューブの先を膀胱まで入れて尿がたまらないように抜くものさ」


 うん知ってた。前世でお世話になったことがある。

 トイレに行かなくてもいいから楽なんだけど、抜くとき痛いし、あとしばらく沁みるんだよな。


 「それじゃあ抜くよ~、痛くないように慎重に抜くけど、痛かったらゴメンね~」


 前世の時は[チュポン]って感じだったけど、ちょっとゆっくりすぎないか?

 それに俺のナニを軽く握ってる手も微妙にニギニギしてやいないか?

 マズイマズイ、このままじゃあ、おっきくなる。

 ええぃ、色即是空、空即是色、煩悩よ去れっ!


 「よしよし、元気で何よりだ。じゃあ診察室へいこうか」

 

 いや、この先生も大概だな、美人な先生にニギニギされたらナニが元気になるの当たり前だろう、まったく。


 「先生、こんな状態だと歩けませんよ、収まるまで少し待ってください」



 *****



 その後、廊下を歩いて診察室までやってきた。

 途中で、足の屈伸や、目を閉じて片足立ちなどをさせられた。

 廊下でさせるなよそんなこと。


 診察室にはすでに母さんが待っていた。保護者として立ち会うらしい。

 そして先生からいろいろと質問された。

 病院へ来る前のこと、家族構成、ご近所さんのこと、最近のニュースなどだ。

 

 よくは判らないけど、溺れて病院へ運ばれたのだろうということ。

 家族は母親がいることは知っているが、それ以外はわからないで通した。

 受け答えするにつれ先生と看護師さんは険しい顔になっていくし、母さんは泣き出してしまった。

 いったいどうしたらいいんだ。


 結局、俺は目覚める前の話を切り出したのだった。


 「先生、実は今の俺は前世の人格で 中田 順二っていうんです。」


 そして、交通事故で死んで、上田 純と話をして、俺が生き返ったまでのことを話した。

 それを聞いた先生は真剣な顔で、こう言ったのだった。

 

 「純君、それは昏睡状態にあった君の脳が見た、いわば夢のようなもの、自分で作った設定だと思うよ」


 結局、先生は、脳に受けたダメージによる記憶喪失と診断した。

 記憶は一部戻るかもしれないが、望みは薄いだろうとのことだった。

 そりゃそうだろう、知らないことは思い出せるはずはないからな。

 やはり前世の話はするべきじゃあなかった様だ、今後この話はしない方針でいこう。

 

 「それで退院はいつ頃になるんですか?」


 「そうだな、あと血液検査と精液検査の検体をとったら、明日もう一度問診をして問題なければ退院でいいよ」


 思ったより早く退院できそうって・・・え?精液検査って何?


 「後は、1週間後に検体の検査結果を聞きに来なさい。

 立花君、純君の検体採取をしたら検査科へ送っておくように」


「じゃあ、また明日来るからね。純ちゃん」


 母さんは暗い顔して帰っていったけど、精液検査ってことになにか言うことないのかよ。


 「それじゃあ、純さん行きましょう」


 看護師さん、ニヤニヤしている。何かいいこと有ったのか、それともこれから有るのか?


 「看護師さん嬉しそうですけど何かいいことあったんですか?」


 「いえいえ別に何でもないですよ。それより私のことは立花、いえカオルと呼んでくださいませんか」


 「じゃあ、立花さんで」


 「チッ」


 おおぅ今 舌打ちしたよこの人、大丈夫かな。

 しばらく歩くと検査室に到着した。

 検査室に人がいたが女の人ばかりでみんな美人だ。しかも揃って巨乳だ。

 いいなここ、やっぱりもう2~3日入院していたい。


 「じゃあ、純さん袖を捲って腕を台に乗せて」


 腕を捲っていると皆さん顔を赤くしながらもこっちを見ている。

 見られながら採血されるってのも変な感じだね。


 「採血終わりましたから、次にこちらの部屋へ入ってください」


 「えっ」「その部屋は…」


 立花さんが部屋の戸を開いたら検査室の皆さんがざわついている。

 部屋へ入ってみると椅子と本棚とガラス製の容器がいくつか乗った棚があった。

 本棚にはには何冊は本があったので手に取ってみてみる。

 =優しい採精の仕方=なんだこれ。ああ棚の上の容器の使い方ね。

 他には…グラビアか、きれいなお姉ちゃんのヌードか胸ないじゃん。貧乳だね。

 次のはお嬢ちゃんか、ツルペタじゃないか、幼いよーこれ犯罪じゃね?

 その次は、おおぅ熟女か、こっちのページは老女じゃないか、誰が使うんだよ。

 そして、イケメン兄ちゃん、ショタ、ムキムキマッチョ、ムキムキ爺さん、のヌード。

 全部の本に販売元と定価の表示がある、つまり市販品だ。だれが買うんだよ。

 そういえばボンキュボンのお姉ちゃんのが無いじゃないか。どうしてだよ。


 驚いているうちに立花さんが入ってきた。


 「純さん、容器の使い方わかりますか」と聞きながら、ドアのカギを掛けている。


 「わかりませんので教えていただけますか」


 「いいですよ、おてつだいしますね。」と言いながら俺の後ろへまわると胸を押し当てながら、腕を前にまわしてきた。


 *****


 結局、容器3個も搾精され、疲れた俺は部屋へ戻って寝たのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。